オアシス【Live ’25】再結成ツアー北米日程が開幕、初日セットリストが明らかに
オアシスの再結成ツアー【Live ’25】の北米日程の開幕公演が、現地時間2025年8月24日夜にカナダ・トロントで開催された。
ブリット・ポップの代表格であるこのバンドがカナダを訪れるのはほぼ17年ぶりで、彼らはその機会を最大限に活かした。コンサートが半分を過ぎた頃、「Stand by Me」の演奏中に雨が降り始め、その後ずっと降り続いたが、オアシスはセットリストを短縮することはなかった。
バンドは、彼らのディスコグラフィーから、名盤のデビュー・アルバム『オアシス』(原題:Definitely Maybe)から6曲、愛されている2ndアルバム『モーニング・グローリー』から8曲、そしてキャリアを通じての多くの曲を含む、全23曲を演奏した。いくつかの例外を除き、彼らは90年代の全盛期のヒット曲を主に演奏し、2000年以降の曲は2曲のみだった。
再結成ツアーの欧州での初期日程に注目していた人にとっては、驚くことは何もなかった。これは、ウェールズのカーディフでの再結成公演のオープニングから、北米公演前のアイルランドのダブリンでの公演まで、オアシスが演奏した23曲のセットリストと同じだった。しかし、「Wonderwall」や「Don’t Look Back in Anger」などの名曲を一緒に歌おうと会場に駆けつけたファンは、アンコールまで雨に濡れながら決して失望することなかった。
メンバーは現地時間午後8時45分にステージに登場したが、10年以上使用してきた彼らのイントロ曲「F**kin’ in the Bushes」(2000年)が流れる前、彼らはカナダ出身の伝説的ロック・ミュージシャン、ニール・ヤングの「Rockin’ in the Free World」をかけた。
オープニング・アクトはケイジ・ジ・エレファントで、ビルボード・カナダの“Hot 100”チャートにランクインした3曲「Ain’t No Rest For The Wicked」「Shake Me Down」「Come a Little Closer」を含む11曲のセットを披露した。
現地時間8月25日に新しいロジャース・スタジアムで公演を行ったオアシスは、米シカゴ、ニュージャージー州イーストラザフォード、ロサンゼルス、そしてメキシコシティへと移動する。
◎オアシス【Live ’25】セットリスト
2025年8月24日(日)カナダ・トロント ロジャース・スタジアム
「F**kin’ in the Bushes」(イントロ、『スタンディング・オン・ザ・ショルダー・オブ・ジャイアンツ』収録、2000年)
「Hello」(『モーニング・グローリー』収録、1995年)
「Acquiesce」(『ザ・マスタープラン』収録、1998年)
「Morning Glory」(『モーニング・グローリー』収録、1995年)
「Some Might Say」(『モーニング・グローリー』収録、1995年)
「Bring It on Down」(『オアシス』収録、1994年)
「Cigarettes & Alcohol」(『オアシス』収録、1994年)
「Fade Away」(『ザ・マスタープラン』収録、1998年)
「Supersonic」(『オアシス』収録、1994年)
「Roll With It」(『モーニング・グローリー』収録、1995年)
「Talk Tonight」(『ザ・マスタープラン』収録、1998年)
「Half the World Away」(『ザ・マスタープラン』収録、1998年)
「Little by Little」(『ヒーザン・ケミストリー』収録、2002年)
「D’You Know What I Mean?」(『ビー・ヒア・ナウ』収録、1997年)
「Stand By Me」(『ビー・ヒア・ナウ』収録、1997年)
「Cast No Shadow」(『モーニング・グローリー』収録、1995年)
「Slide Away」(『オアシス』収録、1994年)
「Whatever」(シングル、1994年)
「Live Forever」(『オアシス』収録、1994年)
「Rock ‘n’ Roll Star」(『オアシス』収録、1994年)
「The Masterplan」(『ザ・マスタープラン』収録、1998年)
「Don’t Look Back in Anger」(『モーニング・グローリー』収録、1995年)
「Wonderwall」(『モーニング・グローリー』収録、1995年)
「Champagne Supernova」(『モーニング・グローリー』収録、1995年)
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