日本外国特派員協会での貴重な記者会見映像の数々『歴史の証言 〜あの日 何が語られたのか〜』ヒストリーチャンネル公式YouTubeにて公開
ヒストリーチャンネルは、戦後から現代に至るまで数多くの日本外国特派員協会での記録をたどり、膨大な音声と写真アーカイブを元に歴史的瞬間が蘇る、ヒストリーチャンネルが贈るオリジナルドキュメンタリーシリーズ『歴史の証言〜あの日何が語られたのか〜』をヒストリーチャンネル公式YouTubeにて公開中!
11月の「歴史の証言」は、東京都知事・石原慎太郎による尖閣諸島購入宣言の一か月後に開かれた日本外国特派員協会での貴重が会見。2012年、石原慎太郎の尖閣諸島購入宣言は、中国との国交正常化40年を迎え、友好と戦略的互恵の深化が語られていたその矢先、国内外に衝撃を与え、日中関係を一変させる。都知事による領土問題への介入は「越権」と批判され、中国各地では抗日デモが激化。一方で、国家の根幹である「領土と国防」の在り方を問う強いメッセージとして、多くの国民の議論を呼び起こした。石原慎太郎は「国際政治の中で日本のような非常に危険なポジションに置かれている国はない」と “国防の覚悟”を国民に問う前代未聞の記者会見となりました。
また、日本の歴史を揺るがした記者会見の一つとして名高い、現職の総理大臣・田中角栄を辞任に追い込んだ歴史的な会見映像。1972年、戦後最年少で総理大臣に就任した田中角栄は“コンピューター付きブルドーザー”と称され、その強烈なリーダーシップは、わずか100日で政権を掌握し、自信に満ちていた。しかし二年後、金脈問題が発覚。巨額献金と不動産取引による私財蓄積が明るみに出て、世論の怒りが爆発する。本映像は、その渦中で行われた歴史的な記者会見の様子が映し出されています。
会見で残されたのは一枚の写真と、通訳と記者の声のみ。外務省による質問制限の提案を拒み、FCCJ(日本外国特派員協会)は報道の自由を守り抜いた。やがて田中角栄は辞任へ。この会見は、政府広報ではなく独立した報道機関としてのFCCJの姿勢を世界に示し、日本のジャーナリズム史に刻まれた瞬間となった。自由な言論の礎を築いた“その日”を振り返ります。
『歴史の証言〜あの日 何が語られたのか〜』
「石原慎太郎 尖閣と都政「国防の覚悟」」「歴史を揺るがした記者会見田中角栄
11月21日(金)より「ヒストリーチャンネル」公式YouTubeにて公開!
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