オープン前から話題の「SOIL Nihonbashi Hotel」をレポ!植物やインテリア、音楽のこだわりにも注目だよ
昔ながらの下町っぽさが残る東京・日本橋に、新しい宿泊施設「SOIL Nihonbashi Hotel」が2025年9月1日(月)にオープン。
植物や自然、インテリアなどたくさんのこだわりが詰まっており、オープン前からすでに大きな話題になっているんです。
自然のニュアンスやカラーを取り入れたホテルで過ごしたら、日々の忙しさを忘れて癒されるはず。
室内でゆったりと過ごしたり、近所をお散歩してお店を回ったり、日本橋の新しい楽しみ方が見つかるかもしれません。
日本橋に「SOIL Nihonbashi Hotel」がオープン!

人形町駅より徒歩約4分、または三越前駅から歩いておよそ9分。静かな町を歩いていると、印象的なデザインの外観が見えてきます。
おしゃれでスタイリッシュさがありながらも、周りの町並みに不思議と馴染む佇まい。外から見ても、たくさんの植物があるのがわかりますね。

ホテルの設計デザインを手がけたのは、「自然と建築」を掲げる建築チーム「武田清明建築設計事務所」。
開業に向けて町をリサーチした際、近隣の地域では昔から植物の株分けの習慣があり、ご近所同士で株分けが繰り返された結果、路地裏に100種類以上の植物の鉢植えが並んでいるということがわかったそうです。
それを「路地裏園芸」と呼び、空間デザインのコンセプトに設定。
実際に近所の方からいただいた植物も、お部屋に飾られているんですよ。

「SOIL Nihonbashi Hotel」の近くには、ホテルと同じStaple(ステイプル)が運営するベーカリーカフェ「Parklet Bakery」、ワインショップ「timsum」、コワーキングスペース「Soil work Nihonbashi」も。
まわりのお店を回りながら、町とホテルをどちらも楽しめるような過ごし方を提案しているといいます。
「路地裏園芸」をコンセプトとした落ち着いた空間

お部屋は全部で14室。
最上階ワンフロアを占める「Park View Loft」のほか、「Studio Queen with Bathtub」「Studio Queen」「Studio Double with Bathtub」「Studio Double」が用意されています。
「Park View Loft」は入るなり、その開放感にびっくり!リビングとベッドエリア、バスルームが緩やかにつながる構成で、居心地の良い空間でゆったりと過ごすことができますよ。

お部屋は全体的にアースカラーで統一されており、落ち着く雰囲気。
ソファやプランター、ゴミ箱に至るまで、オリジナルデザインのインテリアも揃っています。

非日常感のある、大きなバスタブもおしゃれ。ホテルに宿泊する特別な日だからこそ、バスタイムもとことん充実させたいですね。

レンガモチーフも多く用いられており、室内にいながら自然を感じられるはず。

客室内のほか、ベランダにもたくさんの植物があるのですが、実はこれもご近所さんからお裾分けされたものなのだとか!
将来的にはホテルで育てた植物を、ご近所さんへ株分けしたいと考えているそうですよ。地域の方とつながりながら作り上げるホテルだなんて、とっても素敵ですよね。
カセットテープや石のインテリアなど…こだわり要素がたくさん!

音楽の聴き方として最近はサブスクが主流になっていますが、一方でアナログな方法もじわじわと話題。
「Park View Loft」のお部屋にはスタイリッシュなカセットテーププレーヤーが備わっていて、音楽が楽しめるんです!

客室にあるカセットテープは、ご近所さんから寄付されたもの。
ラベルのデザインにも個性が現れていて、「どんな人が聴いていたんだろう…」と想像しながら音楽を楽しめます。

「Park View Loft」以外のお部屋にも、コンパクトなカセットテーププレーヤーが用意されていますよ。

また、客室内で注目してほしいのが、さりげなく使われている“石”。
新潟・糸魚川の丸くてころころとした個性豊かな石が、ドアの取っ手やタオルフック、コップの持ち手などに使われているんです。

お部屋のホテルキーにも石を発見!
客室によって石も異なるから、どんな形や色の石が使われているのか、宿泊時のお楽しみですよ。

屋上にはゆっくりと時間を過ごせるファームガーデンがあり、チルタイムにぴったり。
1階のピッツェリアでピザをテイクアウトして、ここで食べるのも良さそうです。

ホテルにまつわる詳しいストーリーについては、客室内にあるSOIL JOURNALで確かめてみてくださいね。
1階のピッツェリア「Pizza Tane」も要チェック

ホテルの1階部分には、ピッツェリア「Pizza Tane」が入っています。
近所のベーカリーカフェ「Parklet Bakery」で大切に育てられてきた酵母を受け継ぎ、Pizza Taneではその“種”を育てて、サワードウ生地を窯で焼き上げているのだとか。
「Pizza Tane」という店名は、そんな“種”から由来しているそうです。

旬の野菜のピュレやローストをたっぷりとトッピングした、彩り豊かなグルメピザが名物。
ピザのパッケージやコースターもとってもおしゃれだから、ついつい自慢したくなっちゃいそうです。テイクアウトして、近くの公園でいただくのも良いかも。

店内には、カセットテーププレイヤーが設置されています。
こちらにもご近所さんから寄付されたテープがたくさんあり、ヘッドホンで試聴することもできますよ。

ホテルのみならず、町を丸ごと楽しめる宿泊施設「SOIL Nihonbashi Hotel」。
2025年9月1日(月)にオープン予定なので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
SOIL Nihonbashi Hotel
住所:東京都中央区日本橋人形町3丁目2-4
公式サイト:https://soilis.co/nihonbashi/
公式Instagram:@soil_nihonbashi

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