リアム・ギャラガー、安全上の理由でオアシスのライブで打楽器を観客席に投げないと発表
リアム・ギャラガーが、複数のファンが負傷したことをうけて、安全上の懸念を理由に、オアシスのコンサートでタンバリンとマラカスを今後は観客席に投げないと発表した。
この決定は、【Oasis Live ’25】再結成ツアーの最中に行われた。16年ぶりに開催されているこのツアーは、7月にウェールズのカーディフで開幕し、マンチェスターとロンドンでの公演を続けていた。
先週初めに開催された、スコットランドのエディンバラにあるマーレイフィールド・スタジアムでの3公演中に、リアムは観客に打楽器を投げる伝統が正式に禁止されたと明かした。英ザ・サンによると彼は、「今夜はタンバリンやマラカスを投げられない。ダメって言われたんだ。ケチケチしてるわけじゃない。わかるだろ?」と観客に述べた。
そして、「さっき、“もうそんなことをするな”って言われたんだ。お前らがどう振る舞えばいいのか分かってないからだ。お互いの乳首や耳をつねるとかそんなクソみたいなことをしたり、股間を蹴り合ったりしてるから」と続けた。
最近ロンドンのウェンブリー・スタジアムで開催されたオアシスのコンサートで、42歳の女性がリアムのマラカスをキャッチした際に暴行される事件が発生した。英メトロの報道によると、女性は当初楽器をキャッチしたが、その後二人の男性にタックルされてそれを奪い取られた。女性はその後、自身の怪我の写真を英国のメディアに共有した。
【Oasis Live ’25】では、これが初めての事件ではない。今月初めには別のウェンブリーでのコンサートで、ファンが転落して死亡する事故が発生している。
オアシスは、現地時間2025年8月16日と17日にアイルランド・ダブリンのクローク・パークで2公演を行い、その後北米に移動し、8月24日から25日にかけてカナダ・トロントのロジャース・センターで公演を行った後、米シカゴ、ニュージャージー、ロサンゼルス、メキシコシティで公演を行う予定だ。
関連記事リンク(外部サイト)
オアシス、1996年ネブワース公演2日目が4Kデジタルリマスター上映
オアシス、再結成ツアーを記念したCASETiFYコレクションが発売
オアシス、英ロンドン公演で観客が転落死「衝撃を受け、悲しんでいる」

国内唯一の総合シングルチャート“JAPAN HOT100”を発表。国内外のオリジナルエンタメニュースやアーティストインタビューをお届け中!
ウェブサイト: http://www.billboard-japan.com/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。