【ジャムライス】ライスにジャムをかけた料理が名物の町に行ってみた→ マジだった

ライスにジャムをかけた料理が名物の町があります。信じられないかもしれませんが事実です。ライスにジャムをかけた料理が名物の町あるのです。いわゆるジャムライス!

ジャムライス「プルットカヤ」

それはマレーシアのイポー市。この地域ではジャムライス「プルットカヤ」(pulut kaya)がポピュラーなのです。ちなみにジャムライスはマレーシア全域に存在はしますが、形式は多種多様で、お菓子的なスイーツが多め。

食事として、メシとして、腹ごしらえの料理としてポピュラーかといえば、必ずしもそうではありません。でもイポー市では、ジャムライスは食事寄りな料理として扱われていることが多いようです。

ジャムとライスの組み合わせ! 不思議ではない?

ジャムライスのジャムはココナッツやクリーム、砂糖、玉子などで作られていて、かなり甘いです。かなり甘いジャムをライスで食べる。あまり想像できないフードです。いやでも、タイにはもち米とマンゴーの料理があるし、日本にもあんこともち米のおはぎがあります。そう考えれば、ジャムとライスの組み合わせ、不思議ではないかも!?

実際にジャムライスを食べに行ってみた

特に高評価のジャムライスが食べられる食堂が「瓊南茶餐室 Kedai Kopi Keng Nam」(127, Jalan Raja Ekram, Kampung Jawa, 30300 Ipoh)。ということで、実際にジャムライスを食べに行ってみました。

イポー名物のイポー・ホワイトコーヒーを飲みつつ

早朝から営業しているKedai Kopi Keng Nam。そもそも朝食を食べるために訪れる人がほとんどで、ジャムライスも朝食として食べることができます。イポーの地域住民は、イポー名物のイポー・ホワイトコーヒーを飲みつつ、ジャムトースト「カヤトースト」を食べています。

イポー・ホワイトコーヒーについても深い歴史があるのですが、また別の機会にご紹介しましょう。

どこからどう見てもジャムライス

さっそくイポー・ホワイトコーヒーとジャムライスをオーダー。目の前にやってきたジャムライスは、確かに、ジャムライスでした。どこからどう見てもジャムライス。徹底的にジャムライス。右から見ても、左から見ても、ジャムライス。ジャムとライスです。

ジャムとライスの味がします

食べてみます。……おおっ! これは確かに、ジャムとライス、ジャムライスです! ジャムとライスの味がします。想像どおり、激しく甘いジャムとライスが融合したテイスト。

ジャムライスが定着する食文化

ライスはもち米的な品種のようです。しかし私たちが知っているもち米よりもパラパラ感がありました。あまりにもシンプルな料理ですが、あまりにも斬新! そしてなにより悪くない。ジャムライスが定着する食文化、理解できます。

東南アジアのスイーツを食べているかのような気持ち

ジャムがかなりココナッツ風味なので、ライスとあわさると、東南アジアのスイーツを食べているかのような気持ちになります。でもイポー市ではこれが食事なわけで、しかも朝食なわけで、かなり奇抜なグルメだと感じました。ごちそうさまでした!!

<お店情報>
店名: 瓊南茶餐室 Kedai Kopi Keng Nam
住所: 127, Jalan Raja Ekram, Kampung Jawa, 30300 Ipoh

(執筆者: クドウ秘境メシ)

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