船旅人気が上昇中、日本一周や世界一周プランが続々発表
オリエンタルランドが2028年に日本初のディズニークルーズの就航を目指すなど、異業種からのクルーズ事業参入や新規参入が相次いでおり、船旅が再び注目を集めている。2024年の日本人クルーズ人口は前年比約14%増の22.4万人まで回復し、業界は日本旅行業協会など3団体が参画する「2030年までに日本のクルーズ人口100万人」キャンペーンを掲げて市場拡大を急いでいる。大手旅行会社によるクルーズ船のチャーター商品も相次ぐなか、世界のクルーズ市場は2026年に約945億ドル規模と推計され、さらなる成長が見込まれる。パッケージ料金に宿泊費や食事やドリンクなど含まれたオールインクルーシブも増え若い世代の関心も高まっている。移動時間も有効活用できるタイムパフォーマンスの高さや、船内エンターテインメントなどの非日常体験への関心も、人気を後押ししている。
このようななか、世界一周クルーズを企画・実施してきたジャパングレイスは、大型客船「パシフィック・ワールド号」で旅する2つのプランを発表した。1983年の創設以来100回を超える船旅をコーディネートし、累計10万人以上が乗船してきた知見が凝縮されているそう。船内では、講演会やライブ、国際交流イベントなど日々バラエティ豊かなイベントが開かれ、船内で過ごす時間そのものが旅の目的にもなっている。

ひとつは、2027年7月28日に横浜を出発する12日間の「ピースボート 日本一周クルーズ 2027年夏」である。大型客船パシフィック・ワールド号は、世界一周を重ねてきた実績のある船。青く澄んだ海と白い奇岩が広がる北三陸の宮古、幕末開港の異国情緒が残る函館、加賀百万石の面影をとどめる金沢、ビーチリゾートや港町グルメが楽しい釜山、世界遺産の厳島神社を擁する広島――四季折々の日本の美を、国内4都市と韓国の5つの港でめぐる。飛行機や新幹線の旅とは違い、船に乗れば移動中すべての時間を有意義に過ごせ、目覚めると次の港が待っている。寄港地での観光を楽しみ、夜は船に戻って食事やイベントを過ごす。そんなリズムが自然に生まれるのが船旅の醍醐味だ。旅行代金は20万円から(2026年9月30日までの早得割引利用時)で、さらにファミリー応援特別料金として18歳未満はおひとり5万円、未就学児は無料と家族連れにとっては嬉しいプランが用意されている。夏休みシーズンに合わせた日程で、三世代での思い出づくりの後押しにもなるだろう。

もうひとつは、109日間かけて南半球を一周する「Voyage134(南極航路 アフリカ&南米コース)」。アジア、アフリカ、南米、南極、南太平洋の港をめぐり、世界一周の旅の途中で南極を訪れられるのは、日本の旅行会社で唯一、国際南極旅行業協会(IAATO)に加盟するピースボートだけ。「世界の果て」ウシュアイア、イグアスの滝、マチュピチュ、ナミブ砂漠の赤い砂丘と、地球の原風景ともいえる絶景が続く。南米のリオデジャネイロやブエノスアイレスでは街歩きも楽しく、アフリカのケープタウンではダイナミックな景観、ナミビアでは野生の生命力あふれる大地を体感できる。イースター島やタヒチなど南太平洋の島々の絶景も、この航路ならではだ。南極は世界でもっとも厳格に保護された場所のひとつで、1991年の環境保護議定書により軍事利用や資源開発が禁じられている。船内で卵や鶏肉料理を控え、夜間にはカーテンを締め切るといった細やかな配慮のもと、地球の未来を考える時間もこの旅の価値である。旅行代金は184万円から(2026年10月29日までの早得割引利用時)で、大人一人につき未就学児1名が無料となっている。
かつては時間とお金に余裕があるシニア層・富裕層というイメージが強かったクルーズ旅行は、いま若い世代や現役世代にも広がってきている。物価高のいまこそ、移動・宿泊・食事が込みのワンプライスは頼もしい。夏休みに参加できる12日間から、人生を変えるたびになるかもしれない109日間まで、旅を計画するときの選択肢に「船」を加えてみてはどうだろうか。なお、早得割引の期限は日本一周が2026年9月30日まで、世界一周が2026年10月29日まで。詳細はジャパングレイス(0120-95-3740)または各クルーズの公式ページへ。
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