ユニクロが暑さの違いに応じた服を選ぶ「適材適暑」を提案!

ユニクロはこの度、2026年も続く酷暑に合わせ、暑さの質の違いに応じて最適な服を選ぶ新たな考え方「適材適暑(てきざいてきしょ)」を提案。

都内で報道関係者向けの説明会「ユニクロ適材適暑アカデミー」を開催しました。

 

暑さの質で服を選ぶ「適材適暑」という考え方

2026年4月、気象庁は顕著な高温を記録する年が頻発する状況を受け、最高気温が40度以上の日の名称を、アンケートや有識者の意見などを踏まえ「酷暑日」と決定。

また2026年も昨年に続いて暑くなることが予測されており、実際に5月〜6月でも夏のような気温を記録する日が続いています。

しかし、この暑さは全ての状況で同じものではなく、梅雨はじめじめとした湿気がまとわりつき、真夏には肌を刺すような直射日光、昼の熱気が抜けきらない熱帯夜といった、時間帯・環境で暑さの質は大きく異なってくると説明。

そこでユニクロは、その時々の暑さや環境に合わせ、素材・機能性・デザインを選び、レイヤリングや着こなしを組み合わせることで「衣服で快適さをコントロールする」という新たな考え方「適材適暑」を提案しました。

都内で行われた「ユニクロ適材適暑アカデミー」には、株式会社ユニクロ ジャパンマーケティング部の古宿瑠美部長が登壇。

「私たちが感じる暑さは一様ではなく、気温の高さももちろんありますが、湿度・日差しの強さなど様々な要素が影響します。また、屋内・屋外・移動中などシーンによっても人々が感じる暑さは変わってくると思います。そうした多様な暑さに対して、1着の服だけで快適に過ごすということは難しくなってきていると感じております。」

とコメントし、その時々の暑さや気温に合わせ、服の素材・機能性・デザインなどで対策をして快適さをコントロールしていく必要があると説明。

ユニクロでは、汗をすばやく乾かして快適さを保つエアリズムや、UVカットアイテムなど様々な製品を展開してきたとし、これからの多様な夏に合わせて最適な服選びを提案していきたいと語りました。

続けて、熱中症予防声かけプロジェクト実行委員長で、救急専門医の三宅康史さんが登壇。

熱中症のスペシャリストとしても知られる三宅さんは、

「今回、ユニクロさんからお話をいただいて、熱中症は時期によってどういう対策ができるのか、それが衣服によってどれくらい熱中症予防や暑さ対策ができるかということを真剣に話し合って、今回『適材適暑』を監修させていただきました。」

と説明しました。

古宿部長と三宅さんは、今回「キッチン」「ドライブ」という2つのシーンでの服装を紹介。

左側のマネキンではキッチンをイメージし、中にエアリズム素材のブラトップを着用。

さらに通気性の良いカーディガン、リネン素材のショートパンツでコーディネートし、清涼感のあるスタイリングになっています。

三宅さんは、

「キッチンは非常に狭く、熱源があって非常に暑く、風通しの悪い場所なんです。このような、できる限り楽な服装でキッチンに立ってもらえるようにしてほしいと思います。」

と、キッチンでの服装に言及しました。

右側のドライブシーンでは、エアリズム素材かつ動きやすいウルトラストレッチ素材を使用しているワンピースに、UVカット機能のあるパーカーやサングラスを合わせたコーディネートを提案。

ドライブの際には運転席・助手席だけでなく、実は後部座席の方が暑いと語り、

「後ろの席は、前の席に比べてなかなかクーラーの風が回ってきません。そのため、後ろの席にいる方は暑さ対策をすること、かつ遮熱・UV対策なども大事になってきます。」

と解説。

会場では、他にも様々なシチュエーションに応じた服装を展示し、シーン毎に合ったコーディネートを行っていくことを提案していました。

 

小田急電鉄は猛暑対策にエアリズム素材ポロシャツを夏制服として採用

イベント後半では、小田急電鉄 旅客営業部の安藤美智子課長が登壇。

小田急電鉄がユニクロのエアリズム素材の「エアリズムコットンカノコポロシャツ」を夏制服として導入している事例を紹介しました。

元々ユニクロは小田急グループの商業施設に多数出店しており、企業間での親しみがあったことが制服として採用することになったきっかけだったそう。

「ユニクロ様はエアリズムという優れた素材の製品を展開していたことや、企業向けの大量購入サービスがあったというところも、導入のハードルが低かったかなというふうに感じております。」

と説明しました。

元々激しい動きなどにも耐えられるよう、厚めの生地で作られていた小田急電鉄の制服は非常に暑く、さらに女性用の制服はワイシャツの上からベストを着用する必要があったそう。

本制服の導入までにも、小田急電鉄では業務中の水分・塩分の積極的な補給をはじめ、ファン付服や空調服、保冷剤を内蔵した冷却ベストの用意、窓口業務での制帽省略などの暑さ対策を行ってきており、その一環として2025年度からユニクロのポロシャツを夏制服として採用したと語りました。

現在は約70の駅で、アルバイトを含む駅係員1,300人が夏制服を着用。

2026年度も6月1日より夏服への衣替えとなり、小田急電鉄小田原線・代々木八幡駅に務める駅係員も夏制服を着用して業務を行っていました。

代々木八幡駅でサービス係を務める東山﨑翼さんは、

「汗も乾きやすくなっていて、とても着やすく、着心地が良いものになっています。あとはストレッチ性もきいているので、動く作業が多いのですが、その際にとても助かってます。」

とコメント。

同社 課長代理の木梨卓哉さんは、

「制服として着るという位置づけから、胸にブランドマークを配しています。また、袖口に子育て応援マスコットの『もころん』をあしらっており、制服でありつつ、親しみやすさみたいなところを兼ね備えたデザインとなっています。」

と制服の特徴を紹介してくれました。

これから本格的な夏シーズンとなる中、シーンや時間帯などによって服装を変えるユニクロの「適材適暑」という考え方は、今後過酷な夏を乗り切るためのスタンダートとなっていくのかもしれません。

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