沖縄県南城市の「のびるっこ保育園」の園児が、老人ホーム「なんじょう苑」の入居者にエイサーを披露。世代を超えて交流

沖縄県南城市で住宅型有料老人ホーム「なんじょう苑」をはじめ複合介護サービスを展開している日南(以下、なんじょう苑グループ)は、9月30日(水)、南城市の「のびるっこ保育園」の園児を迎え、世代間交流会「ミニお遊戯会」を開催した。この交流は2023年から約3年続いている。当初は入居者を見て泣いてしまう園児もいたが、現在は「おじいちゃん、おばあちゃんに会いに行く日」として、園児の日常の一部になっている。
園児16名がエイサーを披露
「ミニお遊戯会」は、9月30日(水)の13:30~14:30に、「デイサービス 有料老人ホーム なんじょう苑」で開催。のびるっこ保育園の園児16名と入居者15名が参加した。内容は、園児によるエイサー(歌・ダンス・太鼓)の発表と、玉入れを通じた入居者との交流だ。

園児たちは、保育園の運動会で練習してきたエイサーを、歌とダンスと太鼓で披露した。入居者は手拍子をしながら笑顔で見守り、披露が終わると大きな拍手が起こった。
発表のあとは、運動会で行った玉入れを一緒に楽しんだ。おじいちゃんおばあちゃんと一緒にチームになり、白熱した試合となった。勝敗が決まった時に喜び合う姿は、世代を超えて同じ気持ちを分かち合える素晴らしさを感じさせた。参加した入居者からは、「元気がもらえた」「また会えるように長生きします」という声が上がった。
スタッフの家族の縁から始まった交流
この交流は、なんじょう苑グループのスタッフの家族が、のびるっこ保育園に勤務していた縁から2023年に始まった。保育園にとっては、園児が習得した歌やダンスを家族以外の地域の人に披露する「発表の場」となっている。なんじょう苑グループにとっては、入居者が子どもたちと触れ合うことで表情が明るくなり、意欲が高まるなど、日々のケアの活性化にもつながっている。
保育園と老人ホームが顔なじみに
なんじょう苑グループは、保育園と老人ホームが同じ地域で顔なじみの関係を続けることには、次のような意味があると考えている。
子どもたちは高齢者と自然に関わる経験を日常で重ねられる。なんじょう苑の入居者は子どもたちを迎えることで、表情が明るくなり、意欲につながる。保育園と介護事業所が顔の見える関係を築くことで、地域社会にも貢献できる。
なんじょう苑グループは、「介護を誇れる仕事にする」というビジョンのもと、介護事業所が地域の人とつながる場であり続けるため、この取り組みを今後も継続する意向だ。
介護が地域の人と自然につながるように
のびるっこ保育園のスタッフは、次のようにコメントしている。
「3歳児の頃は、おじいちゃん・おばあちゃんを見るとびっくりしたり、泣いてしまう子どもたちの姿もありました。でも、交流を重ねて5歳児になった今、おじいちゃん・おばあちゃんのところへ遊びに行くことが子どもたちの日常の一部になり、構えることなく自然に楽しんで交流できるようになったことは、とても大きな変化だと思います。核家族化が進み、おじいちゃんおばあちゃんと関わることが少なくなってきているので、こういう機会はとてもありがたいです」
また、なんじょう苑グループ代表取締役社長の新垣憲良氏は、次のようにコメントしている。
「2023年に小さなご縁から始まった交流が、園の子どもたちにとって当たり前の日常になっていることを、嬉しく思います。子どもたちが来てくれる日、入居者の表情は本当に明るくなります。『介護を誇れる仕事にする』という私たちのビジョンは、介護が地域の人と自然につながってこそ形になると考えており、この交流を今後も大切に続けていきます」
なんじょう苑グループとのびるっこ保育園の世代を超えた温かな交流の取り組みに、今後も注目だ。
なんじょう苑グループHP:https://nanjyoen.com
のびるっこ保育園HP:https://www.nobirukkohoikuen.okinawa
(熊田明日良)
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