【2026年度入社式レポート】キャリア採用7割のプロ集団 みんなの銀行が、それでも新卒採用にこだわる理由

こんにちは。デジタルバンク「みんなの銀行」エンプロイーサクセス部の海津です。新卒採用と人財育成を担当しています。

桜のつぼみがほころび始めた4月1日。私たち新卒採用担当にとって、一年で最も特別で、少しだけ背筋が伸びる一日がやってきました。

今年、みんなの銀行には、エンジニア職5名、ビジネス職5名の計10名の新卒社員の仲間が加わりました。

実は、採用担当である私は、彼らがまだ大学3年生だった頃からコミュニケーションを取っていました。当時の緊張した面接の様子や、内定を出した時の弾けるような笑顔、そして就活中の葛藤……。

入社式の会場で彼らの顔を見た瞬間、選考からこの日にいたるまでのそれぞれの思い出が走馬灯のように駆け巡り、採用担当者として胸が熱くなりました。

本記事は、単なる入社式のレポートではありません。キャリア採用が7割を占めるプロフェッショナル集団である私たちが、なぜ新卒採用に情熱を注ぐのか。その答えを、入社式当日の様子、先輩たちの本音、そして未来に向けた育成プログラムを通じてお伝えします。

「守破離」の教えで、プロフェッショナルへの第一歩を。みんなの銀行らしい入社式

みんなの銀行の入社式は、福岡・西中洲にある本社で行われます。

私たちの組織は、約7割が多様な専門性を持つキャリア採用者で構成されており、普段はそれぞれの専門業務に集中する、落ち着いた雰囲気です。しかし、この日ばかりは、新卒社員たちが放つ初々しい意気込みと未来への期待感に満ちあふれていました。

入社式では、頭取の永吉さんCIOの宮本さんから、祝辞とともに記念品が贈られました。お二人の言葉に共通していたのは、「既存の銀行の枠組みに捉われず、自らの手で未来を書き換えていくこと」への期待でした。

永吉さんからは、プロとして成長するための三段階のステップ「守破離(しゅはり)」についてのお話がありました。

「『守破離』という言葉がありますが、これはまさにデジタルバンクの最前線で価値を創造していくプロセスそのものです。『守』として銀行業務とテクノロジーの基礎を徹底的に学び、『破』として既存の常識を疑い、自分なりの改善を試み、『離』として誰も見たことのない新しい金融サービスを生み出していく。その第一歩を今日、皆さんは踏み出しました。」

その言葉に込められた、未来への期待の大きさを、新卒社員たちは真剣な表情で受け止めていました。

また、宮本さんからは、「目の前の仕事に対する誠実さと、周囲から学び取る姿勢」についてのメッセージが贈られました。優れた先輩たちの背中をよく観察し、良いエッセンスを吸収しながらも、自分自身の基準を持って歩んでほしい。そんな、デジタルバンクのエンジニアを牽引するリーダーからの温かいエールでした。

経営層からの言葉に、10名の新卒社員たちは真剣な眼差しで聞き入っていました。その後、それぞれが行った力強い決意表明。彼らの頼もしい言葉に、彼らの挑戦を全力で支えていく責任の重さを、私たち人事も改めて再確認した瞬間でした。

写真:頭取の永吉さんとCIOの宮本さんからの祝辞に、真剣な眼差しで耳を傾ける新卒社員たち。未来への期待と、プロフェッショナルとしての覚悟がその表情に表れます。

写真:頭取の永吉さん(右)から、新卒社員へ入社証書・記念品が授与されます。ビジネス職は、この瞬間に配属先が発表される、緊張の一幕です。

写真:10名それぞれが決意表明。緊張しながらも、堂々と語る姿はすでに立派なプロの顔でした。

「後輩に会いに来ました!」自発的に生まれた縦のつながり

入社式当日、別室でオンボーディング(導入研修)を行っていると、予期せぬ微笑ましい光景がありました。新卒2年目の先輩社員たちが、仕事の合間を縫って「後輩たちに会いに来ました!」と部屋を覗きに来てくれたのです。

1年前、同じように緊張した面持ちで座っていた彼らが、今では後輩を気遣い、頼もしく笑いかけている。そんな「縦のつながり」が自然と生まれていることに、彼らのこれまでの頑張りを知っているからこそ、胸に迫るものがあります。これこそ、採用担当者として、これほど嬉しい瞬間はありません。

みんなの銀行は、5周年を迎えたばかりの新しい組織です。だからこそ、年次や職種を超えて互いをリスペクトし、困っている人がいれば手を差し伸べる組織カルチャーが根付いています。突然の先輩たちの登場に、さっきまで表情を硬くしていた10名も、一気に笑顔に。この光景は、単なる微笑ましいエピソードではありません。

年次や役職に関係なく、誰もがフラットに教え合い、学び合う。この「縦の繋がり」こそが、変化の速いデジタルバンクにおいて、個人の成長を組織の進化へと繋げる原動力となっているのです。

【先輩インタビュー】入社から1年。「理想と現実」をどう乗り越えた?

