ダークウェブビッグデータ分析AI専門企業 S2W が国際刑事警察機構 ICPO 公式パートナーに 韓国企業で初 世界12番目の AI 企業へ「深刻化する世界的サイバー攻撃に対し先制的かつ実効的な対応体制を構築」
2023世界経済フォーラム(WEF)「最も有望なテクノロジーパイオニア100社」の1社に選定されたダークウェブビッグデータ分析AI専門企業――― S2W 。
産業用生成AIプラットフォーム「SAIP」、民間企業・機関専用サイバー脅威インテリジェンスプラットフォーム「QUAXAR」、公共部門・政府機関向けサイバー犯罪捜査ビッグデータプラットフォーム「XARVIS」、暗号資産分析ソリューション「EYEZ」などを手がける S2W は、国際刑事警察機構(ICPO インターポール)が主導する官民協力プログラム「Gatewayプロジェクト」のパートナーに選定された。
世界196か国の捜査機関に共有 より迅速かつ精密なサイバー犯罪対応へ
Gatewayプロジェクト は、民間企業が保有するデータと技術力をグローバルな法執行ネットワークと連携し、「行動可能なインテリジェンス」(Actionable Intelligence)を提供することを目的としている。
パートナー企業が提供した情報は、インターポールの「Cyber Fusion Centre」で分析・加工され、世界196か国の捜査機関に共有される。
これにより、各国の捜査機関はデータインテリジェンスを迅速に確保し、脅威状況を多角的に把握することで、より迅速かつ精密なサイバー犯罪対応が可能となる。
韓国企業が同プログラムのパートナーに初選定
現在、世界の主要な AI やセキュリティ関連企業・機関11社が参加し、今回新たに選定された S2W は、「Gatewayプロジェクト」の12番目のパートナーとして参画することに。
韓国企業が同プログラムのパートナーに選定されるのは、今回が初めて。
2020年以降、インターポールサイバー犯罪局との緊密な協力が結実
今回のパートナーシップは、6年にわたり築いてきた S2W とインターポールとの堅固な協力関係を基盤として実現した点に意義がある。
S2W は2020年以降、インターポールサイバー犯罪局との緊密な協力を通じて、国際ランサムウェア組織の摘発をはじめとするさまざまな捜査分野に貢献してきた。
グローバル安全保障 AI 市場のリーディング企業としての地位を確立めざす
また、インターポール主催の複数の国際会議にも参加し、国際社会の安全保障強化に向けた連携策を模索している。
S2W は、インターポールで最も高いレベルのパートナーシップによって証明された世界レベルのデータインテリジェンス技術を基盤に、海外市場でのビジネス拡大を加速させ、グローバル安全保障 AI 市場のリーディング企業としての地位を確立する戦略に入る。
深刻化する世界的なサイバー攻撃に対して、先制的かつ実効的な対応体制を構築
インターポール・サイバー犯罪局 Neal Jetton(ニール・ジェットン)局長は「S2Wの『Gatewayプロジェクト』への参画を心より歓迎します。S2W が持つ専門性と技術力が、インターポールと加盟国による国際的なサイバー犯罪対策の能力強化に大きく貢献することを期待しています」と。
S2W 徐尚徳(ソ・サンドク)代表は、次のビジョンをこう語る。
「インターポール『Gatewayプロジェクト』への参加を通じ、S2W の AI 基盤ビッグデータ分析技術の独創性があらためて国際的に認められたことをたいへん意義深く受け止めています。
今後も海外の政府機関や国際機関をはじめとするグローバルな公共部門との協力を一層強化し、深刻化する世界的なサイバー攻撃に対して、先制的かつ実効的な対応体制を構築してまいります」
◆ S2W
https://s2w.inc/ja
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