80年代のデートカーは令和でもデートカーなのか? 24年ぶりに復活したHondaの「PRELUDE(プレリュード)」
2025年9月5日、本田技研工業株式会社が24年ぶりに「PRELUDE(プレリュード)」を発売しました。
【PRELUDE】TVCM(WEB版)「爽快と悦楽のハイブリッド」篇 30秒(YouTube)
https://youtu.be/iYKjff091qQ
同社独自のハイブリッドシステム「e:HEV」を搭載し、スペシャリティスポーツハイブリッドとして蘇った6代目プレリュードの価格は617万9800円。
月間販売計画台数が300台のところ、発売後1か月で「購買層は50~60代が約65%」「約2400台の受注となっています」と好調ぶりを語る同社広報担当に、新型プレリュードについて話してもらいました。
●24年ぶりにプレリュードが復活した理由
PRELUDE=スペシャリティカーとしての市場規模は大きくはありません。ですが、潜在的なニーズやお客様の欲求の本質、Hondaへの期待があると考えており、本格的な電動化時代に向け、Hondaがこだわり続ける「操る喜び」の継承、際立つ個性を体現するスペシャリティスポーツモデルとして復活しました。
【Honda SPORTS DRIVE WEB】PRELUDE×CR-Z ハイブリッドクーペインプレッション(YouTube)
https://youtu.be/lBHKLBGqP3g
●5代目プレリュード(2001年)と6代目プレリュード(2025年)の違い
違いはたくさんありますが、走りの技術の違いとして、5代目は2.2L VTECのエンジンを搭載し、マニュアルシフト感覚の新オートマチックトランスミッション「Sマチック(シーケンシャル・スポーツシフト)」をAT仕様車に採用しています。
またATTS(アクティブ・トルク・トランスファー・システム)や、駆動力を旋回状態に応じて左右異なった量配分するシステムなど、ホンダ初の走りの技術を搭載しています。
6代目は電動化時代に向け2.0L+2モーターハイブリッドを搭載し、スポーツハイブリッド技術「Honda S+ Shift」を採用。ダイレクトな駆動レスポンスと鋭い変速、アクティブサウンドコントロールと協調した迫力あるサウンド、俊敏に反応するメーターなどで、体感、聴覚、視覚を刺激し、ヒトとクルマがシンクロする、五感に響く意のままの走りを提供する、ホンダ初の走りの技術を搭載しました。
●昔も今もデートカー
大切な人との特別な時間を過ごすという意味では、現在のPRELUDEにおいてもデートカーという認識です。現在のデートには「親子のデート」「同性のデート」など年齢問わずデートの形は色々だと考えています。
●ターゲット市場
アメリカと日本では市場規模が違うのでなんとも言えません。台数だけで言えばアメリカですが、日本市場を意識して開発しました。
●ポップアップストアのスパイスカレー専門店「プレリュー堂」(新型プレリュード発売記念として東京都渋谷区のOPENBASE SHIBUYAにて12月4日~7日までの期間限定開催)
若者にPRELUDEへの興味を持っていただくための施策として、1台で6つの異なる走りを実現する新型PRELUDEを感じていただくため、若者に人気のスパイスカレーで6つの走りを「味覚」と「嗅覚」で体験いただける、新たな体験企画としました。
走りの味を、味覚・嗅覚を通じて疑似体験できるコンテンツを提供し、若い世代がPRELUDEの奥深さに興味を持つきっかけを創出していきます。
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PRELUDE(プレリュード)
https://www.honda.co.jp/PRELUDE/[リンク]
※画像提供:本田技研工業株式会社
(執筆者: 6PAC)
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