ガソリン車からスバルの「ソルテラ」に乗り換え! 初めて電気自動車に乗ってわかったメリット・デメリット

ガソリン料金が高騰している今。

夫の車が買い替え時期だったため「ガソリン代の負担を抑えられるから」と思い、カーリースでEV(電気自動車)に乗り換えてみました。

スバルのソルテラ

私が住むカリフォルニア州は「2035年までに新車で販売される全ての乗用車をEVなどのゼロエミッション車にする」という規制を設けていることもあり、充電ステーションも日本に比べると多く、インフラが整っています。

それに加え、EVへの補助金もあったため、選択肢のひとつと思い試乗してみることに。

実は10年ほど前に一度EVに試乗しましたが、1度のフル充電の航続距離が100マイル(約160km)以下だったこと、パワーがいまいちだったことより断念……。しかし、今回試乗してみて技術の進歩にビックリ!

走り出しの加速は一般的な車と同じか、それ以上。私が試乗したスバルのソルテラはフル充電の航続距離も200マイル以上(約322km)と格段に距離が伸びていました。

アメリカではEVといえばテスラが多いですが、日本車がよかったため、試乗したその日に、スバルのソルテラに決めました。

近未来的内装に、最初は戸惑いました

今までガソリン車しか乗ったことがなく、カーナビのディスプレイもタッチパネルではありませんでした。

最初はEVのガジェット感が強い大型のタッチパネルと、スイッチの少ないシンプルな内装に戸惑いました。

特にはじめ戸惑ったのが、ハンドルが円ではなく楕円のような形になっているところでした。

ハンドルは今でも少し違和感がありますが、大型タッチパネルは慣れてくるとスマートフォンと同期でき便利で快適。

アプリをダウンロードすれば、カギなしでドアの開閉ができ、走行中の室内の音が静かで、音響のよいところも魅力。

また、助手席の足元が広く、ドライバー席と助手席の間にバッグなど入れられるスペースがあるところも気に入っています。

シティーユースには最高!

EVの一番の課題は、充電できる場所の確保でしたが、家のガレージに家庭用コンセントがあり、ゆっくりですがそこで充電可能。

会社の行き帰りで使用する電気は一晩で充電でき、週末は日帰りで多少遠出しても、1日で200マイル以上走ることはほぼありません。平日、週末のちょっとしたお出かけには問題なし!

電気代はかかるものの、高騰が続いているガソリン代を考えなくていいので、ストレスなく走れて快適です。

※個別の条件によって保険料は変動します。

また、今回車をリースにしたため、今までより車の保険が高くなるだろうと予想していました。

しかし、この車はアイサイトなど先進安全装備が充実していたため、以前よりも保険代が安くなり、意外なところで恩恵を受けました。

ただし、泊まりの遠出には…

日本より充電ステーションが充実しているカリフォルニア州ですが、それでもやはりガソリンスタンドのようにいたるところで充電ステーションがあるわけではなく。

よって、EVで旅行に行くときはまず「充電をどこでするか?」を考えなければなりません。

今回、初めてEVで2泊の旅に出かけて思ったことは、

・充電ステーションにある充電器の数が少なく、他の車に使用されているときも多かった。
・充電ステーションの充電器が壊れていて使えないことが多々。
・急速充電器でもフル充電には1時間以上かかり、その間カフェなどで時間をつぶすため別にお金がかかる(一般的に10〜80%は30〜40分前後で充電できますが、80~100%は充電速度が落ちてしまう)。
・充電ステーションの充電器にもさまざまなブランドがあり、使用するアプリが違うことも。それぞれのアプリをダウンロードしてログインをしなければならず面倒。
・有料で充電するときはさほど安くない。

といった、デメリットも見え、充電ステーションごとに夫と口論になるほど(笑)でした。

計画的に旅をする家庭はいいのかもしれませんが、我が家は行った先の人におすすめを聞いたり、その場で調べて目的地を考えたり……。行き当たりばったりの旅が多いので、その度に残りの電力を気にして動かないといけないのはストレスになりました。

よって我が家は私の車がガソリン車なので、「自宅充電」できる距離のシティーユースはEV、有料の充電が必要なほど遠出する場合は、ガソリン車で行く!という暗黙のルールができました。

今後のインフラに期待

充電ステーションが増え、1回の充電時間が10分台で済むレベルの超急速充電器が普及すれば、遠出でもガソリン車と遜色なく快適にドライブできるようになると思います。

EVのメリット、デメリットは、私が住むアメリカが基準になっているため、日本の場合と異なる点もあるかと思いますが、現在、我が家は、ガソリン車とEVで使い分けながら快適に使用しています。

今後、インフラが進めば地球にやさしく、ランニングコストが抑えられるEVの選択はますます広がるだろうと感じています。

ガソリン車からスバルの「ソルテラ」に乗り換え! 初めて電気自動車に乗ってわかったメリット・デメリット

ジムニーは日常にちょっとした楽しみを加えてくれる、そして「旅に出ろ」と背中を押してくれる車です

価格および在庫状況は表示された09月18日10時のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、購入の時点で表示されている価格および在庫状況に関する情報が適用されます。
この記事のリンクを経由して製品を購入すると、アフィリエイト契約により編集部、制作者が一定割合の利益を得ます。

  1. HOME
  2. 生活・趣味
  3. ガソリン車からスバルの「ソルテラ」に乗り換え! 初めて電気自動車に乗ってわかったメリット・デメリット
ROOMIE

ROOMIE

ROOMIEは、「おうち」に関するあらゆる情報を発信するWEBメディアです。日々の暮らしを肩肘張らずに楽しむ新しいスタイルを提案し、実際の体験に基づいたお部屋の紹介、製品レビュー、生活のヒント、コラムなど多彩なコンテンツを展開しています。インテリアや日用品、DIY、家事の工夫など、暮らしに役立つ実用的な情報を豊富に取り揃え、読者が日々の生活を少し豊かにするためのアイデアを提供しています。

ウェブサイト: https://www.roomie.jp/

TwitterID: roomiejp

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。