「GUのスニーカーってどうなの?」と思っていた自分に教えたい。「薄底=疲れる」のイメージが覆る一足だった

オギユカさんのイメージ

オギユカ
京都の2SLDKで夫と二人暮らし。古着やAMBIDEXの服が好き。作家ものの雑貨に囲まれた暮らしのなかで、機能性だけでなく「心が躍るか」を判断基準にするデザイン偏愛ライターです。定番よりも作り手のこだわりが光るユニークなプロダクトを紹介しています。「持ちものぜんぶが自分の世界観」でありたい。

正直に言うと、GUに対してどこかで「安いけど、ミドサーにはちょっと……」という先入観がありました。

学生の頃はよく着ていたけれど、大人になるにつれて足が遠のいていたブランドのひとつです。

そんなGUを久しぶりに覗いたら「あれ、こんなに垢抜けてる?」と驚きました。

プラダやマルニで活躍したデザイナー、フランチェスコ・リッソ氏が手がける秋冬コレクションが話題になっているのは知っていましたが、実際に店頭で見るとレトロで洗練されていて、年齢を気にせず身につけられそうな空気があったんです。

選んだのは、税込2,990円のレトロスニーカー

GU 「ナイロンコンビネーションフラットソールスニーカー ST」 42 YELLOW 2,990円(税込)

その中でも目に留まったのが「ナイロンコンビネーションフラットソールスニーカー ST」。

税込2,990円というプチプラ価格ながら、1970年代のランニングシューズから着想を得たというデザインが効いていて、バイカラーの配色がひとことで言うと「安っぽくない」。

甲材はナイロン100%を中心に、別布にリサイクルポリエステルや合成皮革を組み合わせた構成で、サイズは23.0〜29.0cmまで1cm刻みで展開されているユニセックス設計です。

私は普段の足のサイズに合わせて23.0cmを選び、カラーは差し色にもなるYELLOWに。

落ち着いた秋冬コーデの中でも、ちょっと元気の出る色を選んでみました。

手に取って驚いた「軽さ」

手に取った瞬間、まず驚いたのが軽さでした。

もう少し重量感があるかと思っていたのですが、片手で持ってもふわっと軽く、正直「これで大丈夫かな」と一瞬不安になったくらい。

でも実際に履いて歩いてみると、その軽さがそのまま足取りの軽さにつながっていて、フラットで薄いソールが歩くたびに足の動きにしなやかについてくる感覚がありました。

「薄底=疲れる」というイメージが、いい意味で覆された瞬間です。

オリジナルのカップインソールが足をしっかり受け止めてくれるので、取材で一日中歩き回った日も、夕方になって「あ、まだ大丈夫かも」と思えたのが正直な感想です。

軽量な分、荷物が多くて機敏に動きたい日や、電車移動の多い取材日にも重宝しています。

ソール自体は薄いので、長時間の立ち仕事や舗装の悪い道を歩き続けるようなハードな使い方には不向きかもしれませんが、街歩きや取材移動といった「そこそこ歩くけど、走ったりはしない」日常使いにはちょうどいいバランスです。

一方で、履き口のクッションはやわらかいのですが、紐をきつめに結ぶと甲の部分に圧迫感が出やすく、私は少しゆるめに結んで調整しました。

また足の裏に関しては、長時間歩いても痛みは出なかったものの、これはあくまで私の足の形での話。

幅広タイプの方や、普段からクッション性の高いスニーカーに慣れている方は、店頭で試し履きしてから選ぶのがおすすめです。

「GUのスニーカーってどうなの?」と思っていた自分に教えてあげたいくらい、想像以上にちゃんと歩ける一足でした。

あの軽さは、履いてみないとなかなか伝わらないかもしれません。

プチプラだからこそ、まずは近所使いから試してみるのもいいですよ。

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