韓国では今『韓国イタリアン』が人気らしい? →日本でも買える「ロゼパスタ」を食べてみた

サムギョプサル、トッポギ、チヂミ、チーズタッカルビ、冷麺などなど、韓国には魅力的なグルメがいっぱい。日本にもすっかり定着し、おなじみのものも多いですよね。

ところが最近は主に若者の間で、意外な韓国グルメが注目され始めているのだそうです。

『韓国イタリアン』が人気らしい

その意外なグルメとは『韓国イタリアン』。イタリアンに韓国ならではの食材や調味料を組み合わせたグルメのことで、特にパスタが大人気。

中でもトマトソースとクリームソースを合わせてピンク色になったロゼソースにコチュジャンや唐辛子などを加えた「ロゼパスタ」はすっかり定番となり、韓国のパスタ店には必ずといっていいほどメニューに入っているのだとか。

本格韓国パスタのセットが日本に上陸

そんな韓国パスタの注目商品が日本に上陸。イタリアの有名パスタブランド「バリラ」と韓国の食品メーカー「プルムウォン」が共同開発した本格チルドパスタ「Artisan(アルチザン)」が、コストコでの先行販売を経て9月から全国のスーパーなどで一般発売され始めています。

先日、地元のイオンで買い物をしていたらチルド食品売場でその商品を発見。本当に流行り始めてるんだ!

いったいどんなもんかな〜と気にしつつも、このときは買わずにいたのですが、後日たまたま試供品をいただける機会があったので実際に食べてみることができました。ありがとうございます!

2分もかからず作れるチルドパスタ

現在発売になっているのは「リコッタロゼ」「きのこクリーム」「イカスミオイル」の3種類。まずは韓国パスタらしさを最も堪能できそうな「ロコッタロゼ」から食べてみることにしました。

1パックには2食分のパスタとソースが入っていて、パスタはすでに茹でてあり、チルド状態でパックされています。

調理はフライパンでも電子レンジでも可能になっていて、フライパンで作る場合は2分もかからずにできてしまうそう。カップ麺より早い!

調理法はパスタとソースをフライパンに入れ、強火にかけながら約1分30秒混ぜるだけ!

最初はパスタがやや固く、1分半でちゃんと混ざるのか心配になりましたが、時間の経過とともにしっかりなじみました。

韓国パスタ「ロゼパスタ」の味は……!?

そして完成したのがこちら。ソースが見るからに濃厚そう……!

さてさて、どんな味がするのかなと思いながら食べてみると……あれっ、コチュジャンや唐辛子を加えるって聞いてたから意外なんだけど、辛さはほとんど感じません。結構身構えてしまっていただけに、これはある意味拍子抜け。

しかしそれ以上にトマトやチーズの風味が強くて、特にトマトの甘味や酸味がすごく際立っている印象……! なのにクリーミーでもあるし、ソース自体はいろいろな旨味がギューッと詰め込まれているというか、ものすごく濃密でかなりウマいぞ……!

そしてパスタはいわゆるリングイネで、食感はモチモチ。これはたぶんパスタそのものもモチモチなんですけど、ソースが濃密でどっぷり絡むから余計にモチモチ感が強調されているんですよね。これはいい。

トッポギとかも濃密なタレが絡んでモチモチ感が強くなっている印象があったり、この食感もまた韓国パスタならではなのかな〜と。

きのこの風味が豊かな「きのこクリーム」もイイ!

続いて「きのこクリーム」の韓国パスタも食べてみました。今度は電子レンジで調理してみます。

電子レンジでの調理は耐熱食器にパスタとソースを入れ、ラップをかぶせて数カ所に穴を開けたら600Wで3分半加熱。そして2分ほど置けば完成。フライパンで調理するより時間がかかるんですな。

で、こちらもやはりソースが濃密で、食感はとびきりモチモチ。マッシュルームの旨味とミルクやクリームのまろやかさがどっぷりと混ざり合い、トリュフの香りもアクセントとなったリッチな味わいとなっていました。

変わった調味料を使うというよりは、ソースの濃厚さも活かしてモチモチ感を前面に出しているのが、これらの商品を食べてみたうえでの「韓国パスタ」の印象ですね。確かにこれはハマる人はハマりそう!

日本ではまだ食べられる飲食店は少ないようですが、気になる方はまず今回紹介した「Artisan(アルチザン)」を試してみるといいかもしれませんよ。

(執筆者: ノジーマ)

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