【深ヨミ】CUTIE STREET『キュートなキューたい / ナイスだね』の販売動向を調査
2026年6月3日公開(集計期間:2026年5月25日~5月31日)のBillboard JAPAN週間シングル・セールス・チャート“Top Singles Sales”で、初週533,176枚を売り上げて首位を獲得したCUTIE STREET『キュートなキューたい / ナイスだね』。
今作はCUTIE STREETの3rdシングルで、TVアニメ『ポケットモンスター』のエンディングテーマ「キュートなキューたい」と川谷絵音が作詞と作曲を担当した「ナイスだね」による両A面シングル。グループ初のユニット曲として「I Amai Me Mind」と「Crush on you」も収録されている。2位以下に約35万枚超の差をつけ、2作連続の初週ハーフミリオン突破、そして自身初となるシングル・セールス首位獲得を果たした。
ここでは、SoundScanJapanの販売データを使用し、『キュートなキューたい / ナイスだね』の販売動向を調査する。図1(https://www.billboard-japan.com/d_news/image/162277/2)では、CUTIE STREETのCDシングルの初週と累計販売枚数を比較している。
図1を見てみると、2ndシングル『キューにストップできません!/ちきゅーめいくあっぷ計画』で初週販売枚数が大幅に伸び、今作ではその勢いがさらに増していることがうかがえる。「かわいいだけじゃだめですか?」のSNSを中心としたバイラルヒット、メディア露出による認知の拡大を経て、一気にファンを獲得したと言えるだろう。TikTokなどデジタルでのヒットを起点としながらも、フィジカルでもこれだけのセールスを記録していることから、高い熱量を持つファンダムが形成されていることが推測できる。
続いて、図2(https://www.billboard-japan.com/d_news/image/162277/3)は、今作も含めたCUTIE STREETのCDシングルの実店舗における地域別販売比率のグラフとなる。また、一般的なシングルの販売比率とも比較するため、2026年に発売された全てのシングルの販売比率も全シングルとしてグラフに追加している。
図2が示すように、今作は関東地方が33.4%(全シングル:57.7%)と全シングルと比較して低いシェアとなっている一方、近畿地方45.5%(16.5%)と九州地方11.2%(5.2%)では全シングルを上回るシェアを記録している。作品によっては北海道や北陸地方でのシェアが高いものもあるが、特定エリアへの大幅な偏りは見られず、全国的な幅広い人気を得ていることがうかがえる。中国地方、四国地方においては3作品ともに全シングルを下回るシェアとなっており、今後のファン獲得における開拓余地があるエリアとも言えるだろう。
8月にはデビュー2周年を記念した初の日本武道館単独公演を開催するCUTIE STREET。最近は国内にとどまらず、韓国の音楽番組『M COUNTDOWN』への出演や韓国公演など海外での人気も拡大しつつあり、今後の国内外でのさらなる活躍に注目が集まる。
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