【ライブレポ】Juice=Juice、「盛れ!ミ・アモーレ」が限界突破! ぴあアリーナMMに花火を打ち上げる──〈Juice-Juice Concert 2026 UP TO 11 MORE! MORE!〉

【ライブレポ】Juice=Juice、「盛れ!ミ・アモーレ」が限界突破! ぴあアリーナMMに花火を打ち上げる──〈Juice-Juice Concert 2026 UP TO 11 MORE! MORE!〉

この日、Juice=Juiceの可能性は、さらなる限界突破を遂げた。

ハロー!プロジェクト所属のアイドル・グループ・Juice=Juiceが、5月・26日27日の2日間にかけて神奈川・ぴあアリーナMMにて〈Juice-Juice Concert 2026 UP TO 11 MORE! MORE!〉のツアーファイナル公演を開催した。

2025年6月に新メンバー・林仁愛を迎え、11人体制となってから初めて行われた春ツアー。その締めくくりとして行われた本公演は、グループ史上初となるぴあアリーナMM単独公演2DAYSの千秋楽でもある。

「UP TO 11」というタイトルに込められた「11人分の力を最大限まで引き出す」というテーマを体現するように、この日のステージでは、現在のJuice=Juiceが持つ歌唱力、表現力、そしてグループとしての結束力が惜しみなく解き放たれていた。

【ライブレポ】Juice=Juice、「盛れ!ミ・アモーレ」が限界突破! ぴあアリーナMMに花火を打ち上げる──〈Juice-Juice Concert 2026 UP TO 11 MORE! MORE!〉

開演時間を迎えると、場内に轟いたのは「BLOODY BULLET」の重厚なサウンド。ステージに11人が姿を現すと、会場の熱気は一気に沸点へ到達した。続く「『ひとりで生きられそう』ってそれってねえ、褒めているの?」では、Juice=Juiceらしい芯の強いボーカルがアリーナ空間を貫き、「CHOICE & CHANCE」では変幻自在のフォーメーションダンスと鋭いヴォーカルで観客を圧倒。「ハロプロ随一の実力派」と称される所以がそこにあった。

最初のMCでは、「はじめてJuice=Juiceのライブに来た人ー?」とメンバーが声をかけると、客席から多数の手が挙がり、いかにJuice=Juiceが、いま勢いのあるグループであるかを感じさせた。

次のブロックでは、「GIRLS BE AMBITIOUS! 2026」で未来へ向かう意志を高らかに鳴らしたあと、「好きって言ってよ」「四の五の言わず颯(さつ)と別れてあげた」へ。切なさと情熱が交錯するクールなダンスナンバーの数々を、メンバーたちは繊細な表情管理と圧巻の歌唱で描き出していく。

「トウキョウ・ブラー」では都会的で洗練されたコズミックなサウンドを響かせ、「Never Never Surrender」では一転してパワフルなエネルギーをポップに炸裂。ジャンルを自在に横断しながらも、「Juice=Juiceの音楽」として成立させる表現力の高さに、会場中が惹き込まれていった。

【ライブレポ】Juice=Juice、「盛れ!ミ・アモーレ」が限界突破! ぴあアリーナMMに花火を打ち上げる──〈Juice-Juice Concert 2026 UP TO 11 MORE! MORE!〉

シャッフルコーナーでは、メンバーそれぞれの個性が鮮やかに浮かび上がる。「五月雨美女がさ乱れる」では、段原瑠々と入江里咲、石山咲良と遠藤彩加里という組み合わせが、それぞれ異なる魅力を提示。「Borderline」では井上玲音と工藤由愛、江端妃咲と川嶋美楓がクールな世界観を構築した。

さらに、有澤一華・林仁愛、段原瑠々・松永里愛による「ノクチルカ」では、それぞれのエモーショナルなボーカルが溶け合い、会場を深い没入感で包み込む。人数が増えたからこそ可能になった多彩な組み合わせと表現の広がりは、いまの「11人体制」の大きな武器であることを改めて感じさせた。