ここで、後輩を覗きに来てくれた新卒2年目の先輩社員、犬丸さんと元田さんに話を聞いてみました。

Q. この1年で一番成長したと感じることは?

犬丸さん(サービスプランニング部):
「部署を横断した施策の企画・運用を担えるようになった点に、一番の成長を感じています。配属当初は手探りでしたが、先輩方のサポートもあり施策を形にする経験を積むことができました。今後はこの経験を活かし、より効果的な施策の実現と後輩のサポートの両面で成長していきたいです。」

Q. 新卒社員へのアドバイスをお願いします。

元田さん(Application Development Headquarters Engineering Division1):
「配属後は覚えることが次から次へと押し寄せてきて、理解に時間がかかることも多いかと思います。ですが、分からないことをそのままにせず、一つずつ自分の中でしっかり納得してから進んでほしいと思います。

業務知識は一つひとつが土台になって積み重なっていくものです。地道で大変と感じるかもしれませんが、日々学んだことが有機的に結びついてくる瞬間が、業務の面白さにもつながっていきます!」

ビジネスパーソンとしての土台作り。みんなの銀行流・育成ロードマップ

私たちの育成は、単なる「座学」ではありません。デジタル銀行のプロとして成長し続けていくための、戦略的なプログラムを組んでいます。そのプログラムは、大きく2つのステップで構成されています。

まず、親会社である「ふくおかフィナンシャルグループ(FFG)」の一員として、また社会人としての共通の土台を築きグループのビジネスパーソンとしての基礎や、金融のプロとしての心構えを学びます。その後、職種別の専門プログラムへと進みます。

【STEP1】FFG合同研修(4月)

まずは銀行員としての基礎、社会人としてのマナーを徹底的に学びます。グループの同期と切磋琢磨する、一生モノの仲間ができる期間でもあります。

【STEP2】職種別専門研修(5月〜)

FFGでの合同研修を終えると、いよいよ職種別の研修がスタートします。

①ビジネス職:約1週間、Udemyなどのオンライン学習もフル活用し、デジタルビジネスの構造や基礎を集中的にインプットします。

②エンジニア職:約3ヵ月間のエンジニア専門研修で開発言語やフレームワークの基礎を学び、配属後スムーズに現場に入れるよう土台作りを行います。

【STEP3】ジョブリレー研修(配属直前)

みんなの銀行の育成における最大の特徴が、この「ジョブリレー研修」です。配属前に各部署を数日間ずつ体験し、サービスがどのようにお客さまに届き、どのような仕事がそれを支えているのか、会社の「全体像」を掴みます。
「自分の仕事の先には、誰がいるのか」を理解することで、配属後のパフォーマンスが劇的に変わる、非常に重要なプログラムです。

さらに配属後は、以下の2名体制で新卒社員一人ひとりをサポートします。

■教育担当(OJT):業務の進め方や技術的なスキルを伝授します。

■メンター:業務とは直接関係ない心理面や、キャリアの悩み、日々の「ちょっとしたモヤモヤ」まで、何でも相談できる存在です。部署を超えた繋がりを広げる役割も担います。

「自律した人財に成長して欲しい、でも独りぼっちにはさせない」。この想いを胸に、私たちは新卒社員の挑戦を全力で支えます。

配属先の部門長が語る「新卒10名への期待」

最後に、新卒社員を迎え入れる配属先の部門長の声を紹介します。

未来を書き換える「恩送り」の循環を(BaaS事業部長 吉冨さん)

Q. 新卒社員に期待することは何ですか?

吉冨さん(BaaS事業部長):
「みんなの銀行は、正にイノベーションの最前線で『新しい銀行像』を創り出しています。新卒社員の皆さんには、この『正解のない問い』に対して、変化を先取りして自らを変革していく“しなやかさ”を持ってタフに立ち向かい、約150年の歴史を持つFFGの一員としてのプライドを胸に、自らの手で未来を書き換えていく覚悟と、熱意とこだわりを持って業務に取り組んでくれることを期待しています。

私の尊敬する上司が『恩送り』という言葉をよく口にします。誰かから受けた恩を直接その人に返すのではなく、自分の身近な別の人に送り、その人がまた別の人に送ることで『循環』が生まれ、その恩が廻りまわっていく様子を表した言葉です。この『循環』を意識しながら、与えられた環境に感謝し、仕事のアウトプットを通じて 『恩送り(=価値あるつながり)』をしっかりと実践してください。

Q. 今後どんな学生に来てほしいですか?

私たちは、金融と非金融の融合がもたらすサービスイノベーションに挑戦しています。『固定観念に捉われない“銀行らしくない”銀行を目指す』という私たちの志に共鳴し、多様なメンバー間のチームワークを大切にできる学生さんを求めています。

