専門店で靴選びを見直したら足の痛みが解消。歩くのが楽しくて、朝のウォーキングも再開できた話
sato
湘南地域で夫と息子と暮らすフリーライター。海辺の町に馴染む日常着から、気分を上げてくれるお出かけ着まで、シーンに応じて使い分けています。家と近所で過ごす日は、機能的なアウトドアウェアや無印良品が多め。都心への外出や友人との予定がある日は、作り手の想いが伝わるお気に入りの1着でおしゃれを楽しみます。
ここ半年くらい、怪我をしたわけではないのに歩いていると足が痛くなることがあり、悩んでいました。
履いているシューズによっても調子が違うことから、「靴選びに原因があるのかも……」と見直すなかでたどり着いたのが、ノータス(Notace)の「yama T1」です。
足の指が使えていなかったのが原因だった
きっかけは、近所のシューフィッターさんがいる靴屋さんで相談したことでした。サイズ自体は問題なかったのですが、指摘されたのは「親指と薬指が内側に入ってしまっている」ということ。足指がうまく動かせず、使えていないことが痛みの要因だとわかりました。
足指を動かす大切さを知り、改善策を探すなかで浮上したのが「ベアフットシューズ」です。
ベアフットシューズは、極薄のソールやかかととつま先の高低差がないゼロドロップなど、裸足に近い感覚で履けるよう設計された靴のこと。15年ほど前にちょっとしたブームになりましたが、ここ数年再び注目されるようになっています。
ノータス(Natace) 「yama T1 ウィメンズ」 25,300円(税込)
さっそく専門店へ足を運び、足の状態や使用シーン(よく歩く日、旅行、軽いハイキング)を伝えたところ、おすすめされたのがノータスのyama T1でした。
ノータスはベアフットほど薄すぎず、従来のシューズのように厚すぎない、適度なクッション性と足の自然な動きを引き出す設計でオリジナリティの高いシューズを提案しています。
合わせるソックスは指が独立して動く5本指タイプが良いとのことで、こちらも一緒に購入。
ちなみにノータスはアメリカのブランドですが、創業時に日本の文化や哲学、デザインに影響を受けたそうで、「yama」「michi」「koto」といった日本らしい名前が付けられています。
ベアフッドの良さ+快適性
まず見てほしいのがつま先の形。
ベアフッドシューズの特長でもあるのですが、足指が自然に広がるように、かなり幅広に作られています。
そしてもうひとつの特長がゼロドロップ構造。
一般的なシューズはつま先とかかとの高低差(ドロップ)が4〜10mm程度に設計されていますが、0mmとフラットに設計され、裸足で地面に立ったときと同じ自然な姿勢へと導いてくれます。
「ベアフット」と聞くと極薄のソールをイメージしますが、15.5mmと絶妙な厚さ。
さらにミッドソールには次世代eTPU素材を使用し、地面からの刺激は伝えつつ強い衝撃は抑える設計になっています。
重量は215gと軽量で、手で簡単に丸められるほど柔軟。
2重メッシュアッパーは、通気性と強度を両立していて長時間歩いても快適。
他のベアフッドシューズ同様に足指で地面を踏み締める感覚は養いつつ、柔軟性や快適性など初めての人にも履きやすい設計です。
味わったことのない不思議な感覚
普段履いているシューズのサイズは24cmですが、選んでもらったサイズは25.5cm。
つま先にゆとりをもたせるために、足長+1.3cm前後が目安なのだそう。
かかとを合わせて、紐をつま先からキュキュッと締めていくことで、甲部分は適度にフィットしてつま先は動く状態にします。
最初に店内を歩いたときは、指が解放された不思議な履き心地が新鮮かつ気持ちよく、またベアフッドシューズに抱いていた「足が痛そう」「歩きにくそう」といったイメージはいい意味で覆されました。
使いはじめた頃はふくらはぎが若干筋肉痛のようになりましたが、これが足を使っているということかと逆に感動。
山道を歩けば、適度な厚みのソールのおかげで土の感触や石などの凹凸を足裏で感じ、景色だけじゃなく、単純に「歩く」ことが楽しくなります。
まさかのスタメン
旅行やお出かけなど、たくさん歩く日やハイキング用と思って購入しましたが、想像以上の履き心地の良さで、今やふだん履きシューズに仲間入り。
これまで自転車で行っていたスーパーへの買い出しなども、歩いていく日が増えました。

薄底スニーカーが流行していることもあり、ふだんのコーディネートに合わせても違和感なし。
履くようになって1カ月ほど経ちましたが、足が痛くなることもありません。
億劫でいつのまにか中断していた朝のウォーキングも再開できました。
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