【相模原市】都会に疲れた!気軽に森林浴ができる「つちざわの森」で週末ヒーリング

「最近、頭がうるさい」。 やること、考えること、通知。気づけば、何かに追われるような日々が続いていました。

そんなときに訪れたのが、都心からも気軽に足を運べる神奈川県・相模原の里山体験スポット「つちざわの森」です。

森林浴には以前から憧れがあったものの、どこか敷居の高い印象もありました。

ですが、つちざわの森ではスタッフの方が丁寧に寄り添ってくれるため、年齢を問わず、車いすの方も森に入れるそうです。

森をもっと身近に。みんなに開かれた里山体験

都心から車で約1時間。住宅地を抜けた先に広がるのが、約13ヘクタールの里山「つちざわの森」です。広さは、東京ドームおよそ3個分。

森林浴ツアーをはじめ、マウンテンバイク、焚き火、薪割り、BBQ、デイキャンプ、木工クラフトなど、自然との関わり方はさまざま。静かに過ごしたい人も、体を動かしたい人も、それぞれの距離感で森と向き合えます。

敷地内には、受付やカフェ、コワーキングスペースを兼ねた「つちざわ モリノカフェ」もあります。森の入口のような存在で、訪れた人をやさしく迎えてくれる場所になっています。

水・木・金曜日はカフェ営業日。曜日ごとに店主が変わるワンデイシェフ方式で、緑に囲まれながらコーヒーや焼き菓子を楽しめます。

呼吸が深く、頭に静けさ。五感で感じる森林浴

最初に体験したのは、看護師の経歴をもつ森林浴ファシリテーター・青木薫さんと森を歩く「森林浴ワークショップ」。

「都会は、人間にとって都合よくできています」と青木さんは話します。便利で安全な一方、人工的な刺激に囲まれ続けることで、私たちの五感はいつの間にかオフモードになってしまうのだそう。

足元で鳴る落ち葉の音、風に揺れる枝、湿った土の匂い。森の中には、都会とは違う“マイルドな刺激”があふれています。

血圧の安定やストレスの緩和、免疫力の向上など、医学的エビデンスに基づく健康効果もあるとされている森林浴。歩いているうちに、騒がしかった頭の中が少しずつ静かになっていくのを実感しました。

途中で青木さんが教えてくれたのが、白い紙に葉の影を映して楽しむ「こもれびキャッチ」。

森の中で太陽と遊ぶ、そんな素朴な時間がとても心地よく感じられました。

森の香りを、日常に持ち帰る「森の香りワークショップ」

続いて体験したのは、つちざわの森での手入れの過程で生まれたヒノキやスギの枝葉を使った蒸留と、天然成分100%のバーム作りが楽しめる「森の香りワークショップ」です。

レクチャーをしてくれたのは、森林浴ファシリテーターで元高校教員の西原明子さん。

刻んだ枝葉を水と一緒に蒸留器へ入れ、ゆっくりと火にかけていきます。

立ちのぼる香りに包まれながら、成分が気体になり、再び液体へと戻っていく様子を眺める時間は、どこか理科の実験のよう。思わず見入ってしまいます。

続いては、バーム作りの工程へ。

大白ごま油と密蝋(みつろう)を湯煎しながら混ぜ合わせていく作業は、森の静けさも相まって自然と手元に集中していきます。

仕上げに北海道モミ(トドマツ)の精油を垂らして完成!

森林浴で感じたあの香りを、自分の手で形にして持ち帰れるのは、この体験ならではです。

楽しみながら里山をつなぐ―つちざわの森、誕生の背景

つちざわの森を運営しているのは、「楽しみながら里山をつなぐ」を合言葉に活動する「合同会社Heritage Keeper(ヘリテッジキーパー)」のみなさんです。

高度経済成長期以前、里山は人々の暮らしのすぐそばにありました。しかし都市化が進むにつれ、人と森との距離は次第に広がり、多くの里山が手入れされないまま荒れていきました。

そんな森を所有し、少しずつ整備を始めたのが、現在ヘリテッジキーパーの役員でもある守屋浩之さん。「子どもの頃の思い出の里山を守りたい」そんな思いから、地道な手入れを続けてきました。

一方、「昔のように、子どもたちが自由に遊べる山があったらいいのに」と考えていたのが、三児の母でもある青木薫さん。

森への思いを共有する二人が出会い、同じ志を持つ仲間が少しずつ集まっていき、2021年にヘリテッジキーパーは誕生しました。

森を使い、森と関わりながら、森を次へつないでいく。楽しさと持続可能性、その両方を大切にした里山体験が、つちざわの森から静かに広がっています。

都市のすぐそばで、森林浴。その先へ

森に身を置き、香りに触れ、手を動かす。 その体験を通して、「今ここ」を感じる時間の大切さに気づきました。

都会に疲れたとき、週末に少しだけ足を伸ばして、相模原の森で深呼吸してみてはいかがでしょうか。

つちざわの森
住所:神奈川県相模原市緑区根小屋2142
公式サイト:https://heritagekeeper.co.jp/

■利用料金
<ビジター 1日利用>
森林管理費:大人 1,100円/4〜18歳 550円/3歳以下 無料 ※カフェ利用で無料
利用時間:原則土・日 9時〜16時(利用可能日をご確認ください)
コワーキングスペース(月〜金のみ):1,100円/1日

<キーパーズ(年会費)>
森林管理費:ソロ 26,400円(大人1名)、ペア&ファミリー 39,600円(大人2名まで)※18歳以下の家族同伴可
利用時間:9時〜16時(貸切利用時、メンテナンス日は利用不可)
コワーキングスペース(月〜金のみ):無料

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ぴかっとさん

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北海道生まれのアラサー。おでかけと図書館が好きで、色んな場所をフラフラしています。健康です。

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