大阪万博に9回行った僕が思う「本当に持っていって良かった」もの3選。快適さが段違いでした

万博閉幕まで、残すところひと月を切りました。
連日最後の駆け込み混雑が報道されていますね。私もこの夏秋で9回ほど万博に行きました。
9回行く中で「本当に持って行って良かった……!」と思ったアイテムを紹介します。
これから行く人は、ぜひチェックしてみてください。快適さが全然違うと思います。
(記事後半で、万博のレビューも一部お届けしています。ぜひ行く前のイメトレにでもご一読ください)
あると「快適さが段違い」なアイテムを全部紹介

無印良品「UVカット 透湿撥水 防水テープ使い サファリハット」2,990円(税込)
万博の服装に、特にマストなのは「帽子」かと思います。
海のそばなので、ところにより風が強い印象です。
個人的には、つばが全方向についたサファリハットがおすすめ。
私がかぶっていたのは、無印良品の「UVカット 透湿撥水 防水テープ使い サファリハット」。
紫外線対策に便利なのはもちろん、防水性で雨に強く、厚みもしっかりしています。
急に強い日がさしたり、雨が降ったり、強い風が吹いたりしても、これがあるだけで全く違いますね。旅行の必需品です。

インナーキャップもあると、さらに暑さを凌ぐことができます。
気温が20℃台でも、ずっと野外での活動となるので気がつけば頭が痛い……なんてなることも。
インナーキャップを湿らせてつねに被っておけば、熱中症対策になります。給水タオルもあると尚良しかと。
折りたたみ傘は必須

日傘兼雨傘の折りたたみ傘も必須です。
8月は特に重宝しました。9月に入って気温が下がったので、ケースバイケースで出番が減ったものの、急に日がさしたりするので、やはり持っておきたいですね。

水冷服「アイスマン 水冷ベスト PRO-X」※現在販売されているのは「アイスマン 水冷ベスト PRO-X2」
さらに私は、秘密兵器で「アイスマンベストPROX」というひんやりアイテムを身に付けていました。

水をベストの中で循環させることで、着ている人の体表面を冷却する水冷服です。
これによりベストの内側に水流を流して身体を冷却し、8月の37℃の高温でもなんとか凌ぐことができました。
リュックと重ねて背負うので不恰好でしたが、暑さ対策的にはかなり助かりました。
折り畳みのイス、雨具、ウインドブレーカーも

万博の予定は直前に組めたことが多く、基本「昼の枠」からの入場でした。
8月より暑さはましになっているものの混雑や並び時間は増していて、環境の厳しさには差がないと感じました。
9月時点の話をすると、平日でも12:00〜の予約で、11:40にゲートの列に到着していても入場するまでには80分はかかりました。
ずっとぎゅうぎゅう詰めの列のまま。止まったり、進んだりを繰り返すので、なかなかハードでした。

ここであると活躍するのが、折りたたみの椅子。あるとないとじゃ大違いなので、前回書いた記事を参考にしていただきお持ちいただければと思います。
そのほか、雨具の準備はあった方がいいと思います。また、これからの季節気温によってはウインドブレーカーが必要かもしれません。
・帽子(サファリハットがおすすめ)
・折りたたみ傘(日傘兼雨傘)
・折り畳みチェア
※真夏の場合「水冷服」も役立った(重さはあるので注意)。
※そのほかインナーキャップ、給水タオル、雨具やウインドブレーカーがあるとなお安心かと。

