カーディ・B、NY地下鉄の安全アナウンスをユーモラスに担当

 現地時間2025年9月23日、ニューヨーク市交通局(MTA)がカーディ・Bとのパートナーシップを発表した。彼女は地下鉄の安全とマナーを乗客に呼びかけるアナウンスを収録し、これらは市内各地の地下鉄駅構内のスピーカーで流れる予定だ。

 MTAがインスタグラムに投稿した映像では、カーディが同局のオフィスを訪れ、マイクに向かってテンポの良い公共アナウンスを披露している。あるアナウンスでは、「ここは歩く場所!」と語り、「階段は座る場所じゃなくて、上り下りするためのもの。さあ、動いて!」と続けている。

 別のアナウンスでは、【グラミー賞】受賞者の彼女がニューヨーカーたちに「地下鉄サーフィンはやめて。安全に乗車して、キュートに、そしてスムーズに動いて」と呼びかけている。さらに「電車はみんながいなきゃ動かない。だから運賃をちゃんと払って、リアルにね」と付け加えた。

 今回のコラボは、カーディがニューヨークの地下鉄車内を歩きながら9月19日リリースされたニュー・アルバム『アム・アイ・ザ・ドラマ?』を販売するというユーモラスなパフォーマンスを披露した数週間後に実現した。彼女は他にも露店商になりアルバムを販売し、当時インスタグラムに「レーベルから“街に出てアルバムを売れ”って言われた」と書き込んでいた。

 米NYブロンクス出身のカーディは、MTAとコラボした初のスターではない。昨年10月にはビリー・アイリッシュが同局と組み、ニューヨークでの公演を前に環境に優しい交通手段を呼びかけた。彼女は録音したアナウンスで「今週の私のコンサートに行くなら、車ではなくてMTAを使って、地球を助けて、マディソン・スクエア・ガーデンに来てください」とニューヨーカーたちに伝えていた。

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