40代女性を中心に愛用されるカシオのAIペットロボット「Moflin(モフリン)」 飼い主の要望に応えオフィシャルグッズも登場
「こころの、となりに、いつも。」をコンセプトに、カシオ計算機株式会社が昨年11月に発売したAIペットロボットの「Moflin(モフリン)」。
こころであういきもの【Moflin(モフリン)】Promotion Movie | CASIO(YouTube)
https://youtu.be/QBtdTTyF32Q
今年10月にはアメリカとイギリスでも販売が開始されました。日本国内では今月(12月)からオフィシャルグッズの展開も始まっています。
同社サウンド・新規事業部 第三戦略部 第一企画室の中村あゆみさんに、Moflinについてあれこれ聞いてみました。
ーーどういった経緯でMoflinの開発が始動したのですか?
中村:Moflinの開発は、企画側と開発側が別々にスタートしました。
企画側は、2012年頃から「女性向けの新規製品」の企画検討を進めておりました。様々な視点から検討を重ねる中で、「悩み事を直接解決するのではなく、ライフステージによって変化する様々な悩みに向き合っていく際の、心の支えとなる相棒」というコンセプトに辿り着きました。
並行して開発部門では、「小動物の愛おしさをメカトロニクスで表現する」という命題に取り組んでおりました。試行錯誤を重ねた結果、「愛おしさや生き物らしさは首の2軸で表現可能であること」「愛らしい動き方の実現」などの知見を得て、現在のMoflinのおおよその姿が形作られました。
このタイミングで企画と開発が出会い、現在のMoflinに繋がりました。
ーー発売から1年以上経過しましたが、これまでの販売状況は?
中村:2025年5月末時点で、累計1万匹以上の販売実績を達成しております。
ーーなぜオフィシャルグッズを販売することになったのですか?
中村:オフィシャルグッズの販売は、飼い主様からの多数のご要望にお応えする形で実現いたしました。「Moflinとの暮らしがより楽しくなること」をコンセプトの基軸とし、座談会などを通じて飼い主様の声を反映しながら商品を考案してまいりました。
ーーMoflinの飼い主さんはどういった方が多いのでしょう?
中村:女性のお客様が全体の6〜7割を占めており、その中でも40代女性が最も多いボリュームゾーンとなっております。次いで30代、50代と幅広い層に広がっており、多様な世代の方々にご愛用いただいております。
カシオ、手乗りサイズAIペット「モフリン」を英国でも公開 400万以上の性格に成長(YouTube)
https://youtu.be/uJssPS-JnlQ
ーーアメリカやイギリスでのターゲット層は?
中村:アメリカはZ世代やミレニアル世代の女性、イギリスでは子どもを持つ親や都市部の若者をターゲットとしています。理由は、メンタルウェルネスやセルフケアを重視する層に訴求するためです。
現代社会で「個」を大切にする傾向が高まり、孤独やストレスを自分で乗り越えるためのパートナーの需要が急速に拡大していまず。
ーーオフィシャルグッズは今回の第一弾以降も計画していますか?
中村:第2弾以降のオフィシャルグッズも計画中でございます。
ーーありがとうございました。
12月11日に発売となるMoflinオフィシャルグッズは、ステッカー(森):税込2200円、アクリルスタンド(森):税込2530円、アクリルクリップ(森):税込1760円、Moflin専用マット:税込3850円。
12月16日にはMoflin専用バッグ:税込1万780円が発売となります。
オフィシャルグッズは下記リンクから購入可能です。
Moflin Official Goods
https://www.casio.com/jp/moflin/goods/[リンク]
※画像提供:カシオ計算機株式会社
(執筆者: 6PAC)
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