私が思う「万博を快適にするアイテム」の紹介はここまで!
以下で、万博の様子を一部、テキストでレビューします。
展示全体への個人の感想
入れなかったパビリオンはたくさんありましたが、「いのち」「循環」のテーマに沿って様々なパビリオンで展示やイベントが行われていて、予約なしでも結構楽しめました。
バルーンを組み合わせた建築など、通常みられない建築が高い密度で密集しているのは圧巻でしたね。
大屋根リングを歩き回るだけでも、パビリオンの野外ステージで行われている楽器演奏を楽しめました。
パソナ館で心筋シートや人工心臓の展示、カザフスタンブースでも臓器輸送装置が展示されていて、それらと合わせて「命につながる技術革新」のトレンドが垣間見られました。
一方で、アメリカ館では、55年前の大阪万博で展示した月の石を今回も展示していました。宇宙開発についても展示はあるものの、まだ人類が宇宙を旅行する段階にはなく、進歩に時間がかかっている分野もあるのだなぁと感じました。
以下、あくまで私の感想ですが、前大阪万博はハードウェア中心の宇宙開発や原子力など、科学で未来を切り開かんとする展示だったようです。それに対して、今万博は持続可能な社会を展望し「調和とウェルビーイング」をテーマに、リサイクルやバイオ科学、フィジカルやメンタルヘルス増進を考えているのがトレンドと感じました。
科学技術で全てを掌握するという野心的な夢から、より現実的で、健やかに人々が暮らせる世の中を願っている……という現代の人類の立場が浮き彫りにされている展示だと感じました。
そして「体験展示」が主流となっていることに、モノよりコトに移りつつあることを感じました。
韓国のブースでは展示物がほぼなく、多くがデジタルコンテンツの展示となっていて、その傾向が顕著だったように思います。
食べたもの
各パビリオンにはレストラン併設のものもあれば、屋台でテイクアウトできるスタイルのものまでさまざま。
食べたものも紹介します。
●ガンビアンベナチン
ガンビアのトマトベースのスパイス炊き込みご飯。スコッチボンネットという唐辛子と、ジュンボなる調味料がポイントだそう。とってもスパイシーで美味しかったです。2500円はなかなかのお値段でしたが。
●レッツェブルガーグリルヴルスト&グロンペルキッシェルシェン
ルクセンブルクのチーズが仕込まれたソーセージパンと、千切りジャガイモのフリッター。
このジャガイモのフリッターこそが国民食なのだとか、とても食べ応えがあり、独特な酸味と旨みがあって美味しかったです。2300円で、さらにクラフトビール(1300円)もいただきました。隣のドイツのパビリオンでマリンバの演奏が行われていて、最高のロケーションでした。
●ロミトアルフーゴとキヌアピラフ
ペルーの牛肉の煮込みと、キヌアに豆、古代穀物のピラフ。牛肉煮込みは肉がとてもやわらかくクセのない味で美味しかった! ピラフは独特な砂のような初食感で、慣れていないからか、個人的には食べづらかった。1480円と1000円でした。ベンチは人で埋まり座る場所がないので、持参した椅子の上で食べていました。
●リコッタのラビオリ
ラビオリと呼ばれる袋状のパスタに、リコッタチーズやトマトソースがかかったマルタの国民食とのこと。生地のつるんとした食感と風味をしっかり楽しめて、チーズとトマトとの相性もバッチリ。シンプルかつ奥が深い料理ですね。
●「イルフティーラ」
歯応えのある独特な風味の生地に、ツナとオリーブを挟んだサンドイッチ。フランスパンみたいに硬すぎず、噛みちぎれるくらいの絶妙な硬さがいいですね。美味しかったです。マルタのチスクビールも一緒に売っていたので、あればぜひお供にどうぞ。
万博で買ったグッズ
最後は、購入したグッズです。
●セネガルのうちわ
アフリカの折りたたみ団扇。花火のようにカラフルできれいでした。猛暑日だったため、高かったものの、購入後とても役に立ちました。
●建築家アルノー・デ・マイヤーの本
ルクセンブルクパビリオンのコンペを勝ち取った建築家が大阪や京都金沢などを旅したり万博などをスケッチして綴った本
●スタンプパスポートとミャクミャクのぬいぐるみ
***
より混雑が激化することが予想される、万博のクライマックス。
行かれる方は服装を工夫して、あると便利なアイテムを良ければ参考に、ぜひぜひ最後まで楽しまれてくださいね。

この乳液みたいな日焼け止めが最高。ノーファンデで「素肌がキレイな人」が叶ったよ

マーナの「閉じるだけでたためる日傘」、ズボラな私でも毎日持ち歩けるようになった
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