インドには野良犬や野良猫や野良牛のほかに野良ヤギもいますよ

インドのことを知っている人にとっては「知っていて当たり前」なことだと思いますが、インドには野良犬や野良猫のほかに野良牛がいますし、野良ヤギもいます。
どこにでもいる
筆者が行ったことがあるインドの街、スノウリ、バラナシ、コルカタ、ニューデリー、チェンナイ、ジャイサルメール、ムンバイ、ゴア、ダージリン、シリグリ、ポートブレア、どこにでもいました。
攻撃的な野良犬には出会ったことはないけど
幸いにも筆者は攻撃的な野良犬には出会ったことはありませんが、狂犬病が心配なので、カワイイからといって安易に近寄るのはやめたいところ。





念のため、外務省が発表している注意喚起とインドの実情を転載しておきますね。
<インドにおける狂犬病について / 日本国外務省公式サイトより>
「インドでは野犬がいたるところで放置されています。また、飼い犬も放し飼いにしているのを多く目にします。結果、年間300万件以上の犬咬傷事例が国内で発生し、2万人以上が狂犬病で亡くなっていると推定されています。狂犬病は致死率がほぼ100%の感染症です。インドでは狂犬病の感染源動物として95%以上が犬で、次いで猿(野生の猿も街中で目にすることが少なくありません)とのデータがあります。犬咬傷に伴い、破傷風や傷口からの細菌感染症リスクもあります」
インドの街は牛がいっぱい歩いている
野良牛も多いです。インドに行ったことがない人でも「インドの街は牛がいっぱい歩いている」ということは知られていますよね。
けっこうな頭数の牛が街を闊歩
宗教上の理由から牛は邪険に扱えない(ということになっている)ので、丁寧に扱われ、けっこうな頭数の牛が街を闊歩しています。そこらへんの草や用意されたエサをムシャムシャ食べたりしています。食うに困ることはなさそう。





犬だと思ったらヤギだった
野良ヤギもいるのですよ。インドだけでなくネパールやバングラデシュでも野良ヤギは見かけますね。犬だと思ったらヤギだった、なんてことは日常的にあります。
野良ヤギも丁寧に扱われている印象
あくまで筆者の観測範囲でしかありませんが、野良ヤギも丁寧に扱われている印象がありました。野良牛と同様、そこらへんの草を食べていましたよ。
あと、首輪をした飼われているヤギも見かけました。





激レアなのは野良猫かも
いろんな野良がいますが、もしかすると、いちばん激レアなのは、野良猫かもしれません。
あまり野良猫を見かけませんでした。



地域住民が野良たちにエサを与えているシーン
野良犬、野良猫、野良牛、野良ヤギ、いろんな野良がいましたが、なんかのんびり暮らしています。地域住民がエサを与えているシーンも何度か見かけました。飼ってないけど、ほぼ飼っているレベルでエサをあげているシチュエーションもありました。
筆者が行った大衆食堂では、飼ってないけど、犬が赤ちゃんを生んじゃったので、店内にいさせてあげていました。優しい。
(執筆者: クドウ秘境メシ)

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