アレックス・ウォーレン、「Ordinary」が2025年の米ビルボード“Songs of the Summer”チャート首位に
アレックス・ウォーレンの「Ordinary」が、米ビルボードによる2025年の“Songs of the Summer”チャートで首位を獲得した。同曲は、今シーズン全14週にわたり1位を独占し、タイトルを手にした。
全20位までのSongs of the Summerチャートは、メモリアル・デーからレイバー・デーまで(今年は6月7日付から9月6日付まで)のパフォーマンスを基準に算出され、ストリーミング、エアプレイ、セールスに基づく、米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”のデータをもとにランキングが決まる。なお、2024年のSongs of the Summerチャートに登場したタイトルや、2024年夏以前にHot 100入りした楽曲は、今年のランキング対象外となる。
「Ordinary」は、2025年のシーズンを通してSongs of the Summerチャートで首位を守り、さらにHot 100でも通算10週にわたって1位をマークした。シンガー・ソングライターのウォーレンにとって、この曲が同チャートで初の首位獲得となった。
1つの曲が、Songs of the Summerチャートをシーズンを通して独占するのは5年連続となった。過去には、ポスト・マローンの「I Had Some Help feat. モーガン・ウォーレン」(024年)、ウォーレンの「Last Night」(2023年)、ハリー・スタイルズの「As It Was」(2022年)、BTSの「Butter」(2021年)が同様に首位を独占してきた。
2023年と2024年に2年連続でNo.1となったウォーレンは、2025年のランキングに「What I Want feat. テイト・マクレー」、「Just in Case」、「I’m the Problem」の3曲をそれぞれ2位、3位、4位に送り込み、シーズン終了時のSongs of the Summerチャートでトップ5に3曲をチャートインさせた初のアーティストとなった。これら3曲はいずれも彼の最新アルバム『アイム・ザ・プロブレム』に収録されている。
特筆すべきは、「What I Want」が対象期間中に米国内で最も多くの公式ストリーミング数を記録し、その数は2億9800万回に達した点だ。一方、「Ordinary」はラジオ・エアプレイで9億3000万のオーディエンス・インプレッションを獲得し、ダウンロード・セールスが9万2000となり首位を記録した。
また、ケンドリック・ラマーとシザよる「Luther」は、2025年のSongs of the Summerチャートで5位となった。6位はレディー・ガガとブルーノ・マーズの「Die With a Smile」、7位はHUNTR/Xによる「Golden」、8位はチャペル・ローンの「Pink Pony Club」、9位はサブリナ・カーペンターの「Manchild」、そして10位はレイヴィン・レネーの「Love Me Not」となった。
Songs of the Summerチャートの各年TOP10、歴代最高の500曲、そして夏のシーズンを通して毎週更新されるチャートはいずれも米ビルボードのサイトでチェックできる。
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