宮古島の夜空とドームが“連動”。満島ひかりの声で星を旅する「MIYAKO GALAXY-DOME」

宮古島から来間大橋を渡った先に、小さな島・来間島があります。

宮古ブルーの海と花に囲まれ、のどかな時間が流れる島です。

街の明かりが少ないこの島では、夜になると空いっぱいに星が広がり、季節によっては天の川や南十字星も見られます。

そんな来間島に、日本初となる天文台とLEDドームプラネタリウムを併設した新施設「MIYAKO GALAXY-DOME(ミヤコ ギャラクシードーム)」が誕生しました。

天文台×LEDプラネタリウム。心に残る星空体験

「宮古島来間リゾート シーウッドホテル」の敷地内に、6月1日にオープンしたばかりのMIYAKO GALAXY-DOME。ホテル宿泊者だけでなく、一般利用も可能です。

ここでの体験は、ただプラネタリウムを眺めるだけではありません。

まず「PLANETARIUM TOUR(プラネタリウムツアー)」では、満島ひかりさんのナレーションによるオリジナルプログラム「GALAXY ISLAND(ギャラクシーアイランド)」を鑑賞。その後、スター・ナビゲーターによる“対話型”の星空解説がはじまります。

そのツアーに続く「STARGAZING TOUR(スターゲイジングツアー)」では、夜の時間に天文台の望遠鏡で捉えた天体をLEDドームに映し出しながら、その日の星空を生解説。天気が良ければ実際に外へ出て、夜空を見上げたり、望遠鏡をのぞいたりすることもできます。

映像を見て、話を聞いて、そして本物の空を見上げる。そんな、プラネタリウムと天体観測の“いいところ取り”をしたような特別な体験が待っています。

満島ひかりさんの声とともに、宮古島の空と海を旅する

いざ、MIYAKO GALAXY-DOMEへ。

日本国内でも数えるほどしかないLEDドームプラネタリウムに足を踏み入れると、まず驚くのが映像の鮮やかさ。

ドームそのものに組み込まれたLEDパネルが発光するため、星のきらめきや夕焼けのグラデーションまで、息をのむほど色彩豊かに映し出されます。

ここで上映されるプログラム「GALAXY ISLAND」のナレーションを担当するのは、沖縄育ちの俳優・満島ひかりさん。

上映がはじまると、宮古島の海やサンセット、上空から見下ろす島の風景がドームいっぱいに広がります。満島さんの声とともに、映像の世界に静かに溶け込んでいきます。

旅先で偶然出会った短編映画のような、美しく静かな時間でした。

「星のオジ様」が案内する、宮古島の星空散歩

この施設で何より印象的だったのが、4人のスター・ナビゲーターの存在。

その筆頭となるのが、「星のオジ様」こと池田昇さんです。

ハワイ島でネイチャーガイドとして活動していた経験を持ち、現在はシーウッドホテル副総支配人として活躍する池田さんは、豊富な知識を持ちながら、その語り口は親しみやすくユーモアにあふれています。

「この中に、さそり座の方はいらっしゃいますか?」そんなひと言から始まり、人間味あふれる軽妙なトークに、会場からは笑い声も。

さらに池田さんが、「現場の坂田さ~ん」と、スター・ナビゲーターの一人であり、天文台望遠鏡のオペレーション担当の坂田正さんに呼びかけ、坂田さんが同じ建物内にある天文台望遠鏡から天体の様子をLEDドームに届けてくれる連携も見どころ。

夜の時間には、天文台ドームが開放され、星座や惑星などリアルタイムな夜空をプラネタリウムに投影しながら解説してくれます。

難しくなりがちな天文学の話も、スター・ナビゲーターの言葉を通すとぐっと身近に。気づけば、参加者全員が子どものような顔で星を見上げていました。

夜空の下へ、星を見上げる幻想的な時間

ツアーの最後には、スター・ナビゲーターとともに外へ出て、実際の夜空を見上げます。

取材当日は、翌日にブルームーンの満月を控えた明るい月夜。

満天の星空とはいきませんでしたが、それでも北斗七星やスピカは凛とした輝きを放ち、天体望遠鏡を通して月をのぞく体験も楽しめました。

プラネタリウムで聞いた星の物語と、実際の夜空が重なっていく時間。

ただ「きれいだった」だけでは終わらない、静かに心に残る体験でした。

海だけじゃない。宮古島には“夜の絶景”があった

来間島で過ごしていると、夕暮れから夜へと移り変わる時間の美しさに気づかされます。

プラネタリウムで星の物語に耳を傾け、星のオジ様の語りに笑い、最後は本物の夜空を見上げる。そんな時間を過ごしていると、「宇宙人っているのかな」という子どもの頃みたいな疑問が、ふと頭に浮かびました。

海を見に訪れた宮古島で、夜は空を見上げて、少しだけ想像をふくらませる。そんな旅の楽しみ方を、この島がそっと教えてくれた気がします。

◆「MIYAKO GALAXY-DOME」施設概要
宮古島来間リゾート シーウッドホテル(沖縄県宮古島市下地字来間484番地7)

アクセス:宮古空港から車で約20分/みやこ下地島空港から車で約40分
開館時間:14:00〜22:00

◆ PLANETARIUM TOUR・STARGAZING TOUR ツアー料金
【宿泊者・宮古島民】大人 4,400円/小学生 3,300円
【外来】大人 5,500円/小学生 4,400円
※幼児無料
公式サイト:https://zumi-miyako.com/miyako_galaxy-dome/

  1. HOME
  2. 生活・趣味
  3. 宮古島の夜空とドームが“連動”。満島ひかりの声で星を旅する「MIYAKO GALAXY-DOME」
ぴかっとさん

ぴかっとさん

北海道生まれのアラサー。おでかけと図書館が好きで、色んな場所をフラフラしています。健康です。

TwitterID: pikatto_san

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。