信じて、頼られる』関係を社内外のステークホルダーと築きながら、積極的に新しい知識や技術を吸収し、探究者として『非連続の成長』を楽しんで追い求めるスタンスで、それぞれの特徴を『いいね!』と共感し合って大きなイノベーションを起こしたい。そんな想いを胸に、お客さま起点×未来志向で、共に未来を切り拓く仲間をお待ちしています!」

個の成長をチームの進化へ。AI時代の開発者へ(Application Development Headquarters Division Manager 川上さん)

Q. 新卒社員に期待することは何ですか?

川上さん(Application Development Headquarters Division Manager):
「みんなの銀行は、デジタル起点で発想しゼロベースで設計されたデジタルバンクです。システム開発部門に加わる皆さんには、単なるエンジニアとしてではなく、ビジネスを創り出す一員としての“オーナーシップ”を持ち、未知の領域に挑むワクワク感を周囲に伝播させていく存在になることを期待しています。

私が最も大切にしているのは、『個の成長を、チームの進化へ繋げること』、つまり“みんなで成長する”という姿勢です。私たちは今、開発の内製化を加速させ、AI駆動開発をはじめとする最先端技術を積極的に取り入れています。新卒社員の皆さんには、まずは自分自身が最新技術を楽しみながら習得し、それを惜しみなくチームにシェアしてほしいです。

誰かの学びが、また別の誰かのインスピレーションを呼び起こす。そんな『成長の循環』の中で、失敗を恐れず軽やかに、そしてタフに、未来のバンキングシステムを形作っていく情熱に期待しています。」

Q. 今後どんな学生に来てほしいですか?

「私たちが求めているのは、テクノロジーの進化に常にアンテナを張り、新しい知識を吸収することに喜びを感じる『探究者』です。しかし、私たちが目指すのは一人の天才が創るプロダクトではありません。多様な価値観を持つメンバーと手を取り合い、互いの強みを引き出しながら、チームで大きなゴールへ向かっていける仲間を求めています。

これからの銀行づくりは、内製開発の強みを活かし、AIなどの最新トレンドをいかにスピーディーに実装できるかの勝負になります。

この挑戦的な環境において、自らの殻に閉じこもらず、周囲を巻き込みながら『信じて、頼られる』関係を築ける方にぜひ来ていただきたい。複雑な課題に対しても、チーム全員で『いいね!』と共感し合いながら、非連続の成長を楽しめるスタンス。そんな想いを胸に、テクノロジーの力でお客さまの未来を切り拓く、志を共にする仲間をお待ちしています。」

写真:部門や年次を超えた「チーム」で、未来の銀行を創り上げていく。私たちは新戦力の加入を心待ちにしています。

事業開発とアプリケーション開発、領域は違えど「個の成長をチームの進化へ」「多様な仲間と共感し合い、非連続の成長を楽しむ」という想いは共通しています。これこそが、みんなの銀行が未来を創る上での核心です。

メッセージ:採用担当から新卒社員の皆さんへ

記事の締めくくりに、新卒社員の皆さんへ、採用担当である私からのエールを送らせてください。

皆さんはもう、私たちと同じ「みんなの銀行」を創る大切な仲間です。キャリア採用が7割という、多様な経験を持つプロフェッショナルが集まるこの場所で、皆さんの固定観念にとらわれない、真っさらな視点は何よりの強みになります。そのフレッシュな感性で組織に新しい風を吹き込み、一緒にみんなの銀行の未来を創り上げていけることを楽しみにしています。

オフィスでは皆さんの入社を心待ちにしていた先輩たちがたくさんいます。入社式や研修中、フロアを覗きに来る先輩たちの嬉しそうな顔が、何よりの証拠です。

これから皆さんが各現場で、それぞれの個性を発揮して活躍する姿を見るのが、今から楽しみでなりません。もちろん、最初は立ち止まることもあると思います。そんな時は、いつまでも今の初心を忘れずにいてください。そして、周りにいる素晴らしい先輩たちの背中をよく観察し、そのスキルやマインドを吸収しながら、一歩ずつ、着実に成長していってください。

失敗を恐れずに、皆さんらしい「新しい風」をどんどん吹き込んでください。皆さんのチャレンジを、私たちは全力で支え、そして共に楽しみたいと思っています。

私の今の目標は、数年後に皆さんが「あの時、みんなの銀行を選んで本当に良かった」と、笑顔で話している姿を見ることです。その日のために、私も皆さんに負けないくらい全力で、一番のサポーターとして伴走し続けます。

改めて、入社おめでとうございます! 数ある会社の中から、みんなの銀行を選んでくれて本当にありがとうございます。 これから一緒に、みんなの銀行の未来を創っていきましょう!

写真:未来への希望に満ちた2026年度新卒社員。この10名と共に、みんなの銀行は新たな挑戦を始めます。

※この記事は、みんなの銀行公式noteからの転載です。
最新情報やサービス詳細は、みんなの銀行公式サイトをご確認ください。
公式サイト:https://www.minna-no-ginko.com/

(執筆者: みんなの銀行)

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