大根おろしは冷凍でそのまま使える!辛くないおろし方動画も紹介

大根おろしは冷凍でそのまま使える!辛くないおろし方動画も紹介

焼き物・揚げ物・汁物など、いろいろな種類の料理に合う大根おろし。余った場合も冷凍保存が可能です。今回は、大根おろしの冷凍保存法と合わせて、辛くない部位の選び方と、辛くならないおろし方も動画で紹介します。

大根おろしの冷凍保存

大根おろしを多めにおろして作り置きしたり、使い切れずに余ったりした場合は、冷凍保存!そのまま自然解凍して使えるので、とても便利です。

水気を切り、ラップで包んだり、アルミカップ、製氷皿などに入れたりして小分けにする。

大根おろしの水気を切り、ラップに包み小分けにする
アルミカップに小分けにしてもOK
製氷皿に入れておく方法もある

ラップやアルミカップの場合はトレーにのせて、製氷皿の場合はそのまま冷凍庫へ。凍ったら、冷凍用保存袋に入れて保存。

ラップやアルミカップはトレーにのせて凍らせてから保存

●保存期間の目安
約1カ月

辛みが少ない部位の選び方

部位別の辛みや食感、水分量の違いは、下記となります。辛みが少ない大根おろしを作りたい場合には、「葉元(下の写真左端)」がオススメです。

●部位別の特徴

【葉元】繊維が多く食感は固めで、いちばん甘みが強い。シャキっとした食感を生かして、サラダや漬け物などに。甘みがあるので、煮物も美味しく作れるでしょう。

【真ん中】いちばん柔らかく、辛みと甘みのバランスが絶妙です。厚切りにして、煮物にしたり、おでんに入れたりと、オールマイティーな部分。

【先端】水分が少なめで、辛みをいちばん感じやすい部分です。この辛みを生かして「天ぷら用のおろし」はこの部分で作るのがおすすめ。汁物にも適しています。

大根は部位によって口当たりや辛さが異なる

辛くない大根おろしの作り方

おろし方でも、口当たりや辛みを調節することができます。

●作り方

半分に切り、さらに片手に収まる程度の大きさにする。

大根を半分に切ってからおろしやすい大きさにする

皮をむいた後、おろし器に対して直角に大根を当て、円を描くようにゆっくりとすりおろす。

おろし器に対して直角に当て、円を描くようにすりおろす

memo

おろし器に直角に大根を当ててすりおろすと、繊維が細かくなり、口当たり良く辛みの少ない仕上がりに。一方、斜めに当ててすりおろすと繊維が粗くなり、直角にすりおろした時よりも、大根の食感や辛みを感じやすくなります(カゴメVEGEDAY編集部調べ)。

おろし方や口当たりの違いを、動画でも紹介しています!

最後に

大根おろしの冷凍保存法と、辛くない部位の選び方や作り方を知って、料理に生かしてください。

大根の冷蔵・冷凍保存法はコチラ

大根の部位の特徴と調理法はコチラ

[大根]栄養や選び方、鮮度を保つ保存、下ごしらえ、切り方など

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ほぼ一年中出回っていますが、晩秋から初冬の秋冬大根が良く知られます。大根の辛みは、「イソチオシアネート」という成分によるもの。この成分は、大根をすりおろしたり切ることで生成されます。

最終更新:2025.08.13

文:アーク・コミュニケーションズ
写真(撮影):清水亮一(アーク・コミュニケーションズ/1・2・5枚目)、小林友美(1・3・6~8枚目)、山田和幸(1・4枚目)
写真(撮影協力):吉田めぐみ(1・2・5枚目)
監修:カゴメ

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