『Ingress』両国を横目に大疾走!? かわもふ追ったら歴史に触れた in 2025年10月のセカンドサンデーリポート

Niantic Spatialが開発運営を行う『Ingress』は、ふたつの陣営にわかれたプレイヤー(エージェント)たちが各地のスポットを結んで互いのエリアを拡大。

ときには地域をめぐって歴史や文化に触れるなど、多彩な体験が味わえる位置情報ゲームだ。

そんな本作では毎月第2日曜日に、指定される4つのチャレンジから好きなものを選んで最寄りのエリアを散策するセカンドサンデーというグローバルイベントが開催される。

好きなチャレンジで週末散歩

当記事では、4つのチャレンジからスタンプラリー感覚で街歩きをたのしめる“ミッション”を選んだ筆者のセカンドサンデーをリポート。

各地のプレイヤーから寄せられた当日の様子を合わせて最後までチェックしてほしい。

かわもふを求めて両国方面へ

セカンドサンデー(以下、セカサン)でプレイヤーが選択できるチャレンジは全部で4つ。

ポータルと呼ばれるスポットをスマートフォンのカメラを使ってスキャンしたり、初めて訪れるポータルをハックしたりと選べるスタイルはさまざま。

そのなかで筆者が毎月好んで選んでいるのが、冒頭でも触れたスタンプラリー感覚で指定されたルートを歩く“ミッション”だ。

【今回歩いたルート:参考サイトはこちら

都営地下鉄大江戸前側の両国駅前から御徒町方面に約5kmの距離を歩く“技と気力!もふ衆大疾走”というミッション。

各ルートを達成するごとにもふもふとした可愛らしいメダルが獲得できると聞いて、ぜひともセカサンでチャレンジしたいと狙っていたのだ。

このミッションで印象的だった1つ目のスポットは吉良邸跡。

ゲーム内では“吉良上野介義央公坐像”というポータルが最寄りで、敷地内には“吉良の首洗いの井戸”もある。

そうと知って最初は怖かったけど、キレイに管理された跡地は不思議と居心地がよかった。

吉良邸跡:すみだ観光サイト

そして、2つ目のスポットが国技館通り。

この道沿いには力士像がズラリと並んでいるだけでなく、それぞれの土俵入りが再現されているそう。

おもわずいろいろなアングルで撮影したくなる迫力のある像だった。

力士像:墨田区公式サイト

3つ目に印象的だったのが都立横綱町公園だ。

敷地内には1923年9月1日に発生した関東大震災、1944年11月から5回に渡って行われた東京空襲で犠牲になった方々の御遺骨が安置されている東京都慰霊堂。

また、そうした歴史を学べる復興記念館などがあり、横綱町公園という名前からは想像もできないほど感慨深い貴重な時間を過ごすことができた。

都立横綱町公園:東京都慰霊協会

そんなわけで、最初はもふもふで可愛らしいメダル欲しさに始めたミッションだったけど、終わってみればたくさんの歴史に触れるとても貴重な体験となった。

撮影や寄り道をしながらでも約2時間。

ルートもわかりやすく見どころも多いミッションなので、興味のあるかたはぜひ最寄り駅に注意してチャレンジしてほしい。

全国のAGによる2025年10月リポ

ここからは筆者が事前に呼びかけていた専用のタグ #Ingress2s_Oct2025 を添えて当日ポストしていただいたみなさんの様子をピックアップ。

少しずつ肌寒くなってきたけど、みんなはどんなセカサンを体験したのかな?

■熱海散策

■台原森林公園

■へサンゴ草

■アルコールという名のXM

■ひゃ、108連!?

■どれも美味しそう

■にっかり青江

■おうちでまったり

2025年10月:全エージェントポストリンク

みなさん、毎月セカサンリポート記事にご協力いただきありがとうございます。

セカサンが始まったのは2021年7月のこと。

当初はミッションのみを対象にした毎月第2日曜日のグローバルイベントだったものが、2024年10月から現在の“作戦任務”に変更。

ミッション以外の選択肢が加わったことで、新たなエージェントの勧誘やチュートリアルの一環として適したイベントになっていると思う。

「ちょっといっしょに出かけてみない?」

そんなノリで誰か声かけてみようかな。

それでは今度は11月のセカサンでお会いしましょう!!

P.N.深津庵
※深津庵のX(旧Twitter)はこちら

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