“あの箱根海賊船”が別世界に…!特別船室をリニューアルした「ロワイヤルⅡ」に乗ってみた
「箱根海賊船」が、想像していた姿とまったく違いました。
芦ノ湖をゆったりと進みながら、箱根神社の水中鳥居や富士山などの絶景を楽しめる、箱根の人気観光スポット「箱根海賊船」。その3隻のうちの1隻「ロワイヤルⅡ」が、2026年7月18日にリニューアル運行を開始しました。
「昔乗ったことがある」という人も多い定番スポットですが、今回のリニューアルで目指したのは、近世フランスの華やかさと楽しさを感じるワンランク上の特別なクルーズ。
筆者も「久しぶりに箱根海賊船へ」という軽い気持ちで乗り込んだのですが——
「……なんか、思っていたのと違う。」
目の前に広がっていたのは、思わずクラシック音楽を流したくなるような、白とルージュレッドを基調とした優雅な空間。
今回は、予想をいい意味で裏切ってくれた「ロワイヤルⅡ」の新たな魅力を体験してきました。
まるで海に浮かぶ宮殿。特別船室リニューアルした「ロワイヤルⅡ」へ
芦ノ湖に到着すると、この日も多くの観光客でにぎわう箱根海賊船。
4フロア構成の大きな船体を前にすると、やはりその存在感に圧倒されます。
それでは、リニューアルした船内へ足を踏み入れてみましょう。
海賊船なのに玉座!? 特別船室がまるで宮殿だった
まず紹介したいのが、今回のリニューアル最大の目玉である「特別船室」。
ドアを開けた瞬間、「ここは本当に海賊船なのか?」と思わず戸惑うほど。
ふかふかのソファや金縁の鏡など、18世紀フランスのロココ様式をイメージしたインテリアが並び、船内ということを忘れてしまいそうな空間が広がっています。
そして、その中央に鎮座するのが——
まさかの「玉座」。
海賊船に玉座というギャップも面白く、思わず座って写真を撮りたくなる、まさにロワイヤルⅡのシンボルです。
特別船室の利用は通常運賃に加えて片道800円(大人)。追加料金は必要ですが、その価値を感じられるVIP空間になっていました。
船内カフェも一新。湖を眺めながら味わう一杯が最高
1階の船内カフェも、ルージュレッドを基調にリニューアル。
ドラフトタワーも新設され、ロワイヤルⅡをイメージしたオリジナルカクテル「ロワイヤルⅡ」や、小田原クラフトコーラなどを楽しめます。
芦ノ湖を眺めながら、スパークリングワインベースのカクテルを片手に過ごす時間。
「海賊船」というより、優雅なクルーズ船に乗っているような気分になります。
隠し絵にトリックアート。船内を歩くのが楽しい
特別船室に飾られている絵画も、ただのインテリアではありません。
実は、オリジナルデザインの隠し絵。
じっくり眺めていると少しずつ違うものが見えてきて、大人でも夢中になってしまいます。難易度は、なかなか高めです。
さらに1階の普通船室には、リニューアルされたトリックアートを3か所設置。
芦ノ湖のレインボートラウトや箱根神社の水中鳥居など、箱根らしいモチーフが取り入れられていて、歩きながら探すのも楽しいポイントです。
デッキに出れば、やっぱり芦ノ湖は最高だった
もちろん、箱根海賊船の魅力は船内だけではありません。
船がゆっくりと動き出すと、湖上ならではの景色が広がります。
3〜4階の展望デッキへ上がれば、風を感じながらクルーズを満喫。
箱根神社の水中鳥居や、天気が良ければ富士山が姿を見せることも。
陸から眺める芦ノ湖とはまた違う、湖上ならではの開放感を味わえます。
ちなみに船内にはエレベーターも設置されており、車いすでも利用しやすいバリアフリー仕様。
エレベーターまで備え、玉座まである海賊船。やっぱり、箱根海賊船はひと味違います。
「いつもの海賊船」が、目的地になる
今回リニューアルしたロワイヤルⅡに乗って感じたのは、海賊船は”移動手段”ではなく、船そのものが目的地になったということ。
豪華な特別船室に、遊び心あふれる隠し絵やトリックアート、居心地のいい船内カフェ。そして、芦ノ湖ならではの絶景。
以前乗ったことがある人ほど、「こんなに変わったの?」という驚きを味わえるはずです。
箱根を訪れるなら、新しく生まれ変わった「ロワイヤルⅡ」で、いつもとは少し違うクルーズを楽しんでみてはいかがでしょうか。
●箱根海賊船「ロワイヤルⅡ」
乗船定員:565名(うち特別船室111名)
運航区間:桃源台港~箱根町港~元箱根港
運 賃 例:片道運賃 大人:1,700円 小人:850円
片道特別船室料金 大人:800円 小人:400円 ※追加料金
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