“家具にしか見えない金庫”が誕生! 高まるニーズに応えるSmart Safeシリーズ

部屋に置かれた黒い直方体のオブジェ。写真を見たとき、正直なところ私はスピーカーかプリンターの類だと思った。まさか、これが“金庫”だとは想像すらしなかった。金庫といえば、重厚で無骨で、生活空間の隅に追いやられる存在というイメージが根強い。しかし今回、マスターロック・セントリー日本株式会社が発表した「Smart Safe」シリーズは、その固定観念を鮮やかに覆してきた。

同社が行った調査によると、写真を見た100人中98〜95%が「インテリアとして違和感がない」と回答し、99人が金庫と気づかなかったという驚きの結果が出ている。つまり、ほぼ全員が金庫を“家具の一部”として受け止めたということだ。一方で、金庫市場は近年じわりと伸びている。防災や防犯意識の高まりにより、「家の中に鍵付きの保管場所がほしい」というニーズが増加しているからだ。にもかかわらず、「インテリアを壊す」「置き場所がない」といった理由で購入をためらう人は多い。そんな二律背反の状況に対し、Smart Safe は“置きたくなる金庫”という全く新しい答えを提示している。本稿では、調査結果と製品特徴をもとに、この新シリーズの価値を紐解いていく。

インテリアと完全に同化する“気づかれない金庫”

Smart Safeシリーズ最大の特徴は、その「気づかれなさ」にある。写真を用いた調査では、金庫購入状況を問わず98〜95%が「違和感なし」と評価。さらに「写真に映る物体が何か」と尋ねると、「プリンター」「スピーカー」といった回答が多く、金庫と正答したのはわずか1%に過ぎなかった。

従来、金庫は“いかつい”“浮く”“置きづらい”というマイナスイメージがつきまとっていた。実際、金庫を買わない理由には「家が手狭で置く場所がない(22%)」「自宅の雰囲気に合わない(9%)」「いかつい雰囲気が好きではない(9%)」などが並んでいる。それらの“買われない理由”を、Smart Safeはデザインの力で根本から取り除いた。金庫と気づかれないという事実は、そのまま「どこに置いても成立する」という使いやすさにつながる。インテリアと調和することは、金庫にとって実は最も大きな価値なのかもしれない。

実は売れている金庫市場、求められていた“鍵付きスペース”

金庫というと、災害や犯罪対策のための堅牢な保管庫という印象が強い。しかし近年、金庫市場は静かに伸び続けている。理由は、防災・防犯意識の高まりだけではない。「家のなかで鍵付きでしまえる場所」が不足している家庭が増えているためだ。

調査では、金庫を購入・検討している理由として「大切なものの保管(74%)」「災害の不安(56%)」「犯罪の不安(48%)」が上位に並ぶ。パスポート、印鑑、保険証券、重要書類など、“人目に触れず安全に保管したい物”は案外多い。しかし従来の金庫は「存在感がありすぎる」ため、リビングや寝室など生活導線上に置くのをためらう人が多かった。そんな中、Smart Safeの“隠れる金庫”という発想は、こうした現代のニーズに合致していると言える。

生活のストレスを解消するスマート機能

見た目だけでなく、機能面も現代的だ。Smart Safeシリーズは、“指紋認証”“暗証番号”“強制解錠キー”という3種類の方法で開錠できる。金庫を買わない理由として「鍵の保管が面倒(25%)」が挙がっていることを踏まえると、指紋認証は非常に合理的だ。鍵を探す必要も、失くす心配もない。さらに、扉の自動ロック、開放時のアラーム通知、暗い場所でも見える庫内LEDなど、日々の“ちょっとした不便”を解消する仕組みが詰め込まれている。

金庫は本来、使う頻度が高くない。しかし使うたびに手間がかかるとストレスになる。Smart Safeはその面倒さを極端に減らし、「必要なときにスマートに使える金庫」という新しい価値を提示している。

公式HP:https://masterlocksentry.jp/sentry/

用途で選べる5モデル どこに置くかを自由にできる

今回発表されたのは以下の5モデルだ。

JEM-23FP / JW-23FP:横長でデスク上や棚に置きやすい

JEM-23FP 製品HP:https://masterlocksentry.jp/sentry/product/jem-23fp/
JW-23FP 製品HP:https://masterlocksentry.jp/sentry/product/jw-23fp/

JV1-20FP / JV1-25FP / JV2-25FP:小型で省スペース向け

JV1-20FP 製品HP:https://masterlocksentry.jp/sentry/product/jv1-20fp/
JV1-25FP 製品HP:https://masterlocksentry.jp/sentry/product/jv1-25fp/
JV2-25FP 製品HP:https://masterlocksentry.jp/sentry/product/jv2-25fp/

全モデルに共通するのは「インテリアとの調和」を最優先したデザイン思想である。木目調の部屋、モダンなデスク、暗めの照明——どんな空間にも自然に溶け込む。従来は、「金庫=隠す場所に置く」が当たり前だった。しかしSmart Safeは「見える場所に置く」という新しい使い方を可能にした。これは金庫にとって革命的だと言える。

調査が示した“気づかれない金庫”の価値

最終的に、調査結果が物語るのは以下の事実である。

・ほとんどの人が金庫と気づかなかった
・ほとんどの人がインテリアとして違和感がなかった
・金庫未検討の人でも59%が「欲しい」「興味を持った」などと回答

従来の金庫が抱えていた“買われない理由”——場所・見た目・存在感——をすべてひっくり返す結果となった。

「金庫はほしい。でも置きたくない」という矛盾を解消したことが、この新シリーズの最大の価値である。

ライフスタイルに関する自社調査概要/属性
場所:全国(インターネット調査)
調査期間:2025年11月7日〜11月13日
年代:20歳から69歳
母数:合計200名
①金庫の購入を少しでも考えたことがある人/すでに持っている人「金庫購入検討/購入ずみ層」100名
②金庫の購入を考えたことがない人「金庫未検討/未購入層」100名
※マンション、一戸建てなど持ち家で生活している方
※パート、アルバイト、自営業、会社員、会社役員など何かしらの仕事に従事している方(主婦/主夫、求職中、学生、育休、産休を含まない)
※世帯年収が700万円以上

生活に溶け込む金庫が拓く、日常のセキュリティの未来

今回の調査結果を整理すると、Smart Safeは「金庫らしさを消す」というアプローチで、金庫市場が抱えてきた課題を見事に解消していることがわかる。金庫と気づかれないデザインは、置き場所の自由度を一気に広げる。指紋認証をはじめとするスマート機能は、日常の煩わしさを取り除く。防災や防犯意識の高まりにより、鍵付き保管スペースの需要が伸びる今、この進化は理にかなっている。

調査でも「みんな金庫と分からなかった」「インテリアの一部として違和感がなかった」という結果が示された。金庫は“重くて無骨な保管庫”から、“生活に溶け込むスマート家電”へと変わりつつある。本シリーズは、その潮流を象徴する存在である。

  1. HOME
  2. グルメ
  3. “家具にしか見えない金庫”が誕生! 高まるニーズに応えるSmart Safeシリーズ
舌肥

舌肥

「舌肥」は、舌が肥えた皆様にも満足いただける優良な情報を発信いたします。 またグルメに限らず「目」や「耳」など五感にグッとくるようなカッコイイ、カワイイ場所やアイテム情報など積極的にお届けいたします。 定期的に魅力的なアイテムをプレゼントする企画も実施いたしますので、ご注目ください!

ウェブサイト: https://www.shitakoe.com/

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。