おでんの大根はレンジで下茹で!プロ直伝の味染みテク
箸でスッと切れる味染み大根はおでんの主役。でも下茹でに時間がかかるし、かたかったり、味が染みこまなかったり。そこで、カゴメVEGEDAY編集部が、料理家・フードコーディネーターとして活躍するぬまたあづみさんに電子レンジで大根を下茹でする方法を伺いました。だしで煮込む工程も紹介しているので、大根だけでもおいしくいただけます!
おでんの大根
丁寧な下ごしらえが成功の秘訣!ちょっとしたひと手間で味が染み込んだ大根ができあがります。
材料(作りやすい分量)
大根:12cm
米のとぎ汁:3カップ(水でもOK)
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だし汁:3カップ(水3カップ+顆粒和風だし小さじ1でもOK)
みりん:大さじ2
醤油(あれば薄口醤油):大さじ1/2
塩:適量
大根は真ん中の部分を、3cm厚さの4等分にする。
おでんに合う大根の部位
大根は使う部位によって味や食感が異なります。おでんには、部位の中でもやわらかくて甘みと辛みのバランスのよい真ん中あたりが合います。
皮を厚めにむく。
おいしく作るコツ
・皮を薄くむくと筋が残ってかたいので、思い切って厚めにむきます。皮の内側に白っぽいところがあるので、その部分をすべてむきましょう。
・皮はきんぴらや醤油漬けにすると、おいしく食べられます。
煮崩れを防ぐため、大根の切り口の角を薄くそぎ落すとすようにして面取りする。
耐熱ボウルに3を入れてかぶるくらいの米のとぎ汁を注ぎ、ふんわりとラップをかけて電子レンジ600Wで10~12分加熱する。
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・下茹でや味染みの時間を短縮したい場合は、大根の両面に1cm深さ程度の切り込みを十字に入れましょう。
・下茹でに米のとぎ汁を使うとやわらかくなり、甘みも増します。用意するのが難しい場合は水でもOK。
竹串がすっと通るくらいになったら茹で汁を捨て、流水で洗う。
おいしく作るコツ
下茹でをしっかりしないと味染みが悪くなるので、竹串を刺すチェックは必須です。まだかたい場合は、様子を見ながら、レンジ600Wで30秒ずつ加熱しましょう。
大根を鍋に並べ、Aを注いで中火にかける。煮立ったら火を弱めて約1時間煮る。
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だし汁の代わりに、市販の白だしを使うと手軽です。商品の表記に合わせて味を加減しましょう。
おでんに加える場合
牛すじなどコトコト煮るおでんの場合は、工程5の大根をおでん種に加えて一緒に煮ます。練り物などさっと煮るおでんの場合は、工程6でだしで煮たおでんを加えます。
塩で味を調え、そのまま粗熱を取る。
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やわらかく煮えたら、冷ましながら味を染み込ませます。大根は食べる前日に仕込むと、さらにおいしくなるのでおすすめです!
味染み大根のできあがり。
大根を鍋で茹でる場合
時間はかかりますが、鍋でじっくり下茹ですることもできます。電子レンジの工程4、5を、鍋で茹でる方法で紹介します。
●鍋に大根を並べて米のとぎ汁を注ぎ、中火にかける。煮立ったら火を弱めて約1時間煮る。
●竹串がすっと通るくらいになったら茹で汁を捨て、流水で洗う。
やわらかく茹でたら、だしで煮る工程は同じです。
最後に
大根を茹でるのは手間がかかりますが、電子レンジを使えば簡単。やわらかい味染み大根を作ってください!
ぬまたあづみ/Azumi Numata
株式会社こさえる代表/フードコーディネーター
大学卒業後、栗原はるみ「ゆとりの空間」入社。その後、フードコーディネータースクール、料理研究家のアシスタントなどを経て2007年に独立。
現在は料理雑誌・書籍・web・テレビ等でレシピ提案をするほか、広告のフードコーディネート・スタイリング、映画やドラマの監修・撮影、飲食店のフードコンサルティングなどを行う。身近な材料と普段使いの調味料にプラスするアイデアで、簡単かつおいしい料理を作ることがモットー。素材の持ち味を最大限に活かす料理を日々研究中。
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[大根]栄養や選び方、鮮度を保つ保存、下ごしらえ、切り方など
ほぼ一年中出回っていますが、晩秋から初冬の秋冬大根が良く知られます。大根の辛みは、「イソチオシアネート」という成分によるもの。この成分は、大根をすりおろしたり切ることで生成されます。
最終更新:2026.02.04
文・写真:ぬまたあづみ
監修:ぬまたあづみ、カゴメ
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