“日本一行きづらいミシュラン店”が麻布台ヒルズに1週間限定出店! 利尻らーめん 味楽

全国のラーメンを食べ歩くラーメンライター、井手隊長です。8月27日(水)から9月2日(火)までの7日間、麻布台ヒルズにて、北海道・利尻島の名店“利尻らーめん味楽”の期間限定ポップアップが開催されている。

“味楽”はミシュランガイドで二期連続でビブグルマンを獲得した実力派であり、「日本一行きづらいミシュラン店」としても知られる。東京を早朝に出てもその日の営業には間に合わないという噂もあるぐらいの場所である。そんな利尻島で大人気のラーメン店である。

味の決め手は、利尻昆布を贅沢に使用した芳醇なダシと、香ばしく焼き上げた醤油の香りである。昆布感をこれでもかと感じるスープと香り高い醤油で唯一無二の味わいを放つ。

今回のポップアップでは、ここでしか味わえない特別仕様の2品が提供されている。いずれも完成度の高い一杯で、既に長い行列ができている。

まずは「焼き醤油らーめん 極」だ。通常の焼き醤油ラーメンに、天然昆布の中でも1kgあたり3万円で取引される一等級品を加えることで、旨味を極限まで高めた一杯。

昆布の深いコクと焼き醤油の香ばしさが重なり合った奥行きのあるスープに、麺は北海道の老舗“西山製麺”の中太ちぢれ麺。

岩海苔やとろろ昆布、鹿児島県産黒豚のチャーシューなど、トッピングにも抜かりがない。まさに麻布台ヒルズ限定の「極み」と言える一杯だ。

そして「北の恵 海薫るつけ麺」。こちらは一杯3000円の贅沢な一品。北海道産小麦「春よ恋」などを使用した特製麺は、小麦そのものの香りが豊かで、しっかりとした歯応えを持つ。

この麺を、天塩産シジミを効かせた昆布水にひたして味わうのが第一の楽しみ。

つけダレには、利尻昆布の出汁に名古屋コーチンの鶏油を合わせ、さらに利尻島産のアワビ、枝幸産のホタテ貝柱を丸ごと加えている。贅を尽くしたつけ麺である。

そして、希少な「島海苔」これが最高。こんな旨い海苔はなかなか食べられない。どこまでも海を感じる一杯だ。

利尻の自然が育んだ滋味を、東京・麻布台で体験できる貴重な一週間。この機会に、唯一無二の一杯を堪能してみていただきたい。

【概要】
・開催期間:2025年8月27日(水)~9月2日(火)
・開催時間:物販10:00-20:00
      イートイン10:00-20:00(初日は11:00-20:00、最終日は10:00-19:00)
      ※LOは19:30、最終日のみ18:30
・場所:麻布台ヒルズ マーケット内

(執筆者: 井手隊長)

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