【北海道浦河町】引退馬たちの魂が安らかに還る「うまのふるさと」創設を目指し、クラファン実施中!

引退馬協会、日高軽種馬農業協同組合、浦河町、うらかわ優駿の里振興、TOPPANで構成する、引退馬のためのモニュメント設立事業実行委員会は、亡くなったすべての引退馬たちの魂が安らかに還る「うまのふるさと」創設を目指し、クラウドファンディングを実施している。
プロジェクト実施の背景
競走馬をはじめとする多くの馬たちは、人々に感動と興奮を与え、その生涯を懸命に走り抜ける。しかし引退後の余生や、亡くなった後のケア、そして関係者が想いを寄せる「魂の拠り所」が、日本では十分に整備されているとは言えない状況だという。
「うまのふるさと」プロジェクトは、未勝利馬や競走馬以外の馬も含むすべての馬たちが、生前の功績に関わらず平等に安らかに眠れる場所を提供することを目的とし、馬と関わったすべての人々が訪れ、思い出を偲び、絆を感じられる「聖地」となることを目指している。
さらに、「うまのふるさと」は引退馬の魂の安息の地であると同時に、馬文化の継承と教育、そして地域活性化の拠点となることを目指し、この場所を通じて、人と馬が共生する豊かな社会の実現に貢献していくとしている。
プロジェクトで実施される事業内容

「うまのふるさと」プロジェクトでは、日本を代表する馬産地の一つである、北海道日高地方・浦河町の「うらかわ優駿ビレッジAERU」内に、馬の魂の拠り所となる象徴的なモニュメントを設立する。
また、馬主から預った愛馬のたてがみをモニュメント内の専用スペースで大切に保管し、馬名プレートと共に、いつでも馬がそばにいることを感じられる場所にする。
さらに、「AERUウェルカムセンター」にデジタルサイネージを設置。引退馬の戦績、動画、写真などをアーカイブし、馬たちの物語を後世に伝えるという。
クラウドファンディング概要
モニュメント設立予定地
現在、モニュメント設立費用、運営費用の一部を募るべく、クラウドファンディングを実施している。制作・設営費用の合計金額(概算)は8,400万円で、クラウドファンディングでの目標金額は1,000万円。寄付金は、「うまのふるさと」の象徴となるモニュメント本体制作・設立のための費用(概算)4,800万円のうちの一部(1,000万円)として使用される。
11月20日(木)時点の達成状況は30%(約300万円)とのこと。12月9日(月)の終了日まで残りわずかとなり、目標金額達成に向けてさらなる支援が不可欠な状況だ。
引退馬のためのモニュメント設立事業実行委員会では、このかけがえのないプロジェクトを成功させるため、全国の馬ファンの人々、そして馬文化を愛するすべての人々からの寄付を引き続き募集している。
プロジェクトページは、「うまのふるさと」プロジェクトHP内のクラウドファンディングサイトへのリンクからアクセスできる。
なお、この事業は協働事業のため一般寄付だけでなく、馬関係団体からの寄付および浦河町の企業版ふるさと納税を活用し、資金を調達している。
実行委員会のコメント

引退馬のためのモニュメント設立事業実行委員会 委員長の谷川貴英氏は、以下のようにコメントしている。
「競走馬の生産地である北海道日高の浦河町に、亡くなったのちに眠れる場所を失っている全国のすべての馬が安らかに眠れる場所を提供したいと考えております。ファンや生産者が想い出を偲ぶことの出来るような施設にしていきたいと考えております。クラウドファンディング終了まで残りわずかですが、どうか皆様のお力添えをいただけますよう、心よりお願い申し上げます。」
引退馬の安息の地として、さらに地域活性化の拠点となることを目指す「うまのふるさと」設立のためのプロジェクトを応援してみては。
うまのふるさとプロジェクトHP:https://ad.t-norte.com/umanofurusato
(yukari)
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