人気イラストレーター・sattou(サットウ)初の絵本『かたねこ軒』発売!「肩幅に対して固定観念をお持ちの肩にも読んでいただきたいです」

“肩幅の伝道師”として知られるイラストレーター・sattou(サットウ)氏による初の絵本『かたねこ軒』が発売中です。

sattou氏は、広すぎる肩幅が印象的な作品を描くイラストレーター。人気キャラクターや流行のコンテンツを自身の作風に落とし込んだファンアートは、SNSで度々話題を呼びます。そんな”肩幅”を武器にコミックやイラストで長年活動してきたsattou氏が、この度初めて絵本に挑戦。氏の持ち味を生かした絵本『かたねこ軒』が誕生!

『かたねこ軒』
ある日、お腹をすかせた2ひきのねずみが見なれないお店を見つけます。

そこは猫が営む料理屋「かたねこ軒」。ねずみたちがお店に入ったとたん、シェフは料理を作りはじめ、食器や料理が運ばれてきます。ねずみたちはその大きさに悪戦苦闘しますが、次第に心が燃えてきて……。作者も驚く衝撃のラストが待っています!

sattouさんに作品へのこだわりなど、コメントをいただきました!

◆初の絵本出版おめでとうございます。ずっと挑戦してみたいという気持ちはあったのでしょうか?

ありがとうございます!
前々から少し興味はありましたが、まさか実現するとは思っていませんでした。今回声をかけて頂いたケンエレブックスさんには感謝しております。

◆本が完成した時のお気持ち。

肩幅の本ができた!という気持ちと、
これを世に出して大丈夫なんかな?という気持ち。

◆ストーリーはどの様に作っていきましたか?

最初の打ち合わせで編集側としても肩幅要素は欲しいということで、まず肩幅のある主役キャラをデザインしまして、そのキャラでいくつか肩幅のプロットを試作して編集と調整しながら徐々に完成に持っていきました。

◆本作の制作で一番大変だったことと楽しかったことを教えてください。

[大変だったこと]今回の絵本はストーリーものなので、やはりオチを決めるのがなかなか大変でした。ここも編集から色々アドバイスを頂きましていいオチがついて良かったと思っています。
[楽しかったこと]デザイナーさんに文字入れして頂いて一気に絵本の雰囲気が出てきたときはテンションが上がりました!
また、普段の単独での創作とは違って客観的な意見を取り入れつつ作品がより良く仕上がっていくのは楽しかったです。

◆特にこの絵本をおすすめしたい方。

普段から私のSNSの投稿をみて応援してくださっている肩々。
それとは逆に、私の作風(肩幅をでかくするスタイル)を知らない状態の肩(肩幅に対して固定観念をお持ちの肩)に読んでみてもらって、感想を聞いてみたいです。

◆sattouさんが好きな絵本を教えてください。

汽車が活躍する絵本『がたん ごとん がたん ごとん』です。すごいシンプルな内容なんですが、ラストはちょっぴり寂しさもあり、“汽車“にまた会いたくなって最初から繰り返し読んでしまいます。オススメです。

◆sattouさんの絵の肩幅はでかければでかいほど嬉しくなりますが、最近何かがでかくて嬉しかったことはありましたか?

秋田犬を見ました。デカくて良かったです。

◆sattou(サットウ)
肩幅の伝道師。著書に『肩幅だけで鬼退治!』(扶桑社刊)、『カニフライフ』(星海社COMICS)

◆かたねこ軒
著者:sattou
体裁:A4版変形/上製/カラー/40頁
定価:1,650円(税込)
発売日:2025年10月31日(金)
ISBN 978-4-910315-59-1
販売元 / 製造元:クラーケンラボ

https://kenelephant.co.jp/books/posts/65299/ [リンク]

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藤本エリ

映画・アニメ・美容が好きなライターです。

ウェブサイト: https://twitter.com/ZOKU_F

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