【東京都練馬区】身寄りのない高齢者等の終身サポート体制を強化。福祉関連団体と「包括連携協定」締結

練馬区は7月6日(月)、社会福祉協議会および事業者団体と、身寄りのない高齢者等の終身サポート体制を強化する包括連携協定を締結した。今回の協定締結により、区および社会福祉協議会が実施している終身サポート事業の対象とならない区民についても、事業者団体に引き継ぐことで、支援を受けることができるなど、サービス選択の幅を広げることが可能になる。
対象外の区民でもサービス選択の幅を広げることが可能に
練馬区・練馬区社会福祉協議会・全国高齢者支援団体連合会による締結式の様子
練馬区・練馬区社会福祉協議会・全国高齢者等終身サポート事業者協会による締結式の様子
練馬区は、令和6年度に、練馬区社会福祉協議会の権利擁護センターに、終活相談窓口を設置。令和8年4月1日(水)から「終身サポート事業~そなえ・あんしん365~」などを開始した。
終身サポート事業については、相談者の支援ニーズや収入・資産状況が多様であることから、定型的な支援にとどまらない、個々の状況に応じた柔軟な支援の充実が課題となっていた。同協定の締結により、「終身サポート事業~そなえ・あんしん365~」の対象とならない区民についても、受けられるサービスを広げることができるようになる。
「終身サポート事業~そなえ・あんしん365~」とは、日常生活などの見守り支援、入院・入所時などの手続き支援、死後事務支援を個々のニーズに応じて提供するという内容。対象者は、頼れる親族がいない高齢者、親族がいる場合でも疎遠の人や障害者等、課税総所得額160万円以下かつ流動資産2,000万円以下などとなっている。
練馬区や社会福祉協議会と協定を締結した事業者団体
今回、協定の締結先となった「練馬区社会福祉協議会」は、地域福祉の推進を担う団体。終活相談窓口の運営や「終身サポート事業~そなえ・あんしん365~」を実施し、高齢者等からの相談対応や支援を行っている。
「一般社団法人 全国高齢者支援団体連合会」は、高齢者等の支援に携わる事業者・専門家で構成される団体で、理事長は千賀修一氏。高齢者等終身サポート事業者ガイドラインの普及と啓発を促進しながら事業全体の質の向上を図るとともに、事業者間のネットワークを担う。
「一般社団法人 全国高齢者等終身サポート事業者協会」は終身サポート事業を行う事業者で構成される団体で、理事長は黒澤史津乃氏。見守りや身元保証、死後事務等のサービスを提供する事業者が加盟しており、利用者に対する具体的な支援を担う。
高齢者等の終身サポートを行う練馬区の動きに注目だ。
練馬区公式HP:https://www.city.nerima.tokyo.jp/index.html
(山崎正和)
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