暴力と狂気に満ちたイカれた男なのに全員がメロメロ!? 『28年後… 白骨の神殿』カルト集団のリーダーを演じるジャック・オコンネルの優しすぎる本性とは?
アカデミー賞®監督ダニー・ボイルとアカデミー賞®ノミネートの脚本家アレックス・ガーランドという二人の天才クリエイターがタッグを組み、徹底したリアリティと臨場感を追求して描いたサバイバル・スリラー『28年後…』。その待望の続編で、シリーズ史上最も救いのない“狂気と恐怖”が襲いかかる衝撃作『28年後… 白骨の神殿』が1月16日(金)に日米同時公開となります。
本作には悪魔信仰の下、暴力と狂気で人々を支配するジミー・クリスタルが登場し、終末世界で生き延びた非感染者に襲い掛かる―。人間を無差別に襲う感染者以上の恐怖を与えるジミーを演じるのは『罪人たち』などで知られる今注目のハリウッド俳優ジャック・オコンネルです。抗いがたいカリスマ性を持つイカれた男ジミーを怪演するオコンネルですが、その素顔は、後輩女優の芝居をリードする“真摯な気遣い”を忘れず、共演者のいい芝居を引き出すことで監督からも信頼される<撮影現場屈指の愛されキャラ>だった!
凶暴な感染者だらけの絶望の世界で、全員金髪でカラフルなジャージ姿のカルト集団<ジミーズ>を率いるジミー・クリスタル。その狂気とカリスマ性で子供たちを洗脳するジミーは、イギリス本土で生き延びた人間を見つけては痛めつけて殺す凄惨な儀式を繰り返し、常識がまったく通じない恐ろしい存在として恐れられている。感染者のような本能的殺戮とは異なり、言葉と信仰、暴力によって人々を従わせる狂気的な姿は、観客にもこれまでにない恐怖を植え付けることになる。
そんなジミーを演じるジャック・オコンネルは、ホラー映画『罪人たち』で演じた“悪役”が世界で絶賛される、今ハリウッドで注目されている俳優の一人で、その他にも刑務所に収監中の不良やギャングのリーダー、殺し屋など観客に恐怖を与える役を多数演じてきた。ハリウッドでは“悪役俳優”として知られるオコンネルだが、その素顔についてジミーの信奉者の一人ジミー・インクを演じた女優エリン・ケリーマンは「彼ほどに思いやりに溢れた俳優はいません!」と絶賛。さらにエリンは「彼はシーンの中で、どんな芝居してくるか全く予想がつかないんです。しかも大抵の場合、テイクごとに演技が変わります。常に気が抜けない感じというか、彼の出方次第で、こちらの演技も完全に変わってしまう」と、刺激的な芝居の応酬を明かしつつ、「私が監督から演技の指導を受けた後のシーンでは、ジャックがその芝居を引き出すために、彼自身の演技を変えてくれるんです」と語り、強烈な思想で子供たちに自身への服従を強制させるジミーとは正反対ともいえる、先輩俳優としての紳士な一面を明かした。
監督を務めるニア・ダコスタも「ジャックは素晴らしい俳優です。彼は『シーンの相手役の俳優に本当に輝いてほしい、良さを出し切ってほしい』と思っていて、それを実現できる芝居をします」と、オコンネルの圧倒的な演技力を絶賛しており、その信頼は厚い。さらに、本作以外でも彼の思慮深い一面が垣間見えており、2016年には「世界的な難民危機への意識を高めたい」という思いから、難民をテーマにした短編ドラマ『Home』で主演を務め、世界上映による収益を全て国連に寄付。カメラの外では共演者の芝居を尊重し、キャスト・スタッフから愛されるジャックだが、スクリーンの中で彼が演じるジミーは、暴力と狂気で人々を支配する“悪そのもの”として君臨。そのギャップさえも、観客がジミーの危険なカリスマ性に惹きつけられる一因になることは間違いない。
若き日のキリアン・マーフィーが主演を務めた伝説の映画『28日後…』の出来事から28年後…。ウイルスに侵された凶暴な感染者だらけの世界で生き残った人間たちに与えられたのは、救済ではなくさらなる“絶望”だった。そんな本作は一足先に試写が上映された海外で高評価が続出中だ。狂気と暴力が蔓延する衝撃のサバイバル・ホラー『28年後… 白骨の神殿』は2026年1月16日(金)日米同時公開。
<ストーリー>
28年前、人間を一瞬で凶暴化させるウイルスがロンドンで流出し、多くの死者を出した。ウイルスを免れた孤島ホーリーアイランドで生まれ育った少年スパイク(アルフィー・ウィリアムズ)は、本土で生き延びていたドクター・ケルソン(レイフ・ファインズ)と出会い、病気の母親を看取る。その後、ウイルスが蔓延するイギリス本土でひとり生きる道を選んだ。前作のラストで、感染者に襲われかけたところを、ジミー・クリスタル(ジャック・オコンネル)率いる全員金髪の暴力的なカルト集団<ジミーズ>に救われたスパイク。しかし、彼に与えられたのは救済ではなく、救いのない世界で待つさらなる絶望だった…。
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