【DAY2】限界メンバーが放つ笑いと絆の撃ち合い、熱狂のフィナーレへ 『GENKAI REVOLVER RELOAD!!』レポート

限界メンバーによるリアルイベント『GENKAI REVOLVER RELOAD!!』が11月8日(土)と9日(日)の2日間、東京都・調布市の「京王アリーナTOKYO」にて開催。本稿では、大盛況のうちに幕を下ろした2日目の公演の様子をお伝えする。

※初日のレポートはこちら
https://getnews.jp/archives/3681432 [リンク]

熱気溢れる会場に限界メンバー集結

前日に続き、ぐちつぼ、げんぴょん、たらこ、んそめ、ごんかね、焼きパンの6人が集結した『GENKAI REVOLVER RELOAD!!』は、開場前から多くのファンが長い長い列をなし、推しの話題で盛り上がる光景が広がるなど、来場者の期待が募っていた。

いよいよ開演の時間となり、場内でサイレンが鳴り響くなか、スクリーンにメンバー紹介の映像が映し出され、限界メンバーたちが登場。

壁面にそれぞれがスプレーで自身の“タグ”をタギングし、火花と爆発音によるド派手な演出で幕を開けた。

冒頭のコールアンドレスポンスでは、ごんかねが「アリーナ! スタンド!」と定番の煽りを入れると、呼びかけられた会場それぞれから、そして全体から大きな歓声が響き渡った。

イベントの趣旨について、MCを務めるしょぼすけが説明。前回のイベントでは「リボルバーチャンピオン」を競ったが、今回のイベントでは「リボルバーギャングスター」の座を懸けた戦いだ。

各試合で勝利すると、ポイントとして“限ナマ”と呼ばれるイベント通貨の「ゴン」を手にすることができる。初日に5920万ゴンを手にした覇者・げんぴょんは「ザコザコザコ!」と他メンバーを挑発。それにぐちつぼが「すごく傷つきました!」と返し、会場は笑いに包まれた。

観客参加型の熱狂、心理戦が白熱

第1試合「誰だ? なんだ? アキネーター」では、観客だけにキーワードが見えている状態でスタート。正解のキーワードを探るため、メンバーは観客に質問しながら、演者と会場が協力して答えを導く。

観客が持つサブマシンガン型ペンライトと「はい」「いいえ」などのリアクションだけがヒントとなる。“ペンギン”のお題では、オレンジの光が焼きパンのキャラアイコンを示唆し、“ニッポン”では真っ白な会場の真ん中だけが赤色に輝くなどファン同士の連携を示しつつ、まさに観客参加型ならではの盛り上がりを見せた。

ゲーム『8番出口』をめぐる問題では、んそめが「そういうことか~! 8だぁ!」と悔しがる姿が印象的だった。

続く第2試合「演じろ! 見破れ! 限界ライアーズ」では、サイコロを使った心理戦が繰り広げられた。

白熱する駆け引きのなか、ごんかねが「生活リズムがよくなってめっちゃ寝れる」と近況を明かす一幕もあり、ファンたちを喜ばせた。第1試合・第2試合で最下位となった たらこ、焼きパンはそれぞれ罰ゲームで宙吊りに。

「高っかぁ! もう降ろしてくんない!?」と叫ぶ姿に、会場は笑いの渦に包まれた。そして白熱の駆け引きの末、勝者となったのはげんぴょん。「ごめんね、すぐ殺しちゃって」と余裕の一言で再び歓声を浴びていた。

幕間の「切り抜き動画」に爆笑も

休憩時間に流されたのは、「悪意のある切り抜き撲滅委員会」による「切り抜き動画」。インタビュー形式で流された映像には、メンバーたちが犯罪行為などを肯定するような証言ばかりが。もちろん、これこそが「悪意のある切り抜き」そのもの。休憩時間が終わるや、編集者であるぐちつぼに苦情が集まり、再び会場は笑いに包まれた。

「焼きオネア」珍回答に会場爆笑、まさかの展開に

最終試合「焼きオネア」は、焼きパンの思考を読み解く難問クイズ企画。

「日本で一番多い苗字は?」の問題で、ぐちつぼは「焼きパンでも書けるから!」と独特な理由で「田中」を選ぶが、焼きパンの答えは「鈴木」。理由を「学校に多かった」「某映画(リアル鬼ごっこ)で追いかけられた」と説明すると、すかさず「それは佐藤さんだから!」と総ツッコミを食らっていた。

