「摂津エリア」で工場見学&ワークショップ!神戸グルメや日本酒、工芸品などを学ぼう

兵庫県内の各地で提供されるSDGs体験プログラム「ひょうごフィールドパビリオン」は、“学びの秋”におすすめな、知的好奇心をくすぐる工場見学・産業ツーリズムを堪能できるプログラムを数多く用意している。
なかでも、港町「神戸」や大都市の発展と共に栄えてきた「阪神間」を含む「摂津エリア」は、古くから日本酒や靴などの地場産業が発達してきたため、工場見学にぴったりなスポットがたくさん。今回は、「摂津エリアの工場見学」に関連するプログラムを紹介する。
かまぼこ・ちくわを作る

カネテツデリカフーズは、神戸市の「てっちゃん工房」にて、通年(不定休)で、かまぼこ・ちくわを作るプログラムを実施。料金は、2品目作成プログラムで1人1,600円だ。
同プログラムでは、海の恵みに恵まれた兵庫・神戸の歴史や魚の栄養について学びながら、手作り体験を通じて職人の技と味わいに触れることができる。
老舗「イスズベーカリー」でパン作り体験と工場見学

神戸観光局は、イスズベーカリー本社にて、年に2回程度、パン作り体験と工場見学ができるプログラムを実施。料金は、神戸観光局が管理するWEBサイト「神戸のとびら」で確認しよう。
1946年に創業した「イスズベーカリー」は、手作りにこだわり多彩な商品を届けながら地域のパン文化を牽引してきた。
同プログラムでは、職人によるデモンストレーションを間近で見学し、バゲットや菓子パンの成形といった本格的なパン作りを体験可能。発酵や焼き上がりを待つ間には、新作パンの試食を味わいながら食品ロス削減への取り組みについても楽しく深く学ぶことができる。
老舗「萩原珈琲」で工場見学&淹れ方ワークショップ

神戸観光局は、萩原珈琲の焙煎工場でも、年に2回程度、工場見学と淹れ方ワークショップが体験できるプログラムを実施。料金は、神戸観光局が管理するWEBサイト「神戸のとびら」で確認しよう。
萩原珈琲は、1928年の創業時から独自のおいしさのために、ガス方式よりも手間のかかる「炭火焙煎方式」を貫いてきた。
同プログラムでは、生豆から珈琲豆ができるまでの行程を焙煎師が解説し、窯や豆の状態に合わせて煎り具合を目や耳で判断するマニュアル化のできない技術を体感できる焙煎工場見学を実施。
また、J.C.Q.A.認定コーヒー鑑定士による珈琲の淹れ方ワークショップとともに、就労支援や働きがい、フードロース削減などSDGsの先進的な取り組みを学ぶことができる。
日本酒の銘醸地「灘五郷」でSDGs体験

灘五郷酒造組合は、「灘五郷」の各酒蔵にてプログラムを展開。時期や料金は、各酒造によって異なる。
「灘五郷」は、高品質な酒米や宮水、六甲颪、水上輸送に最適な港などの恵まれた条件が揃い、江戸時代から日本酒の銘醸地として発展。400年にわたり伝統と技を受け継ぐ一方で、時代の変化に合わせて最上の品質と進化し続けている。
同プログラムでは、蔵や博物館の見学など、サステナブルな酒造りや地域活性化の取り組みを学ぶ場を提供し、地場産業振興のヒントや持続可能な飲酒・交流体験の価値を発信している。
西宮郷と今津郷を満喫するSAKEツーリズム

西宮市では、市内の酒造エリアにて、日本酒文化×SDGsを体感できるプログラムを実施。時期と料金は、各プログラムによって異なる。
同プログラムでは、酒蔵見学や、セミナー、ワークショップ、イベントなど、さまざまな体験により、日本一の酒どころ灘五郷のうち、宮水の湧き出る西宮郷および今津郷を満喫することができる。
酒蔵解放や酒蔵体験、地理的表示(GI)保護制度の導入など、地場産業を発展させることによって地域活性化をしてきた取り組みについて学ぶことが可能。また、酒造会社と行政が連携した「宮水」の保全活動にも触れ、水資源の保全と産業発展、まちづくりが共存する持続可能な取り組みへの理解を深められる。
長田・須磨エリアの各工場でユニーク体験

有志グループ「潮の風-ウミノカゼ-」は、神戸の長田・須磨エリアの各工場にて、2~3ヶ月に1回の頻度でプログラムを定期開催。各工場ワークショップは、前売りで1,200円~。その他、音楽イベントなども。
港町として繁栄した神戸市、特に長田区は、開港以来多くの産業が栄えてきた。しかし、阪神・淡路大震災や生産拠点の海外進出に伴い、多くの中小企業が閉業に追いやられ、また地域内での工場同士のつながりの希薄化、モノづくり工場への住民の理解がなくなってきているなど大きな課題があったそう。
そのような中、神戸のモノづくりを広く知ってもらうことで、技術を守り、街の魅力を上げていきたいという有志グループ「潮の風」が、2024年春に誕生した。
同プログラムでは、神戸の長田・須磨エリアで、長年モノづくりを行ってきた、刺繍、ガラス工芸、溶接、縫製、革加工など様々な技術を持つ工場が手を取り合うことで工場見学ツアーを提供。それぞれの工場でのオリジナルアイテムづくりや、工場内でのジャズライブなどユニークな体験が可能だ。
「ひょうごフィールドパビリオン」について
兵庫県は、洗練の港町「摂津」、歴史と技の「播磨」、自然美の「但馬」、豊穣な里山の「丹波」、御食国「淡路」という、歴史も風土も異なる個性豊かな「五国(ごこく)」から成り立っている。
「ひょうごフィールドパビリオン」は、兵庫県全体を1つのパビリオンに見立て、豊かな自然や文化、暮らしを楽しみながら、持続可能な未来へのヒントと出会う、「遊んで、学んで、未来につながる」新しいSDGs体験プログラムだ。
「震災からの創造的復興」「人と環境にやさしい循環型農業」「豊饒な大地や海に育まれた食材」「挑戦を繰り返してきた地場産業」「郷土の自然と暮らしの中で受け継がれてきた芸術文化」など、地域を豊かにする取り組みには、世界が持続可能な発展を遂げていくための多くのヒントが秘められている。
「ひょうごフィールドパビリオン」では、そうした地域に根ざした「持続可能な社会づくり」を直接体感できる約280のプログラムを兵庫県全域で展開している。
“学びの秋”におすすめ!モノづくりのまち「摂津エリア」で工場見学やワークショップを楽しんでみては。
「ひょうごフィールドパビリオン」HP:https://expo2025-hyogo-fieldpavilion.jp
WEBサイト「神戸のとびら」:https://kobe-door.feel-kobe.jp
(Higuchi)
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