『モンハンNow』スタイル選択使ってる!? 現在ある3武器種6スタイルの魅力を改めて伝えたい

位置情報ゲーム『モンハンNow』は、現実世界に出現するモンスターを狩猟し集めた素材で武器や防具を生産強化しながら高みをめざしていくハンティングアクションゲーム。
従来のシリーズとはまったく異なるプレイ環境だが、位置情報を活用した唯一無二のモンハンライフを満喫できる存在であり、アップデートを重ねて遊びの幅がどんどん広がっている。
スタイル選択で新たな環境へ
本記事では狩猟中の立ち回りに変化を与えるスタイル選択について。
メディア向けに実施されたスタイル強化体験会を通じて感じた有用性を、現段階(2025/8/1)で実装済みの武器種ごとに動画を添えてリポート。
どんなハンターに向いているのか。
ふだんスタイル強化を活用している筆者の目線で現在の環境について触れていく。

G8から始まるスタイル強化の世界
2025年8月1日段階でスタイル選択が実装されているのは片手剣・太刀・ライトボウガンの3種類。
今月11日には大剣にも適用され、以降も武器種を増やしていく、今まさに旬なコンテンツのひとつだ。
このスタイル選択を適用させるにはまず、対象の武器をグレード8以上までアップグレードすることが大前提。
そこからスタイル強化でレベル5まで強化した後、固有の素材を使って2系統のスタイルから好きなものを選んで付与させるという流れになっている。
グレード8以上と聞けばかんたんに手が届きそうだけど、スタイル選択に必要な“変異した~”素材は星8以上、共通して必要になる貴竜石は星9以上の相手から入手可能とハードルが高い。
まずは下記のチャートに沿って自分の環境をチェックしてみよう。
【スタイル選択チャートで自己診断】

【スタイル強化の3ステップ】
こちらはスタイル強化に関するおもな要素を3つのステップで紹介。
一見すると複雑に感じるけど画像のとおり、わかってしまえばとてもシンプルだぞ。



片手剣のスタイル選択ガイド
片手剣のスタイルは“穿ち斬り”と“ジャストラッシュ”のふたつ。
■穿ち斬り
・斬撃攻撃に特化(盾攻撃がない)
・タップコンボによる攻撃回数が増える
【片手剣:穿ち斬り】
■ジャストラッシュ
・バックステップからジャストラッシュに繋げられる
・盾攻撃の増加により気絶を狙いやすい
【片手剣:ジャストラッシュ】
穿ち斬りは手数が多くダメージを与えやすく、そのぶん状態異常の蓄積も格段に早まる。
ジャストラッシュは硬直時間の長さがネックなぶん高火力で気持ちがいい。
手数の多さとアシストを兼ねた立ち回りなら穿ち斬り。
瞬間火力で詰めるのが好きならジャストラッシュかなと感じた。

太刀のスタイル選択ガイド
太刀のスタイルは“威合”と“気刃無双斬り”のふたつ。
■威合
・長押しで納刀し、溜められる(最大溜め2回)
・フリック操作でステップ回避ができる
・溜めを解放すると気刃解放斬りを発動
【太刀:威合】
■気刃無双斬り
・強化状態のタップ攻撃が変化(練気ゲージ赤)
・強力な多段攻撃が使える
【太刀:気刃無双斬り】
威合は溜め攻撃の火力が魅力的だが溜めが長く、ステップ回避に移行させるまでは少しもどかしい。
一方、気刃無双斬りは通常どおりの立ち回りから簡単に派生するので使い勝手がとてもいい。
練気ゲージの管理がちゃんとでき、モンスターの動きを見極め大ダメージを狙うなら威合。
手数で攻め立てたいなら気刃無双斬りが合っていそう。

ライトボウガンのスタイル選択ガイド
ライトボウガンのスタイルは“スライディングリロード”と“ステップショット”のふたつ。
■スライディングリロード
・回避行動でリロード(タップでリロード不可)
・1発でも使用済みだと次の弾種にリロード
※弾種を問わず、装填する速度は一定
【ライトボウガン:スライディングリロード】
■ステップショット
・ステップと同時に1発発射される
・弾がない場合は通常の回避アクションへ
※弾種を問わず、反動が一定
【ライトボウガン:ステップショット】
リロードの硬直を気にせず攻め入ることができ、状況に合わない弾の場合は1発撃って強制リロードなんてこともできるスライディングリロード。
回避しながらでも攻撃できることから被弾を逃れやすいステップショットは、モンスターの動きを覚えきれないひとにピッタリ。
スライディングリロードは戦略的な立ち回りが得意なひと向け。
ステップショットは回避行動は多く攻めるタイミングがわからずにいたひと向けといったところだろう。

スタイル強化の根本的な課題
冒頭で述べたとおり、スタイル強化はグレード8以上でかつ一部対象の武器にのみ適用されている。
そして、対象の武器ごとにレベル20までの強化要素があり、スタイル選択はその過程(レベル5)で発生する要素。
さらに、このレベル強化には武器固有(由来のモンスター)の素材が必要だ。

筆者はおもに太刀を使っていて、スタイル強化の対象となるベリオロス(氷属性)とアンジャナフ(火属性)の太刀を育成。
同属性のメインとして氷属性ならクシャルダオラ、火属性ならリオレウス希少種の太刀(いずれもG10-5)を活用しているのだけど、それらと比べてしまうとスタイル選択が行えるレベル5程度では主戦力とはならず。
個人的な感覚で言えばG10-5でかつレベル15あたりからやっと実用性を感じられるようになった。
もうひとつ言うなら、貴竜石があまりにも希少だしスタイルの変更にもその都度貴竜石が必要。
レベル上げに固有の素材を大量に使うので相当やりこんでいるハンターでもない限りオススメしにくい。

スタイル強化自体はとても魅力的で多くのハンターに使ってもらいたいのだけど現状は高嶺の花。
仮に開発側がこのスタイル強化を幅広く実践で役立ててほしいと考えているなら、毎月1武器種ずつ増えていくいまのうちに根本から見直す必要があるだろう。

P.N.深津庵
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