「死ね」はいじめか体罰か
今回はメカAGさんのブログからご寄稿いただきました。
「死ね」はいじめか体罰か
ネットイナゴをいじめに喩える人が少なくない。でも俺から見るとむしろ体罰。何しろやってる本人は「正しい」と思ってやってるのだから。本人や社会のためになると思ってやっている。単に私的で刹那的な「楽しさ」を求めてやるいじめとは違う。
何かの問題に対して手っ取り早く「答え」を出すには、問題を矮小化するのがコツ。いじめなら悪としても異論を唱える人は少ないだろう。しかし体罰となるとそれほど単純ではなく、賛否両論となる。
だからネットイナゴ=悪と手っ取り早くするには、体罰ではなくいじめに喩えた方が簡単。
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それにしても「国と国は平和に話し合うべきだ」という意見の人が多いこの国で、なぜか社会悪(と認定された者)に対しては、容赦がない。もう無条件降伏か玉砕かの二択しか選択させないという姿勢。そういう人達が「話し合いが大事」というのが滑稽だね。
無条件降伏を迫れば、相手は自分のすべてをかけて最後のギリギリまで抵抗するしかなくなる。いくら殴ってもびくともしないから、これでもかとどんどん殴っていると、実は意外ともろくて、ある限界を超えるとあっけなく玉砕してしまう。殴ってた方は「あれ!?こんなはずは…」と。そうなることを計算してやってる人もいるけどね。
第二次世界大戦でアメリカが日本にしたことも同じだ。飲めないような降伏条件を突きつけて、降伏しろと迫る。そうなれば日本は限界まで戦い続けるしかない。アメリカは日本が自滅することを計算づくで、そういう戦略をとった。中途半端に停戦してしまうと禍根を残すから、徹底的に叩き潰すために。
執筆: この記事はメカAGさんのブログからご寄稿いただきました。
寄稿いただいた記事は2013年07月01日時点のものです。
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