【那覇グルメ】実は希少らしい「生麺の沖縄そば」を食べに行ってみた / OKINAWA SOBA EIBUN
激しく沖縄そばに詳しくない筆者だが、この事実も知らなかった──「生麺の沖縄そば」は希少らしい。もちろん自家製麺の沖縄そばを提供している食堂は存在するが、注文を受けてから生麺を茹でて沖縄そばに仕上げる店は少ないようである。
沖縄そばの大多数が「すでに茹でた麺」
あくまで筆者が聞いたり観測した範囲だが、沖縄そばを提供する食堂の大多数が「すでに茹でた麺」を使用しているという。乾麺も存在するが、それを使用している店舗は稀なようだ(お土産屋などでよく見かけるが)。ということで、生めんの沖縄そばを食べるべく東京から沖縄県に飛んだ。
生麺使用の沖縄そば「OKINAWA SOBA EIBUN」
生麺使用の沖縄そばが食べられる食堂は「OKINAWA SOBA EIBUN」(沖縄県那覇市壺屋1-5-14)。ここは沖縄そばの麺を選ぶことができ、生麺も選択可能。確かに、メニューにはハッキリと「生麺」と書かれている。
食べたい。生麺が希少な存在だとわかると、ムショーに食べたくなってきた。どうせならば、シンプルに生麺の味を体験したいので具がネギだけの沖縄そばを注文した。
もはや現代アートの領域
目の前にやってきた生麺の沖縄そば、ビジュアル的には普通に美味しそうである。ネギしか具が盛られていないので、透き通った汁に沈む麺の姿が美しく見える。いい、もはや現代アートの領域。器の色が沖縄の海を彷彿とさせるのも心が躍る。
麺の形状は緩やかな縮れ系で太め
さっそく箸で麺をサルベージ。麺の形状は緩やかな縮れ系で太めのもの。表面はなめらかで、目視ではザラつきを確認できず、まるでシルクのような質感。これが生麺の沖縄そばなのか。食べてみたところ……。
うまい、うますぎる。いや、ズバ抜けた感動があるわけではない。沖縄そばの生麺、これ、地味にうまい。生麺特有の特徴なのか、極めて心地よい弾力ある食感。そう、腰が強い! バキボキではなくギュギューッ! その食感とともに訪れるのが、小麦感である。この麺、中華麺やうどんよりもはるかに小麦を感じる。つまり薫り高い。
終盤にゴマグース・コーレーグース・紅生姜
汁の繊細さも相まって、最初から最後まで味覚が疲れない「でも濃い旨味」がそこにある。そうか、生麺はコシの強さと小麦感が際立つのか。素晴らしき麺の特徴に感動しつつ、終盤にゴマグース(ゴマ風味の酢)とコーレーグース(島とうがらしの泡盛漬け)、そして紅生姜をプラスすれば、一気にワイルドテイストにメガ進化。キレの奥に旨味がある美味しさに仕上がった。
地味に沖縄そばの良さを底上げする生麺
重ねて言うが、生麺だからといって奇抜さや衝撃的印象があるわけではない。だがしかし、生麺は良き。地味にウマイし、地味に沖縄そばの良さを底上げしてくれている。ゆで麺と生麺を選択することが可能であれば、考えるまでもなく生麺を選択する。そのレベルで良きものだった。
「OKINAWA SOBA EIBUN」には複数の麺が用意されている
生麺だけでなく、フーチバー麺やEIBUN麺など、「OKINAWA SOBA EIBUN」には複数の麺が用意されている。なので、もし行くのであれば生麺の沖縄そばを一杯注文しつつ、追加でもう一杯、他の麺を使用した沖縄そばを注文すると楽しいかもしれない。
那覇で生麺の沖縄そばを食べたのですが、沖縄そばの生麺って少数派なのですね! おいしかったです! https://t.co/KCKPAdrlgR pic.twitter.com/Sjik0OoS4U— クドウ秘境メシ (@kudo_pon) July 13, 2026
(執筆者: クドウ秘境メシ)
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