【連載コラム】遊津場の関西アーティスト週報vol.98「スパノヴァ特急、観測中」

こんにちは。神戸在住の音楽キュレーター、遊津場(ゆつば)です。普段は邦ロック系インディーズアーティスト情報をSNS、メディア寄稿、自主イベント開催など、様々な手法で発信する活動をしています。
そして今回、OTOTOYで私のメインの活動地域である関西エリアで活躍する若手アーティストの様々なトピックを発信する機会をいただきました。これを読めば、関西邦ロックシーンの最前線が分かります。どうぞ、ご贔屓に。
「スパノヴァ特急、観測中」
「今、関西のライブハウスシーンで勢いがあると言えば?」と聞いていって、まず名前が挙がるのは“君の生活に突如あらわれた超新星”スリーピースロックバンド・
私も日々若手バンド関連のライブレポートの依頼や記事作成を依頼される中で、関西・関西外のバンドかかわらず、この関西でのライブで勝負かけたいのだろうなという日によく呼ばれたり、セレクトしたりするのですが、大抵ブッキングされています。3記事連続で出てきたこともあります。バンドやライブハウスからの信頼の証ですし、そこでのバチバチがまた彼らを成長させていると思います。
1つ知られるきっかけになったのは、昨年公開されたMV「踊れ!」です。ストレートなノリの良さの中に、静動のメリハリや駒澤(Ba.Cho)の女性コーラス、んじ(Vo.Gt)のエモーショナルが上がっていくボーカルと、いろんな良い味が組み込まれていて、心を掴まれる人が増えていき、YoutubeやTikTokでの再生回数も増えています。
ライブでも盛り上がりますが「TikTokの時間終わり!」と、強力なナンバーを重ねて繰り出してきます。そのライブを見ていると、あらゆるエッセンスを感じたのが印象に残っています。アングラ、ひねくれ、ポップ、平成ギターロック、令和のボカロの影響を感じるロックと全部あるなぁと昨年9月に見た時に思いました。んじは22歳と若いですが、10代の頃から精力的に活動しているので、あらゆるジャンルの対バンをしてきた経験がライブに表れている気がしました。だからこそバンドを続けることの難しさも知っているのも伝わって、「君とギター」や「エメラルド」は時間が経てば経つほど、ライブハウスで心に深く刺さる曲になっていますし、これからもなります。
今年2月にサナダタイシン(Dr)が正規ドラムとして加入しました。そして5月19日にOSAKA MUSEにてスリーピースロックバンドとして進む覚悟を感じる企画、その名も「スリーピース」をフロアライブで開催します。OSAKA MUSEでフロアライブというと、勢いが出てきた時の夕方と猫が2年前にやっていたなと思い出します。いろんなバンドの挑戦を受けつつ、先輩達を追いつき追い越せしていく彼らの物語はここからさらに面白くなるでしょう。
インフォメーション
・遊津場SNS
X:https://x.com/sakidori_yutuba?t=R1J43f6okqiZ7g2bqGn7PQ&s=09
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