センシングとハプティクスでマウス・トラックパッド・テンキーを1デバイスに融合 「Melt Interface」第1弾製品「Melt Mouse」を10月28日販売開始へ

Diver-Xは10月21日、マウス・トラックパッド・テンキーの機能を集約したクリエーター向けマウス「Melt Mouse」を発表。10月28日19時からKickstarterで予約販売を開始します。
デザインと機能性を両立したマウス


天面に微細なテクスチャーを施した曲面強化ガラスを使用し、側面の物理ボタンを除きマウスボタンをなくした美しいデザインのマウス。ボディには削り出しのアルミニウムを採用しています。



底面のプラスチック製ソールはマグネットで着脱でき、着せ替えや摩耗した際の交換を可能に。底面側にUSB-Cポートを搭載、最大3台に接続できるBluetoothによるワイヤレス接続と有線接続に対応します。

圧力センシングとハプティクス(触覚)フィードバックにより、クリック時にはボタンがなくても指先にクリック感が得られる仕組み。天面をスワイプする操作で上下左右にスクロール操作ができ、ホイールを操作するようなカリカリ感(ノッチ感)を指先に感じられます。天面の左右を2本の指で同時に押すことで一般的なマウスホイールを押し込むミドルクリックの状態になり、画面のグラブ操作が可能。ボタンのない美しいデザイン性と機能性を両立しているのが大きな特徴です。
トラックパッドとテンキーを融合


操作モードを切り替えることで、天面はスワイプや2本指操作ができるトラックパッドになる他、天面に12個のLEDでハイライトしたボタンをタップすることでテンキーとして利用可能。

専用アプリケーション「Melt Studio」を使ってクリックの重さやハプティクスの強さ、モード切り替えの操作方法が設定できる他、テンキーのボタンに任意のショートカットキー操作をアサインすることが可能。「Photoshop」「Blender」「Premiere Pro」など、用途に合わせたプロファイルを保存して、ワンクリックで切り替えができます。
Kickstarterで予約販売
10月28日19時から、Kickstarterでの予約販売を開始します。通常価格は4万2000円のところ、数量限定のアーリーバード価格は3万4500円、Kickstarter価格は3万7500円。


取材の際、製品パッケージのサンプルを見ることができましたが、シンプルながらも未来感のある、こだわりを感じさせるデザインでした。Melt Mouseは、VRコントローラー「ContactGlove」を開発したDiver-Xの新しいインタフェース製品ブランド「Melt Interface」の第1弾製品。今後はトラックパッドやキーボードなど、これまであまり変化がなかったインタフェースを作り直す製品の開発を検討しているそうです。

宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
ウェブサイト: http://mogera.jp/
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