『ブラックフォン 2』“死んだ殺人鬼”役イーサン・ホーク、脚本を待たず再演快諾 「間違いなく素晴らしい作品になる」[ホラー通信]

イーサン・ホークが“殺人鬼グラバー”役でおぞましい演技を見せた『ブラック・フォン』の続編、『ブラックフォン 2』(11月21日公開)。ホークは脚本が完成する前から、続編への出演を快諾していたという。

長年タッグを組むスコット・デリクソン監督と脚本家C・ロバート・カーギルによる本作。前作では、グラバーに誘拐された主人公フィニーが、断線した黒電話を通じて聞こえてくる“死者からのメッセージ”を頼りに命がけでグラバーを葬った。今作では、その事件のトラウマを負っているフィニーと、夢で未来を予知する妹グウェンの前に、死者となったグラバーが現れる。

ホークはキャリア初となった“殺人鬼”役に再び身を投じる。続編の脚本を待たずに再演を決めた理由として、「スコット・デリクソンとC・ロバート・カーギルは世界トップクラスの脚本家兼監督コンビだ。恐怖映画がどんな構造や比喩で成立しているかを完璧に理解している。彼らにグラバー役の再演を頼まれた時点で、間違いなく素晴らしい作品になると確信した」と、製作陣への信頼を明かす。

プロデューサーのジェイソン・ブラムは、ホークについて「彼の再登場は絶対に欠かせなかった。あの演技こそが、第一作を成功へ導いた最大の要因だったからだ」と断言。スコット・デリクソン監督も「イーサンが戻る意思を示してくれなければ、この企画は実現しなかった」と同調する。「彼は脚本ができる前に出演を承諾してくれた。信頼の表れだと思う。その信頼に応え、“怨霊としてのグラバー”という発想を形成していった」

『ブラックフォン 2』場面写真 グラバーから隠れているグウェン

メイキングを収めた特別映像では、ホークがグラバーに変身する様子もちらりとお目見え、「死人の役は面白い」とご満悦だ。今作で初めてグラバーと直接対峙するグウェン役のマデリーン・マックグロウは、「初めてセットに現れたとき、“トラウマになるかも”ってビビったわ」とその強烈な印象を振り返っている。

『ブラックフォン 2』
11月21日(金)劇場公開

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©Jasmine Archie  © Universal Pictures and Blumhouse

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レイナス

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