そこから再び11人全員がステージに上がると、「禁断少女」から一気にギアを上げる展開に。6月24日リリースのニューEP収録曲「クラクラ★クライマックス」も披露され、会場は大歓声。アッパーなサウンドとコミカルなフレーズで、ライブ中盤にも関わらず、クラクラのクライマックスに到達していた。

【ライブレポ】Juice=Juice、「盛れ!ミ・アモーレ」が限界突破! ぴあアリーナMMに花火を打ち上げる──〈Juice-Juice Concert 2026 UP TO 11 MORE! MORE!〉

MCでは、石山咲良が「限界突破したら、上から花火が上がります!」と煽ると、Juice=Juiceきっての情熱ぶっ放しソング「Fiesta! Fiesta!」へ。ステージからは花火のごとき、炎が噴き荒れ、会場を灼熱の熱気に包み込んだ。

ライブはここから「甘えんな」「ナイモノラブ」と畳み掛け、「プラトニック・プラネット」では11人の歌声が美しいハーモニーを描く。そして、「プライド・ブライト」では、ここまで積み重ねてきた努力や成長、そのすべてを肯定するようなパフォーマンスが観客の胸を打った。

終盤、「STAGE〜アガッてみな〜」で会場のテンションを極限まで引き上げると、ラストを飾ったのは、現在のJuice=Juiceを象徴する大ヒット曲「盛れ!ミ・アモーレ」。TikTokを中心に大きな話題を呼んだこの曲だが、それがここまでのヒットしたその理由は、彼女たちがこれまで歩み、鍛え上げてきたそのパフォーマンスの強さと情熱の強さがあるからこそだろう。

ラテンテイストの高揚感、キャッチーなフレーズ、そしてメンバーたちの全力の笑顔が重なり合い、ぴあアリーナMMを巨大な祝祭空間へと変えていく。会場からは「盛れ!」の大合唱が響きわたり、その熱気はまるで会場内に炎の龍が飛び回っているかのようだった。

「Juice!!!!もう一杯!!!!!」の声に応えるように始まったアンコールでは「Magic of Love」を披露。観客とのコミュニケーションを楽しみながら、メンバーたちは何度も歌声で愛を伝えていく。

【ライブレポ】Juice=Juice、「盛れ!ミ・アモーレ」が限界突破! ぴあアリーナMMに花火を打ち上げる──〈Juice-Juice Concert 2026 UP TO 11 MORE! MORE!〉

最後のMCではメンバーそれぞれがグループへの思いや未来への決意を語る。

昨年の春ツアーファイナルでグループ加入を発表された林仁愛は、「11人目のJuice-Juiceとして活動できることが本当に嬉しいです」と笑顔でコメント。「UP TO 11というタイトルにしてくださったことも本当に嬉しかった」と語り、「これからも11人のJuice-Juiceをたくさん楽しんでいただけたら」と呼びかけた。

川嶋美楓は、「もっと頑張りたいと思えるのは、Juice-JuiceとHello! Projectのことが本当に大好きだから」と語り、「『盛れ!ミ・アモーレ』をきっかけにJuice-Juiceを知ってもらい、さらにHello! Projectの素晴らしさを感じてもらえたら嬉しい」とコメント。夢を持ち、突き進むことの大切さをグループから学んだと明かし、「常にかっこいい姿で皆さんに会えるよう頑張ります」と力強く語った。

遠藤彩加里は、ツアーを通して「Juice-Juiceがすごく大好きだなと思った」と振り返り、「メンバーやスタッフさん、そしてファンの皆さんに支えられて今の自分がいる」と感謝。「今日、自分の限界突破ができたと思う」と充実した表情を見せた。

石山咲良は、ライブ演出で使用される炎について「実は怖い。自分が燃えちゃうんじゃないかっていう恐怖心があるんです」と打ち明けつつ、「でも皆さんのペンライトを見ると全く怖くなくなる」と告白。「みんなから元気や勇気、生きる源をもらっている」と語り、「いつか自分も皆さんに何かの源を返せる存在になりたい」と思いを伝えた。

