【岐阜県美濃市】歴史ある町並みを舞台にした伝統とアートの没入体験「美濃和紙あかりアート展」開催


江戸時代の情緒を残す岐阜県美濃市の歴史ある町並みが美濃和紙で作られたあかりアートに包まれる「美濃和紙あかりアート展」が、今年も10月12日(日)~11月30日(日)の約2か月にわたり、2部に分けて開催される。

地域内外の人から愛される美濃市のイベント


「美濃和紙あかりアート展」は、日本三大和紙産地の一つである岐阜県美濃市において、「美濃和紙」の再生と、重要伝統的建造物保存地域に指定される「うだつの上がる町並み」の活性化・ブランド化を目的として、1994年に初めて開催された。以降、毎年100名を超える地域の実行委員・ボランティアの力を借りながら運営を続け、歴史ある美濃市のイベントとして、地域内外の人たちから愛されるイベントとなった。

約300点の美濃和紙あかりアートと町並みを楽しむ


10月12日(日)~24日(金)の第1部では、約300点の美濃和紙あかりアート作品が全国から集結。本格的なアート性の高い作品や小中学生の賑やかな作品、今年から新設したファミリー部門の作品が、歴史ある町並みに展示される。

作品はアクリルケースに入っているので、雨でもゆっくり楽しめる。雨の日は、ケースについた雨粒がキラキラ光るため、雨の日ならではの光景を楽しむこともできる。

歩行者天国デーも開催


10月18日(土)17:00~21:00は、うだつの上がる町並み一帯にて「歩行者天国デー」が開催される。うだつの上がる町並みを歩行者天国にして、作品を鑑賞できる特別な1日だ。この日は作品のケースを外して特別展示を実施。車を気にせず、子どもからお年寄までゆっくり作品を鑑賞することができるだけでなく、車が映り込まない「映える写真」も撮影できる。なお、雨天の場合はケースをつけた展示での歩行者天国となる。

同日16:15〜は、ステージイベントがポケットパークにて行われる。美濃市に歴史的に伝わる寸劇の「美濃流し仁輪加(にわか)」の上演、美濃市出身アーティスト・横田良子さんのコンサートなどを開催する。

十六銀行駐車場と加治屋町駐車場には飲食店ブースも登場。ちょうちんが見事な山車の展示なども行われる。華やかで賑わいのある夜を楽しもう。

歴代の入賞作品140点と美しい紅葉を鑑賞


10月25日(土)~11月30日(日)の第2部では、過去の入賞作品約140点が町並みに並び、第1部の雰囲気とは異なった落ち着いた町並みの中で、趣のある作品をゆっくり鑑賞することができる。

昼は美しい紅葉、夜は幻想的なあかりというように、秋の美濃ならではの魅力を、宿泊もあわせて体感するのがおすすめだ。



紅葉が美しいスポット「大矢田もみじ谷」は、ヤマモミジなど約3000本のモミジの木があり、例年11月中旬から赤や黄色に色づき、美しい紅葉を見ることができる。神社本殿への登り口の石段から社殿東側一帯の谷川沿いの美しい自然林は、国指定天然記念物だ。



「助右衛門サのもみじ」は、紙問屋の武井助右衛門が京都・嵐山のモミジの苗を買って植えたと伝えられている。住民をはじめとした実行委員会が夜間ライトアップを行い、川面に映る幻想的な風景を楽しむことができる。

宿泊先に関する情報は、美濃市函谷協会公式サイトの宿泊案内ページをチェックしてみて。

「美濃和紙あかりアート展」開催中に美濃市を訪れて、美濃和紙の繊細な美しさと歴史ある町並みの風情を体感してみては。

美濃和紙あかりアート展公式サイト:https://www.akariart.jp
美濃市函谷協会 宿泊案内:https://minokanko.com/stay

■大矢田もみじ谷
住所:岐阜県美濃市大矢田2596

■助右衛門サのもみじ
住所:岐阜県美濃市長瀬137-4

(山本えり)

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