お父さん犬「ブラピたまには日本にこい!」が実現

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ベンジャミン・バトン 数奇な人生

ベンジャミン・バトン 数奇な人生

『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』はタイトルにもあるとおり、80歳という老人の状態でこの世に生れ、不思議なことにどんどん若返っていくという数奇な運命のもとに生まれた男の物語だ。1920年にF・スコット・フィッツジェラルド氏が執筆した短編小説がもとになった作品だが、この男の人生は短編では語りきれない、深く数奇な人生のようだ。ついにその男の人生が映画化である。

この作品の日本公開にあたり、主演のブラッド・ピットが来日することが決定。ソフトバンクモバイルのCMで、お父さん犬を演じるカイ君(犬)が「おいブラピ! たまには日本にこい!」と言っていたが、ついに実現することとなった。

それにしても、80歳で生まれてどんどん若返るということは、どんどん幼児になってしまうのだろうか? 老化や若返りなどに関する作品をいくつかご紹介するので、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』を観る前にチェックしてみるといいかもしれない。

■映画『タイムマシン』(2002年3月4日北米公開)
タイムマシンを起動させながら時をさかのぼりつつ、タイムマシンを囲む無干渉空間から肉体を出してしまうと、はみ出した部分だけがどんどん老化していく。走る自動車でたとえると、窓から手を出して風に当たっている部分だけ老化していくことになる。

■映画『インディ・ジョーンズ 最後の聖戦』(1989年5月24日北米公開)
イエスキリストの聖杯に水を注いで飲むと、決して死ぬことはないし、銃で撃たれた傷ですらすぐに治すことができる。しかし、少しずつではあるが聖杯で水を飲んでも老化は進むようだ。また、聖域から外に出ると聖杯による不死身の能力は効力をなくす。

■映画『アンドリュー NDR114』(1999年12月17日北米公開)
周囲の人間が老いて死んでいくことに対して葛藤する不死身のアンドロイド・アンドリューは、あえて老化する肉体のパーツを自分に搭載。臓器や皮膚など、すべての部分を人と同じように老いるようにした。

■漫画『ジョジョの奇妙な冒険 第三部 スターダストクルセイダーズ』(著・荒木飛呂彦)
超能力にも似た能力・スタンドのパワーで、自分の影に触れた者を若返らせる能力が登場。影に触れる時間が長いほど、どんどん若返ってしまい、最終的には胎児にまで若返り、生命の危機に陥る。その能力者を殺せば若返りは止まり、元の若さに戻る。

■漫画『ジョジョの奇妙な冒険 第五部 黄金体験』(著・荒木飛呂彦)
超能力にも似た能力・スタンドのパワーで、ある一定の範囲内にいる者たちをどんどん老化させることができる能力が登場。体温を上げないことで廊下を鈍化させることができるが、最終的には老衰で死亡にいたる。その能力者を殺せば老化は止まり、元の若さに戻る。

■漫画『洗礼』(著・楳図かずお)
老いていく自分の姿に我慢ができない女優が、自分の娘の肉体に脳を移植し、永遠の命を手に入れようとする物語。しかし、母親の遺伝で娘の身体にアザが出るなどの問題が発生し、母親は娘のケアに翻弄する。

よくよく考えると、20代くらいまで若返るのは嬉しい話かもしれないが、そこから先、幼児や胎児にまでなってしまうとすれば、あまりに恐ろしい話である。いったいどんな結末になるのか、これほどまでにエンディングが気になる映画はないのではないだろうか。

<作品詳細情報>
作品: ベンジャミン・バトン 数奇な人生
公開情報: 2009年2月7日(土)より丸の内ピカデリーほか全国ロードショー!
配給: ワーナー・ブラザース映画
公式サイト: http://wwws.warnerbros.co.jp/benjaminbutton/
(C) 2008 Paramount Pictures Corporation and Warner Bros. Entertainment All Rights Reserved

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