そんな「焼きオネア」の問題で更なる波乱を呼んだのは、「五角形の内角の和はいくつ?」という計算クイズ。

昨年の『GENKAI REVOLVER!!』で「正方形の内角の和は何度?」という問題に「4」と答えてしまった過去(https://getnews.jp/archives/3524661 [リンク])を持つ焼きパンの成長に注目が集まった。ところが、4択のうち2択を消す「フィフティ・フィフティ」を使ったところ、本来の正解である「540」がまさかの消滅。会場は驚きをはらんだ悲鳴に包まれる。

回答に「180」を選んだんそめは「『焼きパンが計算した』って言ったんだよ」と追い詰められた心境を弁明すると、たらこやげんぴょんも同じく大混乱。

そんななかで焼きパンが“正答”として「360」という数字を発表! ステージ上のメンバーたちの思考が混迷を極めたのは、誰の目にも明らかだった。昨年と同様、今回も“迷”回答を導き出してしまった焼きパン本人からの「ほんまごめん!」の一言に、客席からは大きな笑い声が上がった。

一発逆転のチャンスが狙える「焼きパンダービー」では、焼きパンが考える“人生に必要なもの”を予想。

各メンバーが賞金を賭け、「お金」「愛情」「友情」「健康」から順位を当てる。
予想の中でも目を引いたのは、ぐちつぼの「3連単:友情ー健康ー愛情」に持ち金すべてをALL INした場面。他のメンバーもまず「友情」と「健康」を上位に据えての予想だった。

結果、焼きパンの最終回答は「1位友情、2位健康、3位お金」と発表される。

見事3連単を的中させた、たらこが優勝を勝ち取った。獲得総額は驚きの5億7,850万ゴンで、2位焼きパン3億9771万ゴンに1億8000万の差をつけて「リボルバーギャングスター」の称号を手にした。最終問題で“ALL IN”したぐちつぼは、0ゴンになってしまい絶望していた。

感謝と笑顔に包まれた熱戦のフィナーレ

楽しい時間もあっという間。2日目もエンディングを迎えると、メンバーたちが客席を回りながら手を振り、観客一人ひとりに感謝の言葉を伝えていった(※後述:限界メンバーのコメント)。

その後、全員がやぐらに集結。たらこの「(リボルバー)ギャングスターになったし、撃つぞ~!」という掛け声に合わせ、6人が一斉に銃を掲げると、マシンガンの発射音が鳴り響き、観客の頭上に大量のゴン紙幣が舞い上がった。

ステージでも使われていた“限ナマ”だ。揺れるペンライトの光のなか、限ナマとともに笑顔と歓声が会場いっぱいに広がった。

笑いと歓声、そして絆で締めくくられた『GENKAI REVOLVER RELOAD!!』。公演のラスト、スクリーンには「GENKAI REVOLVERは帰ってくる」の文字が浮かび上がり、歓声が改めて沸き上がった。それはファンの胸に期待と余韻を残し、2日間にわたる熱戦の幕が閉じた瞬間でもあった。

限界メンバーのコメント

焼きパン:マジで一瞬でしたね。(観客を)近くで感じてパワーがあった。ありがとうございました!

ごんかね:この2日間、本当に楽しかったです。ありがとうございました!

んそめ:2回目のGENKAI REVOLVERってことでね。1回目は緊張でカチカチだったけど、2回目はいい感じにほぐれたかなと思います。本当に楽しかったです!

たらこ:今回も一番楽しんだということで! みなさん来てくれてありがとうございました!

げんぴょん:普通の日々を過ごしていて、気付いたらここに立っていて、気付いたらみんないて。すごいね。本当にありがとうございます!

ぐちつぼ:なんやかんや今のところ大成功! 私たちも楽しかったし、みなさんも楽しんでいただけたなら、それが一番いいことではないでしょうか。みなさん、ありがとうございました!

事後通販ページ

今回の『GENKAI REVOLVER RELOAD!!』で販売されたグッズは、11月9日(日)〜 12月9日(火)23:59 の期間で受注販売が実施されます。
会場で買い逃してしまった方や、改めて手元に揃えたいという方は、ぜひこの機会をご利用ください。

https://genkai-revolver2.stores.jp/

(取材・池内洋裕 / 写真・周二郎、竹田太朗、オサダコウジ)

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