江端妃咲は、「本当に毎回思うのは、 もう目が足りひんのですよ。チェイサー2時間やって、皆さんの顔をずっと見ていたい」と客席への思いを吐露。「今後もっと大きな会場に行ったら物理的な距離は遠くなるかもしれないけど、それも夢」と語り、「今のJuice-Juiceならもっと大きい場所へ行ける」とさらなる飛躍を誓った。

入江里咲は、「11人全員でツアーを最後まで駆け抜けられたことが本当に嬉しい」とコメント。「夢や目標を一緒に目指せる仲間がいることは当たり前じゃない」と語り、「Juice-Juiceファミリーのみんなが大好き」と会場や配信を通じて見守るファンへ感謝を届けた。

有澤一華は、「私はやっと脱皮したんですけど、最近までずっと殻をかぶっていた」と自身の変化を告白。「メンバーが支えてくれたことで心を開けるようになった」と語り、「皆さんと一緒に限界突破できて本当に嬉しかった」と涙ながらに思いを伝えた。

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松永里愛は、「最近Juice-Juiceってすごいと言っていただく機会が増えた」としながら、「でもJuice-Juiceはずっとすごいの、Hello! Projectだってずっとかっこいいの」と断言。「努力が必ず報われるわけじゃない」と活動の厳しさにも触れつつ、「この11人で作る音楽で、日本のみならず世界の音楽業界にぶつかっていきたい」と壮大な目標を掲げた。

工藤由愛は、ツアータイトルにちなみ「今日は限界突破を超えて万歳突破と言える声にしようと思っていた」と笑顔。「今日の公演が、皆さんの日々を頑張る糧になっていたら嬉しい」と語り、「これからも魂を込めて届け続けたい」と呼びかけた。

井上玲音は、「あっという間だったツアーの中で、いろんな感情になった」と涙ながらに回想。後輩たちの急成長やメンバーから受けた刺激を挙げながら、「悔しさやプレッシャーも含めて、自分にとってすごく大きなツアーだった」と明かした。「これからもっともっと進化するグループであり続けたい」と未来を見据えた。

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そしてリーダーの段原瑠々は、「今年はありえない1年にしようとみんなで話していた」と振り返る。そして「Juice-Juiceに加入して一番最初の大きな箱のライブが日本武道館公演で、 その時に今まで諦めなくてよかったっていうのを言ったんですけど、 最近本当に今日この景色を見ても今まで諦めなくてよかったなって心の底から思いました」と感慨深げにコメント。「皆さんと会えて本当に嬉しい」と語り、最後は「ラストの曲はみんなでタオルを回したいと思います!」と呼びかけ、「未来へ、さあ走り出せ!」で会場を熱狂へと導いた。

「未来へ、さあ走り出せ!」で未来へのスタートラインを高らかに鳴らすと、段原瑠々が「まだまだ盛っていいですかー?」と会場に呼びかけ、ラストには再び「盛れ!ミ・アモーレ」を投下。会場の熱気が文字通り「限界突破」したその瞬間、天井からマジで花火が打ち上がるサプライズ演出も。事前MCで石山咲良が語っていた言葉を冗談だと思っていた観客たちは、まさかの伏線回収に大歓声を上げた。会場中がシンガロングと歓声でひとつになるなか、11人は満面の笑みでステージを駆け抜け、圧巻のフィナーレを描き出した。

「MORE! MORE!」。その言葉通り、Juice=Juiceはこの日、「もっと先へ行ける」ことを証明してみせた。ライブハウスからアリーナへ。フレッシュさと実力、親しみやすさとプロフェッショナルさ、そのすべてを携えながら進化を続ける11人。ぴあアリーナMMで見せた景色は、彼女たちがまだ通過点にいることを強く印象付けるものだった。Juice=Juiceの限界突破は、ここからさらに加速していくだろう。11人の目はさらなる大きなステージを見据えているのだ。

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取材&文 : ニシダケン

アーティスト情報

オフィシャルサイト
https://www.helloproject.com/juicejuice/
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オフィシャルX
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