スウェーデンの寿司屋はどうしても「単なる寿司屋」にはしたくないらしい
スウェーデンの首都・ストックホルムには、多数の和食レストランがある。その多くが寿司屋として展開しており、スウェーデンの新鮮な魚介類が寿司ネタとして客に振舞われる。しかし、いくつかスウェーデンの寿司屋をチェックしていくうちに、ひとつの共通ポイントを発見することができた。
どの寿司屋も寿司だけでは飽き足らず、タイ料理や中華料理の店も兼ねているのである。つまり、「寿司」と書いてある看板の横に「Thai」と書いてあったり、「中華」と書いてあるのである。寿司屋でトムヤムクンが出たり、餃子が出たりするわけだ。「寿司 Thai」の店員はタイ人とスウェーデン人、「寿司 中華」の店員は中国人が店員をしているようだ。
スウェーデンを含む北欧に詳しいライターX氏にお話をうかがったところ、「寿司とタイ料理の材料がかぶるからだよ。それと寿司は鮮度がしっかりしていれば簡単に作れるし、寿司ネタを解凍してシャリに乗せるだけっていう店も多いしね」とのこと。なるほど、それならば確かにタイ料理屋をやりながら寿司屋もできる。いやしかし、それを言ったらフランス料理をやりながら寿司屋もできるじゃないか!
同氏によると、「フランス料理やドイツ料理、イギリス料理に関する格式はスウェーデン人は知ってますからね。でもタイ料理や和食に関してはアジア料理としてひとくくりにしている部分があります。中華料理もそうです」とのこと。日本人からすれば寿司とタイ料理は絶対に違うものだと確信を持って言えるが、外国人からすればそのあたりのこだわりはないようである。
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