Insta360初のジンバルカメラ「Luna Ultra」レビュー 取材カメラに使えるのか試してみた
Insta360が6月に発売したジンバルカメラ「Insta360 Luna Ultra」を、日々の取材の撮影で使えるのか試してみました。記事で使用した作例を交えて、レビューにてご紹介します。
デュアルカメラ搭載のフラッグシップジンバルカメラ
Luna Ultraは、Insta360初にしてフラッグシップに位置づけられるジンバルカメラ。1インチ8Kセンサー、F1.8絞り、Leica Summicronレンズ搭載のメインカメラと、1/1.3インチセンサー、F2.0絞りで最大12倍のズームに対応する望遠カメラのデュアルカメラを搭載し、動画は8K30fpsのDolby Vision撮影、静止画は37MP UltraPhotosと200MP Scenic Panorama写真の撮影に対応します。
本体に搭載する2インチのディスプレイを時計回りに90°回転させると電源をONに。ディスプレイのタッチ操作で各種設定ができる他、ディスプレイ下の物理ボタン(カスタムボタン)に操作を割り当てて呼び出すことができます。デフォルトでは左ボタンがカメラの前方向と自撮り方向の切り替え、右ボタンがフィルターの切り替えに設定されています。ディスプレイを縦に戻すと、縦動画の撮影モードに切り替えが可能。
本体の操作パネルには、ジンバルの向きを操作するジョイスティック、ズームを操作するスライドレバー、録画ボタンを搭載します。
ディスプレイと操作パネルがリモコンに
このディスプレイと操作パネル、実は……。
取り外してリモコンとして使えるのです! 薄型で持ちやすく、カメラ本体とまったく同じ操作ができるのが便利。
付属の1/4インチねじハンドルやバッテリーハンドルには簡易三脚とねじ穴を搭載するので、カメラを固定した状態でリモコンから操作して撮影が可能になります。
キーボードでメモを取りながら、すぐ手元にあるリモコンの撮影ボタンを押して写真を撮影したり動画の撮影ができるのは、取材中かなり助かりました。
タレントさんなどゲストが登壇した際には動画モードに切り替えて、カメラは固定したままジンバルとズーム操作でサっと録画が可能。12倍までズームできるので、離れた場所からの撮影でもラクラク対応します。
リモコン自体のバッテリーは、撮影しながら使うと30分程度の持続時間。長時間撮影する場合は、本体から取り外さずに操作することをオススメします。
静止画の作例を紹介
実際に取材で撮影した写真を中心に、まず静止画から作例を紹介します。
Amazonのプライムデーの発表会では、机の上に三脚に固定した状態でリモコン操作で静止画を撮影。固定カメラによるプレゼンテーションのスライド撮影に活躍しました。ただし、カメラと被写体の間に人物が入ったりすると、そこにフォーカスが当たってしまうことがあり、カメラ前の視界が開けている必要がありそうです。
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CIO発表会ではスライドを撮影した他、人物も撮影。静止状態でポーズしてもらえるフォトセッションでは、人物もきれいに撮影することができました。
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記事では使いませんでしたが、発表会のタッチ&トライコーナーで物撮りにも挑戦してみました。小さいモニターでは撮影時にどこにフォーカスが合っているか分かりづらく、物撮りに使いこなすには慣れが必要な印象。
うまくフォーカスを合わせられれば、背景がボケたいい感じの写真を撮影することもできます。
動画の作例を紹介
動画撮影は、発表会取材のショート動画の撮影に活用してみました。
Amazonプライムデー発表会では、登壇したHANAの7人のメンバーを縦画角でカラフルに撮影できています。
ASUS「ExpertBook Ultra」の発表会では、堅牢性をアピールするステージデモと展示会場デモを、被写体を追いながら手持ちで撮影。ブレの少ない滑らかな映像が撮れています。
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EDIFIERの新CM発表会ではスライドを静止画撮影した他、ゲスト登壇した山崎賢人さんの登場を動画で撮影。顔の表情がズームで美しくとらえられています。
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CIO発表会では、中橋社長とゲストの伊織もえさんのトークセッションを動画で撮影。三脚に固定したカメラで引きの絵からズームへ滑らかに切り替わりながら、被写体の表情をきれいにとらえています。
結論:取材カメラのポテンシャルは十分
いくつかの発表会取材で使ってみましたが、取材内容次第ではこれ1台で十分、取材カメラとして活躍しそうだなという印象を持ちました。静止画でのデバイスの物撮りは、カメラ本体の小さなディスプレイではフォーカスを合わせるのが難しかったですが、慣れで解消するかもしれません。動画中心に撮影するなら、間違いなく活躍する1台。イベント撮影やVlogに使うカメラを探している人は、検討してみる価値はあるのではないでしょうか。
製品提供:Insta360 Japan
宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
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