元イタリア代表サッカー選手たちの意外なセカンドキャリア

2026年2月22日にイタリア北部ヴェローナで閉会式が行われたミラノ・コルティナオリンピック。日本は金メダル5個を含む24個のメダルを獲得し、盛り上がりを見せた。その閉会式で一部のサッカーファンの間で話題になったことがある。それは閉会式が行われたヴェローナの市長としてダミアーノ・トンマージ氏が登場したこと。

トンマージ氏はヴェローナ、ASローマなどのクラブでプレー。イタリア代表でも活躍し、2002年の日韓ワールドカップにも出場。特にローマでは中田英寿氏と共にプレーをしていたため、日本のサッカーファンにも馴染み深い存在だと思う。トンマージ氏は引退後、イタリアサッカー選手会の会長に就任し、2022年に戦況で当選し、ヴェローナの市長となっていた。

今回はトンマージ氏のように意外なセカンドキャリアを歩んでいる元イタリア代表選手を探ってみた。

アンドレア・バルザーリ→ワイナリーオーナー

2006年ドイツワールドカップ優勝メンバーで、強豪ユヴェントスのレジェンドであるアンドレア・バルザーリ氏。ドイツ時代は元日本代表の長谷部誠氏とチームメイトだった時期もある。バルザーリ氏はまだ現役だった2011年に知人とワイナリー「カゼマッテ」を創業。引退後は創業者のひとりとして積極的にワイン生産に関わり、日本にも輸入されており、バルザーリ氏本人も日本を訪れている。

ファブリッツィオ・ラバネッリ→ロードレーサー

80年代から2000年代前半に活躍したFWファブリッツィオ・ラバネッリ氏。ペルージャ、ユヴェントスでの活躍が印象的だが、2005年にヘルニアの悪化により現役を引退。昔からサイクリングが趣味で、マルコ・パンターニ氏(イタリアロードレース界のレジェンド)の熱狂的ファンだったラバネッリ氏は、時間ができたことによってサイクリングに熱中すると、ロードレースの大会に出場して優勝。兄弟や仲間とウンブリア・サイクリング・チームというロードレースチームも立ち上げ、ロードレーサーとしてのキャリアをスタートさせた。現在は60歳手前で、ロードレーサーとしても引退はしていると思われるが、まだロードレース業界にはかかわっていそうだ。
(Written by 大井川鉄朗)

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