岡山にある「図書館スタバ」、JR駅直結で城下町巡りの拠点にもおすすめ
スターバックスといえば、街中のカフェや郊外のドライブスルーなどをイメージする人が多いはず。一方、「図書館」に併設するスターバックスも、全国にいくつかある。スターバックスでは「Book & Cafe」というカテゴリーになる。これを検索すると、実は96軒もある。
その中で、図書館が併設する店舗を抜粋してみた(2025年10月現在)
・蔦屋書店 多賀城市立図書館店(宮城)
・蔦屋書店 和歌山市民図書館店(和歌山)
・蔦屋書店 高梁市図書館店(岡山)
・蔦屋書店 周南市立徳山駅前図書館店(山口)
・蔦屋書店 武雄市図書館店(佐賀)
・不知火美術館・図書館店(熊本)
・読谷村立図書館店(沖縄)
・海南nobinos店(和歌山)

その1つ、岡山県高梁市にあるスターバックスへ行ってみた。車で向かい、駅の駐車場に停めた。
JR伯備線、備中高梁駅に直結する複合施設のビルにある。岡山駅から特急で34分、普通で57分。

改札を出てすぐ、図書館の入口があり、スターバックスもすぐわかりやすい。屋根があるので、雨に濡れる心配はない。

オープンは、2017年2月。書籍や音楽ソフトの販売・レンタルで知られる「TSUTAYA」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が運営する図書館で、このパターンは他の店舗にも見られる。
複合施設の2~4階が図書館。ほか、蔦屋書店、スターバックス、観光案内所、土産を売るコーナーなど。蔦屋書店には、地元・高梁の歴史や文化などを紹介する本が並ぶコーナーもあった。

この店舗限定のドリンクやフード、グッズなどは特にない。
チョークボードで、オリジナルのカスタマイズを紹介するほか、岡山弁でご当地らしいアピールは、遠方から訪れた客にはやはりうれしい。

スターバックスは、図書館の利用者のみならず、誰でも利用できる。天井が高く、本棚があり、広々とした空間が居心地いい。
他の店舗同様、ここで蔦屋書店に並ぶ購入前の本を読むこともでき、コーヒーを片手に読書しつつのんびり過ごせる。場所柄、観光客より、地元の人々らしき利用が多かった。

ちなみに、観光案内所には、高梁市や近隣の観光スポット、また地元のお菓子なども販売していた。レンタサイクルなども可能。もし車がなければ、岡山から日帰りで電車できて、ここを拠点に観光するのもよさそうだ。
スターバックス コーヒー 蔦屋書店 高梁市図書館店
https://store.starbucks.co.jp/detail-2086/
(Written by AS)
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