【連載コラム】遊津場の関西アーティスト週報 vol.117「ナノボロ2026から世界へ!」

【連載コラム】遊津場の関西アーティスト週報 vol.117「ナノボロ2026から世界へ!」

こんにちは。神戸在住の音楽キュレーター、遊津場(ゆつば)です。普段は邦ロック系インディーズアーティスト情報をSNS、メディア寄稿、自主イベント開催など、様々な手法で発信する活動をしています。

そして今回、OTOTOYで私のメインの活動地域である関西エリアで活躍する若手アーティストの様々なトピックを発信する機会をいただきました。これを読めば、関西邦ロックシーンの最前線が分かります。どうぞ、ご贔屓に。

「ナノボロ2026から世界へ!」

2026年8月29日(土)、30日(日)に、今年も〈ナノボロ〉が開催されます。京都livehouse nano、▢▢▢ん家、喫茶マドラグの3会場サーキットイベントとなっており、京都から関西、全国に活動を広げるロックバンドや地元で活動しているバンド、nanoというライブハウスの人間的な魅力に惹かれて東京から集まっているバンドなど、今年もナノボロでしか見られないラインナップになっています。ナノボロ20年の裏話を聞けるトークコーナーやマジックショーもあります。

タイムテーブルも公開されました。降之鳥JoseZOO KEEPERオートコードモラトリアムコロブチカといった今のnanoの期待を背負って活動する若い面々も健在の中、1日目のトリを彼らと同世代のTHE HAMIDA SHE’Sが務めます。次世代への期待というのも感じますし、また私も別途個別でこのコラムで書きたいと思っていますが、先月見たライブもとても良かったので、脈々と受け継がれる京都バンドの魂の最新版を見せてくれるのではないかと思います。2日目のトリは愛はズボーンです。これはもう間違いないと思いますので、存分に楽しんでください。

他の出演者で気になるものをピックアップすると、Tyrkouazはこのメンツの中では結構意外でした。きっととても踊らせるんだろうなと思うので、まだ暑いですし、酸欠にならないよう気を付けてください。街蜥蜴塾はステージ上の人数が多い印象なのですが、nanoのサイズでどのようなライブになるのか想像つきません。7月にフジロックに出演した日髙晴野も出演します。彼女の曲を聴きながら書こうとしても、思わず手を止めて引き込まれてしまう風情のある歌詞、歌声、ギターの音色があって、6月に韓国ソウルミニツアーも行っていますが、たしかに世界の人に「これが日本のSSWだよ」と紹介したくなりますね。

今回の出演者にも多い日本語オルタナロックに注目する人がここ最近増えていますが、ナノボロやボロフェスタは昔からその中でも純度の高い音楽を鳴らすバンドが集結していて、相対的に価値が上がって、ナノボロやボロフェスタを目指すアーティストは今後も増えていきそうな気がします。そしてそれは世界からも評価される印象があるので、その始まりを体感しに来ましょう。

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