【ビルボード】トシロウ(谷山紀章)「Hunting Soul」はじめ『ダンダダン』関連曲、グローバル・ジャパン・ソングスでトップ3独占 BABYMETAL/Corneliusが急上昇<8/22訂正>

 世界でヒットしている日本の楽曲をランキング化した “Global Japan Songs Excl. Japan”。今週はトシロウ(谷山紀章)「Hunting Soul」が首位を獲得した(集計期間:2025年8月8日~8月14日)。

 「Hunting Soul」は、現在放送中のTVアニメ『ダンダダン』第18話の挿入歌として制作された楽曲。作詞・作曲・編曲を永井聖一、プロデュースを牛尾憲輔が務めたほか、ギターをマーティ・フリードマン、ドラムをChargeeeeee…、ベースをわかざえもんが担当した。アニメ放送直後にYouTubeにてリリックビデオが公開され、9日には楽曲の配信もスタート。今週のビデオとオーディオを合算したストリーミング数は370万回を記録し、初登場首位に輝いた。

 さらに、同アニメの第2期オープニング・テーマに起用されているアイナ・ジ・エンド「革命道中」が前週6位から2位にジャンプアップ。当週は『THE FIRST TAKE』での披露も話題となり、前週比144%を記録。自身初のトップ3入りを果たした。さらに3位には第1期のオープニング・テーマであったCreepy Nuts「オトノケ」も続いており、『ダンダダン』関連曲がトップ3を占める結果となっている。

 最新作『METAL FORTH』が日本人グループ史上初の米ビルボードアルバムチャート初登場トップ10入りを果たしたBABYMETALは、同作より「KxAxWxAxIxI」がトップ100入り。国/地域別チャートでは、ドイツで20位に初登場した。

 今週、最も前週から再生数を伸ばしたのは、Cornelius「Typewrite Lesson」。同曲は1997年にリリースされたCorneliusの3rdアルバム『FANTASMA』の2010年の再発盤に収録されていた楽曲で、7月10日より配信がスタートした。ショート動画プラットフォームでは、本楽曲を使った動画がミーム化しており、国/地域別チャートではアメリカ、南アフリカ、イギリスでトップ20入りしている。

◎Global Japan Songs Excl. Japan トップ10
1位「Hunting Soul」トシロウ(谷山紀章)
2位「革命道中」アイナ・ジ・エンド
3位「オトノケ」Creepy Nuts
4位「Bling-Bang-Bang-Born」Creepy Nuts
5位「TOKYO DRIFT(FAST & FURIOUS)」TERIYAKI BOYZ
6位「死ぬのがいいわ」藤井 風
7位「真夜中のドア~stay with me」松原みき
8位「NIGHT DANCER」imase
9位「アイドル」YOASOBI
10位「おつかれSUMMER」HALCALI

〈Global Japan Songs Excl. Japan〉
日本の楽曲を対象に、Luminate Data LLCが集計した、日本を除く(excluding)世界200以上の国々における主要デジタル・プラットフォームの定額課金型(サブスクリプション)と広告支援型の公式ストリーミング、ダウンロードにそれぞれ比重をつけて算出し、ランク付けしたチャート。

〈Japan Songs(国/地域別チャート)〉
日本の楽曲を対象に、Luminate Data LLCが集計した上記データに、各国・地域独自の比重をつけて算出し、ランク付けしたチャート。現在ローンチしているのは韓国、シンガポール、インド、フランス、イギリス、アメリカ、ブラジル、南アフリカ、タイ、台湾、ドイツ、インドネシア、マレーシアで、順次追加予定。

※記事初出時、内容に誤りがございました。訂正してお詫びいたします。

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